ダーマペンは、数多くある美容医療の中でも人気の施術です。施術直後からダウンタイムの症状が現れますが、2週間程度で治まり、綺麗な肌を手に入れられます。
主な症状には、赤みや腫れ、かゆみなどが挙げられますが、人によって重さや期間は異なります。
ただし、適切なスキンケアをおこなえば、ダウンタイムの症状を抑えたり、期間を短縮したりすることも可能です。
本記事では、ダーマペンのダウンタイムについて紹介します。おすすめのスキンケア方法や注意点も解説するため、ダーマペンのダウンタイムに不安を抱えている方はぜひ参考にしてください。
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ダーマペン後のダウンタイムで起こりやすい症状

ダーマペンは、髪の毛より細い針で肌表面に小さな穴を開け、自然治癒力を向上させる治療方法です。そのため、肌に刺激を伴うことが多く、副作用の症状が出やすい施術の一つでもあります。
ダーマペン施術後のダウンタイムで起こりやすい症状は次の5つです。
- 赤み
- 腫れや発疹
- 内出血
- かゆみ
- 皮むけ
ダーマペンの施術を受けたあとでダウンタイムの症状に慌てないように、確認しておきましょう。
赤み
ダーマペンは、髪の毛より細い針で肌表面に穴を開け、本来持っている自然治癒力を引き出すことで、肌を綺麗にする治療方法です。髪の毛より微細な針ではあるものの、針を直接刺して穴を開けるため、肌が刺激を感じて赤みやほてりを引き起こす可能性があります。
赤みは2~3日程度続きますが、1週間も経てば治まることが大半です。赤みが引いてくると、ダーマペンの効果が現れて、肌に透明感やツヤが出てきます。
腫れや発疹
針で刺されることによって肌が一時的に炎症を起こし、腫れや発疹が現れるケースもあります。ダーマペンは針を深く刺すほど肌の深部までダメージが到達します。
ダメージが大きければ大きいほど回復に必要な血流量も増加するため、それに伴って腫れや発疹が現れます。顔がパンパンになるまで腫れ上がることは滅多にありませんが、人によっては気になる方もいるでしょう。
腫れや発疹が気になる場合は、患部を保冷剤で冷やして、しばらく様子を見ましょう。時間が経っても症状が落ち着かなかったり痛みを感じたりする場合は、クリニックの医師に相談してください。
内出血
ダーマペンは極細針を肌に刺す治療のため、施術直後は出血状態になるケースが多いです。出血はすぐに治まることが多く、2~3日後にはかさぶたとなって自然に剥がれ落ちるため、そこまで心配する必要はないでしょう。
しかし中には、肌の内側で出血を伴う、内出血の症状が出る場合もあります。内出血が起こると患部が黄色っぽく変色したり、青あざのように見えたりします。数日~1週間も経てば徐々に目立たなくなるため、焦る必要はありません。
どうしても気になる場合は、保冷剤を巻いたタオルで冷やすとよいでしょう。
かゆみ
赤みや腫れなどの症状に伴って、肌にかゆみが生じる場合もあります。かゆみを感じた場合は、なるべく患部に触れないようにしてください。触ったり強く掻いたりすると、肌に刺激を与えてしまい、症状がさらに悪化する恐れがあります。
ダーマペンの施術後は肌が敏感になっているため、いつも以上にダメージを受けやすい状態です。なるべく刺激を与えず、丁寧なケアを意識しましょう。かゆみを我慢できない場合は、保冷剤で冷やすのが効果的です。
患部を冷やすことで、かゆみはもちろん、赤みや腫れなどの症状も治まります。
皮むけ
ダーマペンの施術後は、皮むけの症状が起きることもあります。皮むけは肌が再生する過程で起こる症状のため、基本的には数日も経てば治まります。ただし、皮むけがある間は無理やり剥がしたり、皮膚を擦ったりする行為は控えてください。
ダーマペン施術後の肌はとても敏感な状態です。肌を傷めてしまうと、綺麗に再生できなくなります。

ダーマペン後のダウンタイムの目安や経過

続いて、ダーマペン施術後のダウンタイムについて解説します。
ダウンタイムでは、先ほど挙げたような赤みや腫れ、内出血などの症状が現れますが、日が経つにつれて症状は改善していきます。
ダウンタイムの経過 | 主な症状 |
---|---|
施術直後 | 出血や赤みなどの症状が現れる |
施術から数時間後 | 出血がかさぶたに変化 腫れやかゆみの症状が出る |
施術翌日 | 人によっては内出血が現れる場合も |
施術から1週間後 | すべての症状が治まり、肌が綺麗な状態になる |
施術直後と、翌日から1週間の経過について見ていきましょう。
施術直後や当日
【施術直後】
施術直後は、肌が傷ついてダメージを負っている状態です。多くの方に、出血や赤みなどの症状が現れます。
施術直後は、保湿やクーリング、鎮静パックなどのアフターケアをおこなうクリニックもあります。肌の出血や炎症、乾燥などのあらゆる症状を抑える効果が期待できるため、用意されている場合はなるべく受けるようにしましょう。
【施術から数時間後】
施術から数時間が経過すると、出血は徐々に治まります。かさぶたに変化しますが、施術後の肌はとても敏感な状態のため、無理やり剥がしたり擦ったりしないように気を付けましょう。
また、赤みや腫れ、かゆみの症状が現れる場合があります。我慢できないときは、間違っても掻きむしったり触ったりせず、保冷剤や凍らせたタオルで患部を冷やすようにしてください。
施術翌日から1週間
【施術翌日】
施術から2~3日経過すると、内出血が目立ってくることもあります。はじめは青あざのようになり、その後黄色っぽく変色していきます。
不安に感じる方も多いですが、数日も経てば元通りになるため心配する必要はないでしょう。どうしても気になる場合は、保冷剤で冷却するのがおすすめです。むやみやたらに触ると症状が悪化する恐れもあるため、冷やすのみに留めておいてください。
【施術後1週間】
施術から1週間経つと、直後や当日に見られた症状は治まります。
乾燥によって起こっていたバリア機能の低下も回復し、毛穴の開きや色素沈着などの肌悩みも改善されます。肌が全体的に綺麗な状態になり、ダーマペンの効果を感じられるでしょう。
万が一、施術後2週間が経過しても症状がよくならなかったり悪化したりした場合は、アレルギーである可能性が高いです。施術をおこなったクリニックに相談しましょう。

ダーマペン後のダウンタイム中の注意点

ダーマペン施術後のダウンタイム期間中は、肌がデリケートな状態です。
そのため、正しいケアをおこなうことが非常に重要です。
ここからは、ダーマペン後のダウンタイムで注意すべき4つのポイントを紹介します。
- 肌に刺激を与えない
- 肌を乾燥させない
- 入浴・運動・飲酒をしない
- 施術当日は洗顔やメイクを控える
それぞれ見ていきましょう。
肌に刺激を与えない
ダーマペン施術後の肌はとてもデリケートな状態です。普段なら何ともないような刺激も、大きなダメージになってしまう可能性があります。
紫外線や物理的なダメージは、なるべく避けましょう。室内にいたとしても、日焼け止めは欠かさず塗ることが大切です。外出時はSPFやPA値が高い日焼け止めを塗り、日傘や帽子で陽の光から身を守るよう心がけてください。
また、スキンケアの際は肌を叩いたり擦ったりせず、優しく丁寧なケアを意識しましょう。なるべく新しいスキンケア用品の使用は避け、普段から使い慣れたアイテムを使うようにしてください。
ダウンタイム中に普段と異なるスキンケア用品を使用すると新しい成分が刺激になり、症状を悪化させる原因につながります。
肌を乾燥させない
ダーマペン施術後は、肌の乾燥にも気を付けてください。施術後の肌はバリア機能が低下気味で、刺激を受けやすくなります。
肌のバリア機能を補うためには、とにかく保湿が重要です。乾燥させないスキンケアを心がけましょう。洗顔料やクレンジングはなるべく低刺激のものを使用するのがおすすめです。洗浄力があまりにも強いと、肌に必要な潤いもすべて落としてしまいます。
また、洗顔後は導入美容液やブースターを使用して、肌に水分が入りやすい状態に整えるとよいでしょう。その後の化粧水はたっぷり塗布します。化粧水の量が少ないと肌の保水力が低下して乾燥の原因になります。
そして最後は、水分を逃がさないように乳液やクリームでしっかりとフタをしましょう。
入浴・運動・飲酒をしない
ダーマペンのダウンタイム期間中は、入浴や運動、飲酒など、身体の代謝を上げる行為をおこなわないことも重要です。
代謝が上がって血行が良くなると、赤みや腫れ、かゆみの症状が悪化する恐れがあります。ダウンタイムが長引く原因にもなるため、安静に過ごすことを心がけましょう。
ちなみに、多くのクリニックでは、ダーマペン施術当日の激しい運動や入浴、飲酒が禁止されています。
施術当日は洗顔やメイクを控える
施術当日は、洗顔やメイクを控えましょう。
洗顔料やメイク用品に含まれる成分が肌に悪い影響を及ぼす恐れがあるためです。ダーマペンで開けた穴が完全に塞がっていない状態でメイクをすると、傷口から細菌が入り込み、炎症を引き起こす原因になります。
そのため、当日のメイクは控え、肌を休ませるようにしてください。翌日以降であればメイクは可能ですが、赤みや腫れが強く出ている場合は控えた方がよいでしょう。
肌に負担がかかってしまい、ダウンタイムを長引かせる原因になります。施術後数日間はノーメイクで過ごしても問題ないように、スケジュールを調整しておくのがおすすめです。
ダーマペン後におすすめの基本的なスキンケア方法

ダーマペン施術後の肌は、少しの刺激にも反応してしまうほどデリケートです。そのため、なるべくダメージを与えないよう丁寧にケアすることが大切です。
とくに、次の3点に注意してスキンケアをしましょう。
- 施術した部位に触れない
- 肌の保湿をする
- 紫外線対策をする
それぞれ解説します。
施術した部位に触れない
治療を施した部位には、なるべく触れないようにしてください。気になるからといってむやみに触ってしまうと、肌ダメージが酷くなる原因になります。
とくに、ダーマペンの施術後は肌にかさぶたができやすくなります。無理やりはがすと傷が付いてしまい、ダウンタイムが長引いたり、赤みが残ったりすることもあるため、くれぐれも注意してください。
スキンケアの際も、なるべく丁寧に、優しいタッチを心がけましょう。化粧水を叩き込んだり、擦ったりするのは控えてください。
肌の保湿をする
ダーマペン施術後は、バリア機能が低下して肌が乾燥しやすくなります。そのため、保湿ケアはとても重要です。保湿をしっかりおこなうことで、外部の刺激から肌を守ることが可能です。
肌が乾燥すると皮むけや赤みにもつながるため、施術後は肌を守るためにも常時保湿を心がけてください。秋冬など乾燥しやすい季節はもちろん、春夏も気は抜けません。エアコンなどの空調によっても肌は乾燥するため、メイクの上から保湿できるアイテムを常備しておくと安心です。
紫外線対策をする
ダーマペン治療を受けた肌は、紫外線によるダメージを受けやすくなります。肌への刺激や負担を減らすためにも、紫外線対策は徹底しておこないましょう。
また、紫外線はシミやシワ、色素沈着など将来的な肌悩みにもつながります。ダメージによって肌のバリア機能が低下すれば、肌荒れや毛穴開きの原因にもなり得ます。日焼け止めはもちろん日傘や帽子などのアイテムも使用して、紫外線から肌を守りましょう。

ダーマペン後のダウンタイムを短縮する効果的なスキンケア方法

ダーマペン施術後のダウンタイムは、効果的なスキンケアをおこなうことによって期間を短縮することも可能です。
具体的には、次のような方法が挙げられます。
- 鎮静パックや美容液を処方してもらう
- メイクを控えたり薄くしたりする
- 正しい洗顔をおこなう
ダウンタイムの期間を少しでも短くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
鎮静パックや美容液を処方してもらう
クリニックによっては、施術後に鎮静パックをしてくれたり、専用の美容液を処方してくれたりするところもあります。
鎮静パックは、肌の赤みや腫れを抑える効果が期待できます。
施術直後の肌状態が変わるのはもちろんダウンタイムの短縮にも効果的なため、無料の場合はなるべく受けるのがおすすめです。もし用意されていなくても、有料のオプションとして付けられる場合もあります。気になる方は、カウンセリング時に確認しましょう。また、専用の美容液がある場合は、迷わず処方してもらいましょう。
ダーマペンのダウンタイムの長さは、スキンケアアイテムによっても大きく変化します。ダウンタイムに適した美容液を使用することによって、赤みや腫れなどの症状を抑えることが可能です。
メイクを控えたり薄くしたりする
ダーマペン施術後のダウンタイム期間は、なるべくメイクは控えましょう。
濃いファンデーションやポイントメイクは、肌への負担がどうしても大きくなってしまいます。
外出をしない日や予定がない日は、日焼け止めのみを塗って過ごすのもおすすめです。ダウンタイムを短くしたいのであれば、施術後1週間はナチュラルメイクを心がけてください。
どうしてもメイクをしなければならないときは、薄付きのファンデーションや肌に優しい化粧品を使うようにしましょう。
正しい洗顔をおこなう
正しい洗顔をおこなうことも、ダウンタイムを短縮させるポイントです。
洗顔料は手のひらや専用のネットでしっかりと泡立ててから、優しく肌にのせましょう。間違っても、顔で泡立てることは絶対に避けてください。肌へ大きく負担をかけることになり、ダウンタイムを長引かせてしまいます。
ジェルやミルクタイプの洗顔料を使用する場合は、摩擦がおこらないようたっぷりと手に取り、優しく洗顔しましょう。洗い流すときは、手でお湯をすくって流しましょう。
シャワーの直当ては肌に負担を与えてしまうため控えてください。保湿をする際も、肌を擦ったり、強く叩き込んだりするのはやめましょう。手のひらで温めてから、肌に優しくのせて浸透させてください。
ダーマペン後のダウンタイムやスキンケアに関するよくある質問

ここからは、ダーマペン後のダウンタイムやスキンケアに関して、よく寄せられる質問に回答していきます。ダウンタイムに不安を抱えている方はぜひ参考にしてください。
ダーマペン後にニキビが発生したら?
ダーマペンの施術後は、ニキビが発生するケースがあります。
基本的には好転反応であることが多いため、気にする必要はありません。好転反応とは、肌が綺麗になる過程でおこる症状のことをいいます。一時的に症状が悪化したような状態になりますが、時間が経てば改善します。
しかし、中にはニキビが大量に発生するケースもあるため、不安に感じる方もいるでしょう。好転反応は効果が出ている証拠です。肌に負担をかけないように過ごしていれば、自然と改善していきます。
ただ、ニキビ治療薬は、ダーマペン施術後の肌に強い刺激を与える可能性が高いので、使用しないように気を付けましょう。時間が経ってもニキビが改善しない場合は、クリニックに相談してください。
赤みがいつまでも消えないときは?
針を刺す深さや施術箇所によっては、赤みがなかなか消えないときもあります。
しかし、10日~2週間経過しても赤みが消えない場合は、クリニックの医師に相談してください。
赤みと思っていたものが実は内出血だった場合もあるため、自己判断で対処方法を間違えないよう、医師の指示を仰ぎましょう。
医療用ワセリンはいつ塗る?
クリニックによっては、ダウンタイム中のスキンケアとして医療用ワセリンを処方するところもあります。
医療用ワセリンは純度が高くて肌への刺激が少ないため、施術直後から化粧水や保湿剤の代わりに使用しても問題ありません。ただ、肌の状態によっては毛穴が詰まる原因になるため、様子を見て使用するのがおすすめです。不安な場合はクリニックの医師に相談しましょう。
ダーマペンの効果はいつから出始める?
ダーマペンの効果は、施術後3~7日くらいから出はじめます。ターンオーバーによって古い角質の皮むけが起こり、そこから1週間かけて、肌を綺麗な状態へと整えていきます。
施術後2週間もすれば、ハリとツヤのある肌を手に入れることが可能です。ただし、効果が出るタイミングは元々の肌の状態や施術方法でも異なります。ニキビ跡の程度によっては、一度の施術で肌が綺麗に生まれ変わるわけではないため、注意が必要です。

まとめ
ダーマペン施術後のダウンタイムでは、肌への負担を少なくすることが重要です。洗顔やスキンケアでは擦ったり叩いたりせず、肌に優しく触れるようにしましょう。
また、紫外線ダメージにも気を付けてください。
施術後の肌はとてもデリケートな状態です。肌に刺激を与えてしまうと、ダウンタイムが長引くのはもちろん、赤みが残ってしまう恐れもあります。
適切なスキンケアをおこない、ツヤとハリのある美しい肌を手に入れましょう。
