そばかすやシミ治療のひとつとしてレーザー治療がありますが、次のように悩む方もいるのではないでしょうか。
- レーザーで早くそばかすやシミを消したいが、メリットやデメリットが気になる
- 東京にはそばかすやシミのレーザー治療が受けられるクリニックが多く、どのクリニックを選べばよいか分からない
レーザー治療はピンポイントでそばかすやシミにアプローチできるため、早い効果が期待でき、多くの美容クリニックで取り入れられています。
本記事では、美容クリニックの選び方や、東京でそばかすやシミのレーザー治療をしている12の美容クリニックの紹介、基本的な対策などを紹介しています。
自身に合う美容クリニックでレーザー治療を受けて、そばかすやシミのない綺麗な肌を目指しましょう。
そばかす・シミの原因は?
そばかすやシミの原因には紫外線や遺伝のほか、睡眠や食事などの生活習慣の乱れも影響します。
紫外線
肌は紫外線を浴びると、そばかすやシミの原因となるメラニンを生成します。メラニンの本来の役目は肌の保護です。
通常であれば役目が終わると代謝により表面に押し上げられ、最終的には垢となって排出されます。
しかし、加齢や生活習慣の乱れが積み重なりターンオーバーが乱れると、メラニンの排出が滞り、そばかすやシミとなって現れます。
レジャーシーンのように長時間外で紫外線を浴びる場面で気を付けるのはもちろんのこと、買い物の時や通勤時、車の運転時など、日常的な紫外線対策が大切です。
遺伝
そばかすやシミのできやすさは遺伝によっても差があり、とくにそばかすは遺伝的要素が強いとされています。
メラニンには、黒褐色のユーメラニンと、黄色や赤色のフェオメラニンの2種類があり、ユーメラニンが多いと黒っぽく、フェオメラニンが多いと白っぽい肌になります。
フェオメラニンが多く白っぽい肌をしている方はそばかすができやすく、その子どももそばかすができやすいです。遺伝は回避が難しいので、紫外線対策やスキンケアで予防するしかありません。
生活習慣の乱れ
タンパク質やビタミン、ミネラルが不足している食事や睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、そばかすやシミの発生につながります。
緑黄色野菜やフルーツに多く含まれているビタミンやミネラル、牛肉や魚介類、豆類に豊富なタンパク質が摂れる食事を心がけましょう。
良質で十分な睡眠や、バランスのとれた食事によりターンオーバーを整え、そばかすやシミを予防しましょう。
そばかす・シミを予防方法
そばかすやシミを予防する方法には次の4つがあります。毎日の食事やスキンケアなど、生活習慣を整えることが重要です。
- 肌への刺激を少なくする
- 食生活に気を付ける
- 紫外線対策をする
- 毎日のスキンケア
肌への刺激を少なくする
メラニンの本来の機能は、肌を守ることです。肌に強い刺激が加わると、肌を守ろうとする防御機能がはたらき、メラニンの生成が促進されます。
また、肌のバリア機能も弱くなり、より一層そばかすやシミができやすい状態となります。ゴシゴシ顔を洗うといった、肌の刺激になることは避けなければなりません。
食生活に気を付ける
そばかすやシミを予防するためには効果的な栄養素を摂取し、体内からケアすることも大切です。
次の表は有効な栄養素であるビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、L‐システインの作用とこれらが含まれている食べ物について一覧表にしたものです。
食品 | 作用 | |
---|---|---|
ビタミンC | オレンジ、キウイフルーツイチゴ、パプリカ | 黒色メラニンの生成を抑制 酸化して黒くなったメラニンを淡色に還元 |
ビタミンA | かぼちゃ、ほうれん草、トマト | 黒色メラニンの生成を促す酵素の作用を抑制 |
ビタミンE | アボカド、ナッツ類 | ビタミンCのはたらきを補助活性酵素の作用を抑制 |
L‐システイン | 牛肉、小麦、かつお節、豆類 | 肌代謝を促進し黒色メラニンの排出を補助活性酵素の作用を抑制 |
単体では摂取しにくいものもあるため、野菜スープや炒め物、フルーツやナッツ類を入れたヨーグルトなど、取り入れやすい形で日常的に摂取するよう意識しましょう。
紫外線対策をする
そばかすやシミ予防には紫外線対策は欠かせません。紫外線はそばかすやシミの原因となるメラニンの生成を促進するからです。
紫外線対策にはUVカット用品や日焼け止めの使用などはもちろんのこと、日差しが強い時間帯の外出を避ける、日陰を歩くなどの対策も必要です。
UVカット用品には帽子、日傘、アームウォーマー、カーディガンなどがあります。暑い日でも苦しくないように、通気性がよいものやひんやりと感じる加工がされているものをおすすめします。
日焼け止めに記載されているSPFやPAの数値は、紫外線の防御効果を示しており、数値が大きいほど防御効果が高いです。
ただし数値に比例して肌への負担も大きくなるため、使用シーンに関係なくただ大きいものを選べばよいわけではありません。
次の表はシーン別で使い分けるSPFやPAの数値にしたものです。
シーン | |
---|---|
SPF10~20、PA+~+++ | 洗濯物、買い物 |
SPF40~50、PA+++~++++ | 長時間の外出 |
屋内や車内でも紫外線の影響はあるため、窓際に座ったり運転席や助手席にいたりしても紫外線を浴びていることを忘れずに対策しましょう。
日焼け止めは1日に1回塗ればよいわけではありません。効果の持続は2時間程度のため、2時間おきに塗り直し、汗をかいたり泳いだりして日焼け止めが落ちた場合は、その都度塗り直しましょう。
紫外線は3月から急増し、5月から7月にかけてピークを迎えます。真夏のみでなく、春〜初夏にかけても対策に気を抜いてはいけません。
毎日のスキンケア
そばかすやシミ予防は毎日のスキンケアの積み重ねが大切です。美白有効成分に着目して基礎化粧品を使いましょう。
美白有効成分とは、美白の効果があるものとして厚生労働省から使用の許可がおりているものです。ビタミンC誘導体やアルブチン、トラネキサム酸などは、耳なじみがある方も多いのではないでしょうか。
メラニンの生成を抑制するもの、できてしまったメラニンを還元しシミを薄くするもの、ターンオーバーを整えてメラニンの排出を促すものなどがあります。
美白有効成分が含まれている基礎化粧品を使うのはもちろんですが、保湿も欠かせません。
保湿を怠り肌が乾燥すると、肌のバリア機能が弱くなり、紫外線の刺激を受けやすくなってしまいます。化粧水を付けたあとには乳液やクリームを使用し、しっかりとした保湿が大切です。
長時間のメイクやゴシゴシとした洗い方、メイクの落とし忘れも肌に大きなダメージを与えます。メイクはその日のうちに落とし、肌を休ませましょう。
そばかす・シミを治すには?
一度できてしまったそばかすやシミを短時間で簡単に消すことが難しい場合もあります。
美容クリニックでおこなわれている次の4つの治療を受けるのもおすすめです。
- ピーリング
- フォトフェイシャル
- レーザー治療
- 薬の服用
ピーリング
肌に薬剤を塗ることで古い角質を剝がれやすくし、ターンオーバーを促進する治療です。
繰り返しのピーリングによりターンオーバーがさらに促進され、溜まったメラニンは排出、そばかすやシミが徐々に薄くなる効果が期待できます。
美容治療を受けるときに懸念されるのがダウンタイムです。ダウンタイムとは施術後に起きる痛みや赤みの症状が治り、通常の状態に戻るまでの期間をいいます。
ピーリングは顔の痛みや赤みなどのダウンタイムの症状がほとんどない点や、治療時間が短い点も大きな魅力です。
多くの美容クリニックではサリチル酸マクロゴールが使用されており、角質を剥がれやすくする成分と、皮膚の保護作用がある成分を混ぜた薬剤が使用されています。
サリチル酸単体では角質の溶解作用が強すぎて、炎症を起こす可能性がありますが、肌の保護作用があるマクロゴールに溶かすことで、肌を守りながら角質除去できる利点があります。
フォトフェイシャル
IPL(インテンスパルスライト)という特殊な光を顔全体に当てることで肌トラブルを解消する方法です。
光を照射するのは顔全体ですが、作用するのは黒色と赤色のターゲットのみなため、トラブルが起きていない細胞は傷付きません。
そばかすやシミの原因となるメラニンのみならず、赤ら顔の原因となるヘモグロビンにも作用し、顔全体のトーンアップが期待できます。
光の照射と同時に冷却ガスも出るので、痛みが軽減され麻酔をする必要がない点も強みです。ダウンタイムはなく、施術後すぐにメイクでき、気軽に治療が受けられます。
1回で効果を感じる場合もありますが、3~4週間に一度を目安に数回治療を重ねることで、より効果が実感できます。
レーザー治療
特定の波長のレーザーを用いて、狙った場所の深くまで届き、メラニンを破壊する治療です。
レーザーはフォトフェイシャルと比べて色素を分解する力が強く、1回で効果が期待できる一方で、肌にも強い刺激が加わります。
痛みを感じる可能性があるので、麻酔クリームを使用できるクリニックが多いです。
治療箇所に深く作用するため、1~2週間は紫外線のような外部の刺激から守る必要があり、テープや絆創膏で保護しなければなりません。
少ない回数でそばかすやシミを除去できる反面、一部の方にはPIHという炎症後色素沈着の症状がでる場合もあります。
少ない回数でそばかすやシミの除去効果を感じたい方にはおすすめの治療方法です。
薬の服用
そばかすやシミに対して有効な成分の代表はビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、L‐システインです。
次の表はビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、L‐システインの作用をまとめたものです。
作用 | |
---|---|
ビタミンC | 黒色メラニンの生成を抑制 酸化し黒くなったメラニンを淡色に還元 |
ビタミンA | 黒色メラニンの生成を促す酵素の作用を抑制 |
ビタミンE | ビタミンCのはたらきを補助活性酵素の作用を抑制 |
L‐システイン | 肌代謝を促進し黒色メラニンの排出を補助活性酵素の作用を抑制 |
食事では補いきれない成分を、サプリメントや医薬品の内服により補足するのも有効です。
サプリメントや医薬品の内服は、できてしまったそばかすやシミを完全に無くすよりは、薄くしたり発生を予防したりするのが目的です。
有効成分が同じように含まれているものでも、市販薬と医療用医薬品に分けられ、2つには違いがあります。
市販薬は成分の含有量が少なく設定されていますが、処方箋が不要で手軽に入手でき、医療用医薬品は有効成分の含有量が多い一方で、副作用が発生する可能性があります。
そのため医師による処方や薬剤師による調剤が必要です。2つの違いを理解し、自身に適している方を使用しましょう。
そばかす・シミの治療はレーザーがおすすめ
そばかすやシミのレーザー治療は、強めの刺激によりピンポイントでターゲットを攻撃するため、早い効果を期待できる点が一番の強みといえます。
ピーリングや毎日のスキンケア、内服薬による治療で限界を感じている方にはおすすめの治療方法です。
次章より、東京でそばかすやシミのレーザー治療が受けられる12のクリニックを紹介します。
東京でそばかす・シミのレーザー治療がおすすめの美容クリニック12選
東京にはそばかすやシミのレーザー治療が受けられる美容クリニックの数は多く、次の12のクリニックをピックアップしました。
それぞれの美容クリニックが導入しているレーザー機器やアフターフォロー体制などを中心に紹介します。
- エトワールレジーナクリニック
- 品川美容外科
- 東京美容外科
- TCB東京中央美容外科
- 表参道メディカルクリニック
- 湘南美容クリニック
- 品川スキンクリニック
- 城本クリニック
- 聖心美容クリニック
- シロノクリニック
- ガーデンクリニック
- 共立美容外科
エトワールレジーナクリニック
そばかすやシミのレーザー治療には3つのプランがあり、ピコスポット、ピコトーニング、コンビネーションに分かれています。
コンビネーションとは、ピコスポットとピコフラクショナルを組み合わせたプランのことです。ピコトーニングとピコフラクショナルを組み合わせることで、そばかすやシミだけでなく毛穴にもアプローチし、肌をトータルケアすることができます。
3つのプランでは全てピコレーザーを使用しており、熱ではなく光の衝撃波によってメラニンを破壊、パルス幅が短いレーザーにより、ターゲットを狙い定めた攻撃が可能です。
カウンセリングは、VISIAという10万人以上のデータベースをもとに解析できるシステムの活用と医師による診察があり、正確な肌診断がおこなわれます。
品川美容外科
Qスイッチヤグレーザー、Qスイッチルビーレーザー、ピコレーザーなどさまざまな機器を導入しており、一人一人の肌の状態に合った治療がおこなわれています。
全国で39院展開、開院35年、約1300万件の症例実績(1989年1月〜2022年6月時点)があり、長年人々の美容に携わっているクリニックです。
施術前のカウンセリングは、最初はスタッフによるカウンセリング、次に医師によるカウンセリングの計2回あり、可能な限り多くの要望に添えるよう工夫されています。
カウンセリング当日に施術を受けたり、後日に施術を受けたりできるなど、自身の希望やスケジュールに沿って動けます。
ビューティーメンバーズクラブの入会により20〜30%オフで施術が受けられ、複数回施術が必要な場合でもお得です。
東京美容外科
使用しているピコレーザーはトラセンドで、2つの波長により薄いシミから濃いシミまで除去できます。
光の衝撃波が作用するため、トラブルが起きていない周辺細胞へは影響が少なく、痛みやダウンタイムなど、肌へのダメージが抑えられる方法です。そばかすやシミのレーザー治療で危惧されている炎症後色素沈着も起こしにくいです。
治療後は無料検診が永久保証されており、アフターフォロー体制も整っています。
来院によるカウンセリングはもちろんのこと、希望によりWebカウンセリングも実施しており、Webカウンセリングルームにいる医師に相談が可能です。
ポイントカード制も導入しており、1円を1ポイントとして加算されるので、複数回の治療が必要な場合でもお得に受けられます。
TCB東京中央美容外科
ピコレーザーによる治療がおこなわれており、1秒の1兆分の1の速さであるピコ秒で照射するため、痛みやダウンタイムが少ないです。
ピコレーザーと同時にイオン導入や高濃度ビタミンC点滴などとの併用を勧めており、より一層美肌になれるようサポートしています。
土日祝日も含んだ9~23時まで対応しているカスタマーセンターが設置されており、仕上がりや痛み、腫れ、ダウンタイムの不安も相談が可能です。
万が一トラブルが発生した場合には、すべて無料にて修正、回復、アフターケアがおこなわれています。
近くにクリニックが無く、施術が受けにくい方のために交通費補助制度を全クリニックが導入しており、最大3万円まで補助されます。
表参道メディカルクリニック
ピコレーザーによるそばかすやシミ治療をおこなっており、光の作用でメラニンを分解、薄いシミも逃さず除去でき、濃くなる前から対処が可能です。
パルス幅が短いレーザーのため、短い照射時間でターゲットを破壊でき、肌へのダメージも抑えられます。
シミ取り放題プランがあり、多数のシミで治療費用に不安を感じる方でも安心して受けられます。
六本木院および六本木院本院には保育士常駐のキッズルームを完備、子どもを預けられず受診しにくい方でも利用しやすいです。
湘南美容クリニック
エンライトンⅢ、エンライトンSR、PQXピコレーザーの3種類の機種を導入しており、状態に適した治療が可能です。
シミ取り放題も可能で、そばかすやシミが多い方でも安心して治療が受けられます。
近くにクリニックが無く通院しにくい方のために交通費支給制度があり、一定の条件を満たした場合に支給されます。
ポイントカード制も導入しおり、1円1ポイントから貯められ、そばかすやシミのレーザー治療以外でも使用でき、より一層美肌へのアプローチが可能です。
24時間対応のWebカウンセリングがあり、不安な点があればいつでもすぐに相談できるシステムが整っています。
Web操作が苦手な方でも相談できるよう電話でも相受け付けており、10~23時まで、土日祝日も対応しています。
品川スキンクリニック
品川美容外科と品川スキンクリニックは、同じ品川グループのため、どちらのクリニックでも同じメニューを同じ金額で提供しています。
東京都内の多くの品川美容外科と品川スキンクリニックは併設されていますが、表参道院と立川院は、品川スキンクリニックのみです。
人気の機器やメニューは多くの院で導入していますが、一部の店舗でしか導入していない機器もあるため、希望がある場合は確認しましょう。
城本クリニック
城本クリニックが導入しているレーザーはスペクトラレーザーです。熱によるダメージが少ないため、肝斑の原因となるメラノサイトへの刺激は避けつつ、メラニンの破壊が可能です。
5mmの小さいシミから価格を設定しており、そばかすやシミが大きくなってしまう前から治療が受けられます。
Webページから利用できる写メ診断により、些細な悩みでも気軽に相談が可能です。
城本クリニック専売の化粧品も販売しており、治療後もスキンケアには注意を要するそばかすやシミ治療をサポートしています。
聖心美容クリニック
第二世代型ピコレーザーマシン「ディスカバリーピコプラス」を導入しており、1台で4役こなせる特徴があります。
ピコ秒で照射できるだけでなく、ナノ秒とマイクロ秒によるパルス幅も選択可能な上、長短さまざまな波長を組み合わせられるので、あらゆるそばかすやシミの治療が可能です。
直径1mmから20mmまで、幅広い価格設定をしており、小さいシミから大きいシミまで対応しています。
施術の3か月後に満足度調査を実施しており、結果は医師やその他スタッフに返されるため、スタッフ一同、常に患者のことを考えて取り組んでいるとのことです。
施術後自宅に戻ってから不安を感じてしまう方のために、24時間緊急サポート体制をとっており、治療直後からサポートできるように体制化しています。
シロノクリニック
シロノクリニックでおこなわれているレーザー治療はQスイッチルビーレーザー、Qスイッチヤグレーザーなどがあります。
QスイッチルビーレーザーはQスイッチモードとノーマルパルスモードの2つのモードを組み合わせ、シミの種類や状態にあわせて効果的にアプローチが可能です。
Qスイッチヤグレーザーは肌の深い部分にある色素にアプローチできる機器です。
どちらの機器もハイパワーかつ短時間で照射可能で、周囲の細胞への影響を抑えながら高い効果が期待できます。
施術後でも重要となる睡眠や食事、ストレス解消方法など、肌に負担をかけない生活について、医師や看護師などの医療従事者がアドバイスしています。
電話またはメールでカウンセリング予約ができ、祝日以外の全日予約可能です。
ガーデンクリニック
ガーデンクリニックに導入しているピコレーザーはエンライトンです。2つの波長を使い分け、表在しているシミや深在しているシミなど、さまざまなものにアプローチできます。
照射時間を表すパルス幅は短く、熱ではなく光の衝撃波によってターゲットを破壊するため、正常細胞への影響が抑えられる特徴があります。
1mmの大きさから価格が設定されており、非常に小さいシミの治療も可能で、カウンセリング時に提示した価格以上の追加はありません。
年中無休の相談窓口があり、ささいな疑問や不安もいつでも相談できます。
治療後の経過観察として、無料で定期検診が受けられ、アフターフォロー体制も充実しています。
共立美容外科
共立美容外科で導入しているピコレーザーはピコドリームです。
ピコドリームは熱ではなく光の衝撃波によりメラニンを粉砕するため、周囲の正常細胞への影響も少なく、ダウンタイムも心配ありません。もしも痛みが不安な場合は麻酔クリームの使用も可能です。
スペクトラレーザーやメドライトC6の機器も導入しおり、そばかすやシミの状態に合った治療がおこなわれています。
2mmから30mmまで細かく刻んだ価格が設定されており、小さいものから大きいものまで治療が受けられます。
カウンセリング時に決定した治療金額からの追加はなく、事前にお金の準備がしやすいです。新宿店限定でオンライン診療も実施しており、希望した場所から診察が受けられます。
東京でそばかす・シミのレーザー治療を受けるクリニックの選び方
東京でそばかすやシミの治療に対応しているクリニックは多数あり、選ぶのにも迷うことがあるでしょう。次の5点の選び方をぜひ参考にして選んでみてください。
- 施術実績が豊富か
- 適切な値段で治療が受けられるか
- 保証制度があるか
- 通い続けられる距離か
- よい口コミ・評判が多いか
施術実績が豊富か
そばかすやシミの治療と一口に言っても、数や深さ、種類は多数あります。
実績数が豊富だと治療パターンも数多く経験しているため、さまざまな症例に対応できます。施術実績は一つの信頼の証といえるでしょう。
公式サイトに実績数が掲載されている場合が多いので確認してみてください。
適切な値段で治療が受けられるか
そばかすやシミの治療のように美容目的でおこなっている治療は自由診療とよばれるもので、保険が適用されず、同じ治療でもクリニックにより価格はさまざまです。
掲載されている価格の中には、他のクリニックと比べて高額だったり、表記が複雑で分かりにくかったりする場合があります。
相場を把握するためには、複数のクリニックの費用を比較してみるのがおすすめです。事前のカウンセリングで、明確な価格を伝えてくれるかどうかも確認しましょう。
保証制度があるか
そばかすやシミ治療で期待していたような効果が得られない場合や、副作用の発生、ダウンタイムの長期間化が起こる場合もあります。
クリニックによっては、トラブル発生時の24時間対応、無料施術、返金制度などが設けられているため、保証制度の確認も欠かせません。
通い続けられる距離か
そばかすやシミのレーザー治療は1回で治療が終わらない場合もあります。
自宅からクリニックが近い、または、クリニックが最寄り駅から徒歩圏内にあれば、複数回通院しなければならない場合でも、ストレスなく通えます。
通院に時間がかかると、1日もしくは半日かかってしまい、わざわざ休日に出向かわなければならないかもしれません。クリニックの立地や自宅からの距離も大切なポイントです。
よい口コミ・評判が多いか
クリニックの口コミや評判はインターネットで簡単に検索できます。
仮に良くない口コミや評判が書かれていても、まず内容を確認し、クリニック側が真摯な対応や返事をしていたら、一概に良くないクリニックだと判断はできません。
よい口コミや評判の数も信用に値しますが、内容もあわせて確認してみましょう。
そばかす・シミのレーザー治療のメリット
そばかすやシミのレーザー治療には次の3点のメリットがあります。
レーザー治療は1回の出力が強力で、少ない回数で効果を感じやすい点が大きなメリットです。
- 効果が出るのが早い
- 毛穴にも効果的
- 肌へのダメージが少ない
効果が出るのが速い
レーザー治療は出力が強力かつ、ピンポイントでメラニンを破壊するため、1回もしくは少ない回数で効果を感じやすい点が強みです。レーザーの長い波長を活かし、肌の奥深くまであるメラニンも破壊できます。
照射時間を表すパルス幅は短いため、周辺の正常細胞にはエネルギーが伝導しにくく、トラブルが起きていない細胞へはレーザーの影響が少ないです。
レーザーと一口に言っても、機種により波長やパルス幅がさまざまなため、そばかすやシミの状態にあわせて組み合わせるとより効果的です。
毛穴にも効果的
そばかすやシミの治療で使用されることが多いピコレーザーは、ピコフラクショナルレーザーという毛穴を改善するモードも搭載しています。
ピコフラクショナルレーザーは肌に対して点状にエネルギーを送る技術です。照射により形成された皮膚の空洞を埋めるはたらきとして、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、毛穴が目立ちにくくなる効果があります。
そばかすやシミの治療と同時に、毛穴の治療ができるメリットがあります。
肌へのダメージが少ない
レーザー治療で出力されるレーザーは、基本的には波長が長くパルス幅は短いので、深く狭くメラニンへアプローチが可能で、周囲の正常細胞へはダメージが少ないのが特徴です。
多くのクリニックで導入しているピコレーザーは、深く狭い攻撃が得意な点にくわえて、光の衝撃波でメラニンを粉砕できます。そのため、従来のレーザー治療より肌へのダメージが少なくて済みます。
そばかす・シミのレーザー治療のデメリット
そばかすやシミのレーザー治療は、1回の出力が強い点が返ってデメリットになる場合もあり、主なデメリットは次の3点です。
- 費用が高額
- 多少の痛みが伴う
- ダウンタイムが長い
費用が高額
レーザーによるそばかすやシミの治療は、医薬品やサプリメントを使用するよりも少ない回数で高い効果が期待できる分、費用が高くなる傾向にあります。
最小単位は数千円のクリニックが多いですが、表在しているシミだけでなく、深在している小さなシミも数多くあるため、結果的に費用が高額になることもあります。
治療は必ず一度で終わるとは限らないので、ある程度まとまったお金を準備しておくと安心です。
そばかすやシミ治療のような美容施術は自由診療で、クリニック独自で価格の設定ができ、差がうまれます。複数のクリニックを比較したり、カウンセリング時に価格を聞いたりして、内容と価格が見合っているクリニックを選択しましょう。
多少の痛みが伴う
レーザー治療による痛みは「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」といわれることが多いです。
熱によってメラニンを破壊する機器もあるので、肌に熱が加わり、施術後に火傷をしたようなヒリヒリとした痛みを感じる方もいます。
痛みの感じ方には個人差があり、ものすごく痛いと感じる方とそうでない方もさまざまでしょう。
レーザー治療を初めて受ける人は、どれくらいの痛みを感じるのかも分からないかもしれません。自身は初めてレーザー治療を受けることを明確に伝えておくことが大切です。
ダウンタイムが長い
ダウンタイムとは治療後に生じる痛みや赤み、内出血などの症状が回復し、いつも通りに戻るまでの期間を指します。
肌の深部までレーザーを照射しメラニンを破壊するため、ダウンタイム中の症状は痛みや赤みが多いです。
施術箇所は一時的に紫外線や外部の刺激に弱くなるので、1〜2週間ほど保護テープを貼りダウンタイムを過ごさなければなりません。
顔に保護テープを貼ることに抵抗がある方は、別の治療を選択したり、長期休みのタイミングで治療を受けたりするのがよいでしょう。
そばかす・シミのレーザー治療の副作用やリスク
そばかす・シミのレーザー治療には副作用やリスクがあるのも事実です。熱の作用でターゲットを狙う機器もあるため、一時的な肌トラブルが起こる可能性もあります。
- 一時的なくすみ
- 肌のかゆみや痛み
- 肝斑の悪化
一時的なくすみ
レーザー治療後の一時的なくすみは炎症後色素沈着とよばれるものが多いです。
炎症性色素沈着とはニキビや虫刺されなど、炎症が起きて赤くなっている場所が経過とともに酸化し茶色くなる現象で、半年〜1年で自然に元に戻る場合もあります。
施術部位を触ったりこすったりすることが原因の1つともされており、治療後は外的な刺激を与えてはいけません。
炎症性色素沈着が起きている部位は紫外線を吸収しやすくなっているので、日常的な日焼け対策も重要です。
肌のかゆみや痛み
レーザーの熱によって肌内部に熱がこもり、炎症が発生、かゆみも誘発され、火傷と同じような状態になることもあります。
肌が熱くなると乾燥し、肌のバリア機能が低下してかゆみを引き起こす場合もあります。施術後はしっかりとした冷却や保湿が欠かせません。
肝斑の悪化
肝斑は、メラニンを生成するメラノサイトの刺激により引き起こされるため、レーザー照射によって一時的に悪化する可能性もあります。
肝斑の治療には、レーザートーニングという弱い出力で複数回レーザーを照射する方法が適しており、強い出力のレーザーは適していません。
シミと肝斑が混在していたり、隠れ肝斑があったりする場合のレーザー治療は細心の注意が必要です。
東京のそばかす・シミレーザー治療に関するよくある質問
そばかす・シミのレーザー治療を受けるにあたり、よくある質問について解答します。
- 治療に年齢制限はある?
- 敏感肌でも治療可能?
- ダウンタイム時に化粧はしてよい?
- 治療後痛みがおさまらない場合はどうする?
- 1回の治療で効果は出る?
治療に年齢制限はある?
保護者の同意があれば治療を受けられるクリニックが多いですが、一部では満19歳未満は禁止としているクリニックもあります。
理由は大人と比べて痛みへの恐怖心が大きい傾向にあることや、施術内容の理解が難しい可能性があることです。
治療を受けたいクリニックには年齢制限が設けられているか、事前に確認してみましょう。
敏感肌でも治療可能?
炎症が悪化している場合は慎重な判断が必要なため、すぐにはレーザー治療を開始せず、内服薬や外用薬治療から始まる場合もあります。
敏感肌で心配な方は、電話やメールによる問い合わせや、事前のカウンセリングで相談してみましょう。
ダウンタイム時に化粧はしてよい?
施術部位は1~2週間程度保護テープを貼って外的刺激から保護する必要がありますが、施術していない部位は化粧を許可しているクリニックが多いです。
クレンジングの際は、やさしく肌に触れましょう。強く擦ってメイクを落とすのは避けてください。
治療後痛みがおさまらない場合はどうする?
多くのクリニックでは、治療後の経過観察をするためにアフターフォローをしています。
痛みが治まらず不安に感じる場合は、早めに施術を受けたクリニックを受診しましょう。
1回の治療で効果は出る?
そばかすやシミの多さや深さ、大きさなどにもよるため、必ずしも1回で効果が出るとは言い切れません。
そばかすやシミが剥がれ落ちたあと、時間の経過とともに同じ部位に再度シミが浮き上がってくる可能性もあります。
そばかすやシミが完全に無くなってほしい方、薄くなる程度でいい方など、人によって目指す仕上がりも異なるので十分なカウンセリングが大切です。
まとめ
そばかすやシミの基本的な予防や対策、レーザー治療のメリットやデメリット、東京でレーザー治療が受けられるクリニックについて紹介しました。
レーザー治療は費用が高額になる可能性があったり、ダウンタイムがあったりとリスクやデメリットもありますが、早い効果が期待できる強みがあります。
東京でレーザー治療を導入している美容クリニックは実に多く、どのクリニックを選べばよいのか迷うかもしれません。
今回紹介した選び方をぜひ参考にし、自身に合うクリニックで治療を受けて、綺麗な肌を手に入れましょう。