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札幌でNIPT検査がおすすめのクリニック7選!NIPT検査でわかることやメリット・デメリットも解説

日本では、晩婚化に伴い母親の出産年齢も上昇しています。

35歳以上は高齢出産に該当し、妊娠や出産に関する母体や胎児へのリスクに注意が必要です。胎児への影響のひとつに、先天性疾患の発症率の高さが挙げられます。

しかし、先天性疾患は出生前診断で検査できるようになりました。

また、胎児へのリスクがより低いNIPT(新型出生前診断)にも注目が集まっています。

本記事では、NIPT(新型出生前診断)の検査内容やメリット、デメリットの他、札幌でNIPTを受けられるおすすめのクリニックもあわせて紹介します。

札幌周辺でNIPTを受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

NIPT検査(新型出生前診断)とは

新型出生前診断であるNIPT(Non-Invasive Prenatal genetic Testing)は、2011年にアメリカで開発されました。

日本国内では2013年から導入されており、出生前診断の選択肢のひとつとして普及率が高まっています。NIPTで調べられることは、胎児が先天性疾患を持っているリスクの程度です。

羊水検査や絨毛検査が確定的検査である一方、NIPTは非確定的検査に分類されます。

ただし、NIPTはお腹に針を刺す必要がないため、流産や死産のリスクが低い方法です。確定的検査を受けるための判断基準としてNIPTが注目されています。

胎児の状態を確認できる

出生前診断では、母体の血液や羊水などに含まれる胎児の細胞から胎児の状態を確認します。確定的検査とは異なり、先天性疾患を持っているのかどうかを確定させることはできません。

しかし、確定的検査は胎児への影響が大きいため、受けることをためらう方も多いでしょう。NIPTでは染色体異常による疾患のリスクの程度がわかるため、確定的検査を受けるかどうかの判断基準として活用可能です。

高齢出産の方や、過去に染色体異常の胎児の妊娠経験がある方など、出産に不安がある方は検討してみてください。

ほかの診断方法と異なる点

出生前診断は確定的検査と非確定的検査に分類されます。

確定的検査
  • 羊水検査
  • 絨毛検査
確定的検査
  • NIPT(Non-Invasive Prenatal genetic Testing)
  • コンバインド検査
  • NT(nuchal translucency)
  • 母体血清マーカー検査

確定的検査では先天性疾患を持っているかどうかを確認可能です。非確定的検査は、先天性疾患のリスクの程度を調べる検査です。NIPTは母体からの採血のみで検査できるため、流産や死産のリスクが低い特徴があります。

また、NIPTは非確定的検査の他の3種類より早期に検査が受けられます。

検査時期
  • NIPT:妊娠10~15週
  • コンバインド検査:妊娠11~13週
  • NT(nuchal translucency):妊娠11~13週
  • 母体血清マーカー検査:妊娠15~18週

より早く結果がわかるため次のステップに進みやすく、心の準備がしやすいでしょう。

NIPT検査で診断できること

NIPTで診断できる先天性疾患は、染色体数の異常による疾患です。人間には1対2本の染色体があり、常染色体22対(44本)、性染色体1対(2本)が通常の本数です。

しかし、染色体の本数が多かったり少なかったりする場合に染色体異常が起こります。

NIPTでは主に、次の3種類の先天性疾患のリスクを検査可能です。

  • パトー症候群(13トリソミー)
  • エドワーズ症候群(18トリソミー)
  • ダウン症候群(21トリソミー)

それぞれの疾患の特徴やNIPTで確認できる他の先天性疾患を紹介します。

パトー症候群(13トリソミー)

22対の常染色体のうち、13番目の染色体が3本ある場合にパトー症候群(13トリソミー)を発症します。心臓や脳などの成長障がいを起こすため流産や死産のリスクが高く、生後1年以内に亡くなる割合は約90%です。

ただし、手術や補助器具などを活用すれば10年以上生きられるケースも確認されています。

また、母親が35歳の場合は約1万人に1人の確率でパトー症候群を発症するため、高齢出産の方は注意が必要です。

エドワーズ症候群(18トリソミー)

22対の常染色体のうち、18番目の染色体が3本ある場合にエドワーズ症候群(18トリソミー)を発症します。

心臓や骨などの成長障がいを起こし、低身長で産まれてくる場合があります。流産や死産のリスクが高く、生後1年以内に亡くなる割合は約90%です。

ただし、新生児集中治療や手術などにより1歳を過ぎても生きられるケースが確認されています。

また、エドワーズ症候群の男女比は男児:女児=1:3で、女児の発症率が高い傾向があります。

母親が35歳の場合は約4,000人に1人の確率でエドワーズ症候群を発症するため、発症率が高い疾患です。

ダウン症候群(21トリソミー)

22対の常染色体のうち、21番目の染色体が3本ある場合にダウン症候群(21トリソミー)を発症します。パトー症候群やエドワーズ症候群と比較すると生存率が高く、平均寿命は約60歳です。

ただし、ダウン症候群は心臓や消化管、目などに疾患を抱えているため、手術や通院が必要な場合が大半です。母親が35歳の場合は約400人に1人の確率でダウン症候群を発症するため、高齢出産の方は注意が必要です。

また、ダウン症候群は特有の顔つきが特徴のため、超音波エコー検査で確認できる可能性もあります。

その他の染色体異常

認可施設でNIPTを受けた場合、前述の3種類の染色体異常が検査対象です。

しかし、認可外施設ではその他の疾患も確認できる場合があります。

  • ターナー症候群(モノソミーX)
  • トリプルX症候群(トリソミーX)
  • クラインフェルター症候群(XXY)
  • ヤコブ症候群(XYY)
  • ディジョージ症候群(22q11.2欠失症候群)
  • ウルフ・ヒルシュホーン症候群(4p欠失症候群)
  • 1p36欠失症候群
  • プラダー・ウィリー症候群
  • ねこ啼き症候群(5p欠失症候群)
  • アンジェルマン症候群

疾患によっては成長障がいや知的障がいを有するため、認可外施設のNIPTでリスクが高いと診断された場合は、かかりつけの産科医への相談をおすすめします。

NIPT検査のメリット

NIPTを受けるメリットを4つ紹介します。

後述のデメリットとあわせて、検査を受けるかどうかの判断材料にしてみてください。

胎児への影響が少ない

従来の出生前診断は、母体のお腹や膣に針を刺して検体を採取する必要があります。そのため、胎児に悪影響を及ぼす可能性が高く、流産や死産、早産を引き起こすリスクが高い検査です。

また、胎児への影響を心配しながら検査を受けることは、母体の心身に大きなストレスがかかります。

しかし、NIPTは母体からの採血のみで検査できるため、胎児への安全性が高い検査方法です。

妊娠して早い段階で検査可能

出生前診断で先天性疾患を持っているかどうか、又は疾患のリスクが確認された場合、人工妊娠中絶を考える方もいるでしょう。

しかし、人工妊娠中絶できる時期は妊娠21週6日までと、母体保護法により定められています。

そのため、出生前診断の結果が出るまでの期間を踏まえ、検査時期には目安があります。

検査時期の目安
  • NIPT:妊娠10~15週
  • コンバインド検査:妊娠11~13週
  • NT(nuchal translucency):妊娠11~13週
  • 母体血清マーカー検査:妊娠15~18週
  • 羊水検査:妊娠15週以降
  • 絨毛検査:妊娠10~13週

非確定的検査のうち、NIPTは最も早い妊娠10週目から検査可能です。

家族の話し合いや出産に向けた準備など、妊娠を継続するかどうか考える時間が十分に取れます。

短時間で検査が終わる

NIPT検査は採血のみでよいため、短時間で検査が終了します。身体への負担やストレスを最小限に抑えられるため、検査内容や結果に不安を抱いている方も安心して受診可能です。

また、大半の出生前診断は、検査結果が出るまでに数週間かかります。

  • NIPT:1~2週間
  • コンバインド検査:約2週間
  • NT(nuchal translucency):当日
  • 母体血清マーカー検査:約2週間
  • 羊水検査:3~4週間
  • 絨毛検査:2~3週間

NIPTはNTに次いで2番目に早く結果がわかります。羊水検査や絨毛検査などの追加検査を受ける場合は検査時期も考慮しなければならないため、NIPT検査がおすすめです。

精度が高い

NIPTは感度、特異度、的中率、偽陽性(偽陰性)の4項目によって検査精度が表されます。

  • 感度:実際に染色体異常を持つ胎児が、NIPTで陽性判定を受ける確率
  • 特異度:染色体異常を持たない胎児が、NIPTで陰性判定を受ける確率
  • 偽陽性:陽性判定を受けても、実際は染色体異常を持たない場合
  • 偽陰性:陰性判定を受けても、実際は染色体異常を持つ場合

とくにダウン症候群(21トリソミー)の検査精度が高く、的中率は感度(陽性)99%以上、特異度(陰性)99.9%以上です。

偽陽性や偽陰性の可能性はゼロではありませんが、高確率で的中するため、羊水検査や絨毛検査を受ける判断基準に適しています。

NIPT検査のデメリット

NIPTではすべての疾患がわかるわけではなく、高額な費用もかかります。

前述のメリットとあわせて、NIPTを受けるかどうかよく検討してみてください。

検査対象が限定される

認可施設では、検査前のカウンセリングやアフターフォローが充実しています。

しかし、次の条件に該当しなければ認可施設ではNIPTを受けられません。

認可施設で受ける条件
  • 出産時に35歳以上である(高齢出産)
  • 母体血清マーカーや超音波検査で、胎児の染色体数異常の可能性を指摘された
  • 染色体数異常を持つ子どもを妊娠、出産した経験がある
  • 胎児の父母のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有しており、遺伝による染色体異常症の可能性がある

認可施設では検査を受けられる対象が限られます。

しかし、認可外施設には年齢や既往歴などの条件がないため、条件に該当しない方は認可外施設がおすすめです。

費用がかかる

日本国内では、2023年時点でNIPTの検査費用は保険適用外です。そのため、認可外施設でNIPTを受ける場合はクリニックにより費用が異なります。

また、日本では臨床試験の段階のため、検査のリスクを踏まえ費用が高額に設定されています。

現状の費用相場は約20万円ですが、NIPTが妊婦検診に含まれるようになれば費用を抑えることも可能でしょう。

検査可能な染色体が限られる

NIPTが検査できる項目は染色体数の異常です。そのため、胎児が持つすべての先天性疾患を検査できるわけではありません。

また、NIPTはあくまでも先天性疾患を持つリスクを判定する検査のため、偽陽性や偽陰性の可能性があることも十分に理解する必要があります。

羊水検査や絨毛検査を受けるかどうか迷っている方、陽性の場合に人工妊娠中絶を検討する方などの選択肢のひとつとして活用してみてください。

札幌でNIPT検査が可能なおすすめクリニック7選

札幌周辺でNIPTの検査が受けられるおすすめのクリニックを7施設紹介します。

認可施設と無認可施設のどちらで検査を受けたいか、カウンセリングや追加検査が受けられるかなどを比較し、自身の希望に合う施設を選んでみてください。

札幌医科大学附属病院

診療時間9:00~17:30
休診日土曜、日曜、祝日、年末年始
電話番号011-611-2111
所在地〒060-8543北海道札幌市中央区南1条西16丁目291
アクセス地下鉄東西線西18丁目駅5、6番出口より徒歩3分
施設の特徴
  • 認可施設
  • 他のクリニックに通院している場合は紹介状が必須
  • 遺伝カウンセラー在籍(毎週月曜と金曜午後に実施)
  • 羊水検査や絨毛検査が受けられる
  • NICUが併設されている(9床)

札幌医科大学附属病院はNIPT検査の認可施設です。遺伝カウンセラーが在籍しており、羊水検査や絨毛検査も同施設で受けられます。

また、産科や新生児部門(NICU)も併設されているため、出生後の治療についても相談可能です。

検査項目
  • パトー症候群:13トリソミー
  • エドワーズ症候群:18トリソミー
  • ダウン症候群:21トリソミー

札幌医科大学付属病院で受けられるNIPT検査は、認可施設で実施される基本の3種類の先天性疾患に限られます。

検査前後のカウンセリングや追加検査の受けやすさを重視する方におすすめです。

北海道大学病院

診療時間遺伝出生前診断外来(火曜のみ、時間は要相談)
妊婦専門外来(火曜、水曜13:00~17:00)
一般産科外来(月曜、水曜、木曜9:00~11:30)
休診日土曜、日曜、祝日、年末年始
電話番号011-716-1161
所在地〒060-8648北海道札幌市北区北14条西5丁目
アクセス地下鉄南北線北12条駅より徒歩6分
施設の特徴
  • 認可施設
  • 初診時は紹介状が必要
  • 妊娠8週を過ぎてから予約可能
  • 遺伝カウンセラー在籍(臨床遺伝子診療部に所属)
  • 羊水検査が受けられる
  • 胎児疾患の治療が可能

NIPT検査認可施設の北海道大学病院では、遺伝出生前診断外来でNIPTの検査が可能です。遺伝カウンセリングや羊水検査も同施設で受けられるため、他のクリニックを受診する必要がありません。

また、胎児の疾患に関する治療や、妊産婦と家族への支援もおこなっているため、安心して出産を迎えられるでしょう。

検査項目
  • パトー症候群:13トリソミー
  • エドワーズ症候群:18トリソミー
  • ダウン症候群:21トリソミー

北海道大学病院で受けられるNIPT検査は、認可施設で実施される基本の3種類の先天性疾患に限られます。

検査前後のカウンセリングや胎児疾患の治療を希望する方におすすめです。

NIPT平石クリニック

診療時間10:00~19:00(札幌提携院)
休診日不定休
電話番号0120-220-944
所在地〒060-0004北海道札幌市中央区北四条西2-1-1 カメイ札幌駅前ビル3F(札幌提携院)
アクセスJR札幌駅南口より徒歩3分
施設の特徴
  • 認可外施設
  • 妊娠6週目から検査可能
  • 最短3日で検査結果がわかる
  • 羊水検査の追加費用を全額負担
  • 遺伝カウンセラー在籍
  • 顧客満足度95%以上
    ※2019~2022年 日本マーケティングリサーチ機構による顧客満足度調査より

NIPT平石クリニックは、全国に多数の提携院を持つNIPT検査の認可外施設です。通常のNIPTは妊娠10~15週を目安に検査をおこないますが、NIPT平石クリニックでは妊娠6週目から検査が受けられます。

また、検査から最短3日で結果がわかるため、次のステップに早く進みたい方におすすめです。

検査項目
  • 基本検査:13、18、21トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • 全染色体検査:1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • 微小欠失検査:1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定+微小欠失検査

NIPT平石クリニックでは全染色体検査が受けられる他、追加で受ける羊水検査の費用が全額負担されます。

早く検査を受けたい方や費用の負担を軽くしたい方におすすめです。

ミネルバクリニック

診療時間10:00~20:00
休診日火曜、水曜
電話番号03-3478-3768
所在地〒107-0061東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階(東京本院)
アクセス東京メトロ銀座線外苑駅前2b出口より徒歩1分
施設の特徴
  • 認可外施設
  • 妊娠9週目から検査可能
  • オンライン診療可能
  • 陽性的中率100%、偽陰性0の検査実績
  • 羊水検査の費用を一部負担

ミネルバクリニックは、NIPT検査のオンライン診療をおこなっている認可外施設です。本院(東京都)に来院できない方は近隣の医療機関で採血をおこない、オンラインでカウンセリングや結果確認ができます。

また、検査精度が高い第2世代、第3世代のNIPT検査を採用しているため、陽性的中率100%、偽陰性0の検査実績が特徴です。

検査項目
  • スーパーNIPTベーシック:13、18、21トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • スーパーNIPTジーンプラス:13、18、21トリソミー検査+性染色体検査+100種の遺伝子検査+微小欠失検査+性別判定
  • スーパーNIPTジーンプラスペアレントコンプリート:スーパーNIPTジーンプラス+父親由来の遺伝子検査
  • コンプリートNIPTデノボプラス:全染色体検査+性別判定+100種の遺伝子検査+微小欠失検査+父親由来の遺伝子検査

ミネルバクリニックでは全染色体検査が受けられる他、陽性判定後の医療機関の紹介をおこなっています。

また、NIPTの検査前に互助会(カトレア会)に入会した方は、追加で受ける羊水検査の費用が15万円まで負担されます。

近くにNIPTの検査施設がない方や、より精度の高い検査を受けたい方におすすめです。

ヒロクリニック札幌駅前院

診療時間10:00~18:00
休診日火曜、水曜
電話番号0120-16-9629
所在地〒060-0003北海道札幌市中央区北3条西3丁目1 41N北3西3ビル3階
アクセスJR札幌駅より徒歩6分
施設の特徴
  • 認可外施設
  • 最短2日で検査結果がわかる
  • 羊水検査の追加費用をクリニックが負担
  • 国内の検査機関で検査可能
  • 3万件以上の検査実績

ヒロクリニック札幌駅前院は、NIPTの検査実績3万件以上の認可外施設です。通常の認可外施設では、採血した血液を海外の検査機関に輸送する場合が大半です。

しかし、ヒロクリニックでは認可施設と同様に国内の検査機関に検査を依頼しています。輸送日数が短縮されるため、最短2日で検査結果が確認可能です。

検査項目
  • N-Guard Quad(A):13、18、21トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • N-Scan ADD(F):1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定+50種以上の遺伝子検査
  • N-Advance 100+(FMX):1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定+微小欠失検査+100種の遺伝子検査+常染色体全領域部分欠失部分重複の検出

ヒロクリニックの検体は国内検査機関に送られますが、認可外施設と同等の幅広い遺伝子疾患を検査可能です。

結果を早く知りたい方や、検査精度の高さを重視する方におすすめです。

NIPTクリニック札幌院

診療時間11:00~20:00
休診日不定休
電話番号0120-330-987
所在地〒060-0061北海道札幌市中央区南一条西
アクセス地下鉄大通駅より徒歩1分
施設の特徴
  • 認可外施設
  • 妊娠6週目から検査可能
  • 最短3日で検査結果がわかる
  • 羊水検査の追加費用を全額負担
  • 検査を2回おこなうため検査精度が高い
  • 顧客満足度95%以上
  • ※2019~2022年 日本マーケティングリサーチ機構による顧客満足度調査より

NIPTクリニック札幌院は、DNA先端医療株式会社の提携院です。

妊娠6週目から検査可能で、1回分の費用で2回検査が受けられます。検査精度が高く、陰性的中率は99.99%以上です。

検査項目
  • 基本検査:13、18、21トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • 全染色体検査:1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • 微小欠失検査:1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定+微小欠失検査

NIPTクリニック札幌院では、認可施設で実施される基本の3種類検査に加え、全染色体検査や微小欠失検査が受けられます。

検査精度の高さや実績で選びたい方におすすめです。

ゴールデンゲートクリニック

診療時間9:00~17:30
休診日日曜、祝日
電話番号011-206-8717
所在地〒060-0041北海道札幌市中央区大通東4丁目1-19 大通東やまむらセンタービル地下1階
アクセス地下鉄東西線バスセンター前駅8番出口直結
施設の特徴
  • 認可外施設
  • 年齢制限がない
  • 羊水検査費用の補助あり
  • リモートで遺伝カウンセリングが受けられる

ゴールデンゲートクリニックは、NIPT Japan 株式会社による新型出生前診断の採血が受けられる施設です。検査はアメリカのカルフォルニア州にあるベリタナ・ヘルス社に依頼しており、5~10日後に検査結果が通知されます。

また、NIPT検査後にかかりつけ医で羊水検査を受けた場合は、検査費用の一部が負担されます。(NIPT検査費用を上限とする)

検査項目
  • 3種染色体異数性検査:13、18、21トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • 全染色体異数性検査:1~22番トリソミー検査+性染色体検査+性別判定
  • 全染色体+微小欠失検査:1~22番トリソミー検査+性染色体検査+微小欠失検査+性別判定

希望者はリモートによる遺伝カウンセリングが受けられるため、自宅から相談可能です。

通院をなるべく避けたい方や検査後のカウンセリングを受けたい方におすすめです。

札幌でNIPT検査を受けるクリニックの選び方

札幌周辺でNIPTを受ける場合、どのクリニックで検査を受けるか迷っている方もいるでしょう。

クリニックを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。

いくつか候補のクリニックがある方は、次のポイントを基に選んでみてください。

認可施設と認可外施設

NIPTには、日本医学連合会から認可を受けている認可施設があります。一方、認可施設以外のクリニック(検査施設)が認可外施設です。

いずれもNIPTが受けられる点は同じですが、検査を受けられる条件やアフターフォローなどの点において違いがあります。

認可施設の特徴
  • 検査を受けるための条件がある
  • 専門医やカウンセラーによるカウンセリングが受けられる
  • 追加検査やカウンセリングなどのアフターフォローが充実している
認可外施設の特徴
  • 年齢制限や条件がない
  • カウンセリングを受けられる施設もある
  • 追加検査の手配は自身でおこなう
  • 最短で、受診当日に検査可能

検査条件に該当している方は認可施設がおすすめです。しかし、35歳未満の方やアフターフォローを重視する方は認可外施設が適しています。

自身の希望や条件に合う施設を選びましょう。

NIPT検査の実績がある

認可外施設では、原則誰でもNIPTが受けられます。しかし、稀に検査方法や管理が不十分な施設があり、誤診や事故が発生する場合があります。

不適切な施設で検査を受けることがないよう、慎重にクリニックを選ぶことが大切です。

信頼できるクリニックの判断基準のひとつとして、NIPTの検査実績を確認してみてください。公式サイトに記載されている情報や口コミなどをよく確認し、信頼できるクリニックで検査を受けましょう。

遺伝カウンセリングがある

NIPTの認可施設や一部の認可外施設では、専門カウンセラーによる遺伝カウンセリングが受けられます。

認定遺伝カウンセラーが在籍している施設では、次のような内容を相談可能です。

  • 染色体や遺伝子の異常による先天性疾患について
  • 胎児が先天性疾患を持つ場合の妊娠や出産について
  • 追加検査や人工妊娠中絶について
  • 出産後の治療や費用について
  • 胎児の兄弟姉妹への影響について など

自身では抱えきれない悩みを相談できるため、遺伝カウンセリングが受けられる施設を選ぶ方法もおすすめです。

羊水検査がある

NIPTの認可施設や一部の認可外施設では、同施設で羊水検査を受けられる場合があります。他の検査施設を探す手間が省ける他、予約が取れずに検査時期を逃す心配もありません。

NIPTで陽性だった場合に追加検査を受けようと考えている方は、羊水検査が受けられる施設がおすすめです。

検査費用

2023年時点の日本国内では、NIPTは臨床試験段階です。日本医学連合会が認めている認可施設も増えていますが、現状は自由診療で検査しているクリニックが大半です。

そのため、検査を受ける施設ごとに検査費用が異なります。費用相場の約20万円を基に、自身の予算に合う施設を選びましょう。

また、羊水検査や絨毛検査を追加で受ける場合には、別途費用がかかります。追加検査を無料でおこなっている施設もあるため、あわせて確認してみてください。

札幌でNIPT検査を受ける際の流れ

NIPTを受ける際は、次のような流れで検査がおこなわれます。

  1. 検査の予約をする
  2. カウンセリングや医師の診療を受ける
  3. 検査を受ける(採血)
  4. 検査結果が通知される
  5. 追加検査を受ける
    ※希望する方のみ

かかりつけの産科以外で検査を受ける場合は、自身で予約を入れましょう。予約した日はカウンセリングと診療のみで、検査は後日の場合があります。

早く検査を受けたい方は、予約の時点での確認をおすすめします。

検査は、母体からの採血のみで検査終了です。胎児へのリスクは低いため、安心してリラックスした状態で臨みましょう。

1~2週間後に文書やメールなどで結果が通知されます。施設によっては医師から直接報告される場合もあり、必要に応じてカウンセリングや追加検査を受けましょう。

まとめ

NIPTは母体や胎児への安全性が高い出生前診断のひとつです。日本国内では臨床試験段階のため、受けられる施設が限られている点や費用の高さがネックになるでしょう。

しかし、検査の精度が高くアフターフォローが充実している施設も増えているため、メリットとデメリットを理解したうえで検査を受けてみてください。

また、札幌周辺でNIPTを受けたいと考えている方は、本記事で紹介したクリニックがおすすめです。

クリニック選びのポイントを基に、自身の希望に合うクリニックで検査を受けましょう。

<参考>
札幌医科大学付属病院
北海道大学病院
NIPT平石クリニック

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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