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ダーマペンのダウンタイムは何日?症状や施術後の過ごし方についても紹介

ニキビ跡やシミ、たるみ、毛穴の開きなど肌の悩みは人それぞれです。セルフケアでは改善せず、クリニックでの治療を検討している方も多いでしょう。

そのような、さまざまな肌悩みに対応できる施術がダーマペンです。ダーマペンの先端の針の長さを調節することにより、ニキビ予防からアンチエイジングまで幅広い肌悩みが改善できます。

しかし、ダウンタイムが長いと長期休暇中にしか施術を受けられないため、ダウンタイムがどれくらいかかるのかは重要です。

この記事では、ダーマペンのダウンタイムの期間や症状について解説します。またダウンタイム中に避けるべき行為についても紹介するため、ダーマペンの施術を受けることを検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

ダーマペンとは

はじめに、ダーマペンとはどのような施術であるか、特徴や効果、リスクについて詳しく解説します。

ダーマペンの特徴

ダーマペンは名称どおりペンの形をした器具です。先端に付いた髪の毛よりも細い針を肌に挿して、目に見えないほど小さな穴を一時的に開けます。

肌に穴を開けると、自然治癒力により傷を修復するために肌でコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが生成されます。これらは肌の潤いや弾力を保つために必要な成分です。また、ターンオーバーを促進する効果もあります。

肌のハリが向上し、ターンオーバーが促進されることにより、さまざまな肌悩みに対応可能です。針を刺す深さを変えれば、改善したい肌悩みを選択できます。

針を刺す深さが浅い場合は、出血はほとんどありません。深めに刺すと出血がありますが、ごく小さな穴であるため出血はすぐに止まります。

開けた穴には薬剤により美容成分を注入することも可能です。肌に穴を開けるのみでも美肌効果はありますが、肌の奥深くまで美容成分を届けることでさらに高い効果が期待できます。よく使用される美容成分は次のとおりです。

  • ビタミンC
  • アミノ酸
  • プラセンタ
  • ヒアルロン酸

中でも、毛穴の開きやニキビ跡、小ジワに効果がある薬剤のPRX-T33(マッサージピール)が人気です。ダーマペンとPRX-T33を組み合わせた施術はヴェルヴェットスキンと呼ばれています。毛穴の開きやニキビ跡で悩んでいる方にはとくにおすすめの施術です。

ダーマペンの施術に使用される最新機器はダーマペン4です。従来機器であるダーマペン3との違いは次のとおりです。

ダーマペン3ダーマペン4
針の数12本16本
1秒間に開けられる穴の数1,300個1,920個
針の最大深度2.5mm3.0mm
調整できる針の長さ0.1mmごと
最新機能オートマティックバイブレーション

従来機器よりも針の数が増えたため、1秒間に開けられる穴の数が増えました。そのため、効果がより高くなり、施術時間も短縮されました。また、針が肌のさらに深いところまで届くようになったため、さらに幅広い肌悩みに対応でき、美容成分も肌の奥まで届けられます。

オートマティックバイブレーションとは一定の圧力で振動を加える機能で、痛みや腫れが抑えられます。

従来機器よりも効果が高く、施術中の不快感も軽減されているため、ダーマペン4を導入しているクリニックがおすすめです。

ダーマペンがペン型であるのに対し、ローラー型になった機器がダーマローラーです。一度に広範囲を施術でき施術時間が短い傾向があります。しかし、ダーマペンに比べて次のようなデメリットがあります。

  • 針の長さを調節できない
  • 目元や口元、小鼻などの細かい箇所の施術ができない
  • 針が斜めに刺さることがあり、傷が大きくなりダウンタイムが長い

そのため、ダウンタイムを短くしたいのであればダーマペンが適しています。

ダーマペンの効果

ダーマペンで改善が期待できる肌悩みについて詳しく紹介します。

毛穴の開き・黒ずみの改善

毛穴の開きや黒ずみは、肌のターンオーバーの乱れにより起こる場合があります。ダーマペンの施術を受けると、ターンオーバーが促進されます。そのため、ダーマペンで得られる効果の一つが毛穴の開きや黒ずみの改善です。

また、肌のたるみでも毛穴の開きや黒ずみは生じます。ダーマペンには肌のハリを取り戻してたるみを解消する効果があるため、それにともない毛穴の開きや黒ずみも改善されます。

ニキビ跡やクレーターの改善

ダーマペンは、ターンオーバー促進効果によりニキビ跡の改善に期待できます。

ニキビが治った後に色素沈着する原因は、肌のターンオーバーが乱れてメラニン色素がうまく排出されないためです。そのため、ダーマペンでターンオーバーが促進されると改善が期待できます。

また、ニキビ跡がクレーター状になる原因は、ニキビの炎症により肌の奥深くの真皮層までダメージを受けることです。市販のスキンケアアイテムを使用しても消えにくい特徴がありますが、ダーマペンを真皮層まで針を刺すことで真皮層でのコラーゲンの生成を促せます。その結果、クレーター状のニキビ跡が改善されます。

ニキビ跡がケロイド状の場合も、真皮層に受けたダメージが原因であるため、ダーマペンで改善可能です。

なお、赤みを帯びたニキビ跡にはダーマペンは適していません。ニキビ跡に赤みがある場合はまだニキビの炎症が治まっていないためです。肌に炎症がある状態でダーマペンを使用すると、炎症が悪化する可能性があります。

ニキビ予防

ニキビができる原因は、過剰な皮脂の分泌やターンオーバーの乱れです。ダーマペンには皮脂の分泌を正常化し、ターンオーバーを促進する効果があるため、ニキビの予防が期待できます。

ただし、ニキビがある状態ではダーマペンの施術は受けられません。ニキビがダーマペンで潰れると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が他の箇所にも移る可能性があるためです。

ニキビができやすいことに悩んでいる場合は、他の施術でニキビ治療をおこなってからダーマペンでニキビができにくい肌質への改善を目指してください。

小じわやたるみ防止

ダーマペンにより肌に穴が開くと、自然治癒力により生成される成分がコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどです。これらは肌にハリと弾力を与える成分であるため、小じわやたるみに効果が期待できます。

また、肌に開けた穴にコラーゲンやプラセンタ、ヒアルロン酸などを施術の際に同時に注入することで、さらに効果を高められます。

色素沈着の改善

シミやくすみなどの色素沈着の原因の一つが、ターンオーバーの乱れです。そのため、ダーマペンでターンオーバーを促進することで色素沈着を改善できる可能性があります。

ダーマペンのリスク・副作用

ダーマペンのリスクは、施術跡が残る可能性があることです。ダーマペンの針の太さは約0.2mmでごく小さな穴ですが、傷が残りやすい体質の場合はダーマペンの跡が残る場合があります。

また、シミが肝斑である場合は悪化の可能性があります。ダーマペンは微細な炎症を肌に起こさせる施術であり、肝斑がある箇所に炎症が起こると肝斑が悪化することがあるためです。

副作用は、肌の赤み、かゆみ、ヒリヒリ感などです。いずれも数日で治まります。また、ターンオーバーが促進されることで3日~1週間後に皮むけが生じ、一時的に化粧のりが悪くなることがあります。

ダーマペンのダウンタイムの目安

ダーマペンのダウンタイムはどれくらい続くのかについて紹介します。

ダーマペンのダウンタイムは針の長さによって変わる

ダーマペンは上述のとおり、肌悩みに合わせて針の長さを変更することでさまざまな効果を引き出せます。肌の奥深くに針が届くほど、ダウンタイムは長くなります。

肌悩みに合わせた針の長さとダウンタイムの期間は次のとおりです。

肌悩み針の長さダウンタイム
シミ、色素沈着、ニキビ予防0.25mm2日
小じわ、たるみ0.5mm2~3日
毛穴の開き、ニキビ跡、たるみ1.0~2mm4~6日
クレーター状のニキビ跡2~3mm6~7日

針の長さは、最新機器であるダーマペン4の場合は0.1mm単位で調整ができます。

針の長さが0.25mmの場合、届く箇所は角質層です。肌のターンオーバーが促進されるため、ニキビやシミなどのターンオーバーの乱れが原因である肌悩みに効果があります。

0.5mmの場合に針が届く箇所は表皮層です。表皮がダーマペンの施術により弾力を取り戻すことで、小じわやたるみが改善されます。表皮で起きた小じわやたるみは、進行すると真皮までの深いしわやたるみに繋がるため、アンチエイジング効果も期待できます。

1.0mmの場合に針が到達する層は、表皮層の最奥である基底層です。基底層はターンオーバーが最初に起こる場所です。

基底層は真皮を保護する役割があるため、基底層のターンオーバーが乱れるとシミ、シワ、たるみなど初期老化の原因になります。そのため、基底層にダーマペンを施すことで毛穴の開きやニキビ跡の改善のみならず、老化防止にも繋がります。

2~3mmの場合に針が到達する層は、真皮です。真皮はターンオーバーをしないため、真皮に及んだ傷や炎症は跡が残り、自然に消えたりセルフケアで薄くなったりすることは基本的にはありません。

しかし、ダーマペンで小さな穴を開けることでコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分が肌で生成されるため、真皮にまでニキビの炎症のダメージが及んだクレーター状のニキビ跡の改善が可能です。また、傷跡やストレッチマーク(妊娠線)などにも効果があります。

また、毛穴の開きは加齢により真皮でたるみが起きたことが原因の一つです。そのため、毛穴の開きにも効果が期待できます。

なお、ダウンタイムの長さは針の長さのみならず、個人の肌の状態によっても変わります。上記期間を超えてダウンタイムが続く場合もあるため、期間はあくまで目安であると考えてください。

ダーマペンのダウンタイム中の症状

ダウンタイム中にあらわれる症状について解説します。

かゆみ・ヒリヒリ感

ダーマペンの施術から1~2週間経過すると、肌が傷を治癒しようとする過程でかゆみが生じることがあります。血行がよくなるとかゆみが増すことが多いため、かゆみがある場合は血行を促進する次の行為は避けてください。

  • 激しい運動
  • 入浴
  • サウナ
  • 飲酒

かゆみを防ぐため、施術当日はシャワーのみにし、入浴は翌日からおこないます。また、かゆみを感じた場合はかかずに患部を冷却したり保湿したりしてください。

腫れ・むくみ

ダーマペンは肌に穴を開けるため、微細な炎症が一時的に起こります。それにともない腫れやむくみが生じる場合があります。針を刺す深さが深いほど、肌へのダメージが大きくなるため腫れやむくみは出やすいです。

また、腫れやむくみとともに痛みを感じる場合もあります。腫れや痛みが気になる場合は患部を冷却してください。冷却をして時間が経過しても症状が改善しない場合は、施術を受けた医師に相談することをおすすめします。

赤み・発疹

ダーマペンのダウンタイムにもっとも出やすい症状が赤みです。開いた穴を修復するために肌表面の毛細血管の血液量が一時的に増えるためです。

一般的に、施術直後から半日間は赤みが続きます。時間が経過しても赤みがひかない場合は、金属アレルギーを起こしている可能性があります。目安として2週間赤みが継続する場合は、医師に相談してください。

皮むけ

ダーマペンの施術を受けると、肌のターンオーバーが促進されます。その結果、施術後1~3日で肌が新しく生まれ変わり、皮むけが生じることがあります

一時的に化粧のりが悪くなりますが、施術後は肌がデリケートな状態になるため、無理に皮をむいたり強くこすったりすることは禁物です。保湿と紫外線対策をおこない、肌が外的刺激を受けないようにしてください。

内出血

ニキビ跡やたるみの改善のためにダーマペンの針を肌の深くまで刺すと、内出血が起きることがあります。ダーマペンの針が毛細血管を傷つける場合があるためです。

内出血が気になっても患部を触らないようにしてください。内出血は施術後2週間以内に治まるケースが一般的です。2週間以上内出血が治らない場合は、医師に相談してください。

ダーマペンのダウンタイム中の過ごし方

ダーマペンの施術を受けた後のダウンタイムの過ごし方について詳しく解説します。

施術後12時間は洗顔を控える

ダーマペンの施術後は、肌が敏感になります。そのため、普段は肌トラブルを起こすことなく使用できている洗顔料でも肌に影響が出る場合があります。市販されている洗顔料には石油系合成界面活性剤や防腐剤などの肌への負担になる成分が含まれているためです。

最低でも6時間は洗顔をしないようにしてください。また、6~12時間経過後に洗顔する場合も、低刺激の洗顔料を使用することをおすすめします。

洗顔する際はゴシゴシこすらずに、洗顔料をよく泡立てて泡で汚れを落とすイメージで優しく洗ってください。水気を拭く際も肌に摩擦の刺激を与えないようにするため、柔らかいタオルで優しく押さえることがポイントです。

なお、施術当日シャワーは浴びられますが、シャワーが顔に当たると刺激になるため、シャワーが顔にかからないようにしてください。

施術後24時間はメイクを控える

ファンデーションやコンシーラーなどのメイクアイテムにも、洗顔料と同様に肌への刺激となる成分が含まれています。そのため、施術後24時間はメイクを控えてください。また、メイクをする場合もミネラルファンデショーンや無添加化粧品などの肌への負担が少ないアイテムを選ぶと安心です。

施術後24時間を経過しても肌に赤みや腫れがある場合は、可能であればメイクをせずに肌を休ませてください。赤みを隠すためにメイクをすると、メイクやクレンジングの刺激によりダウンタイムが長引くおそれがあります。

メイクを可能なかぎりせずにすむよう、休日前に施術を受け、施術翌日には自宅で過ごすことをおすすめします。

紫外線対策を徹底する

ダーマペンの施術後は、肌が外部刺激を受けやすい状態です。そのため、紫外線を受けと色素沈着や炎症を引き起こします。

施術後、帰宅する際は帽子や日傘、マスク、サングラスなどを使用して紫外線が肌に当たらないようにしてください。日焼け止めは施術直後は使用できないため、施術の翌日以降に併用してください。

また、可能なかぎり屋内で過ごし、紫外線にさらされる屋外にいる時間を短くすることをおすすめします。

肌を保湿する

肌のバリア機能は保湿により高まります。ダーマペンの施術後は、保湿をおこなうことでダウンタイムを短くできます。

ヒアルロン酸、セラミド、スクワランなど保湿効果が高い成分が配合された低刺激のスキンケアアイテムを使用してください。肌の鎮静作用があるパックもおすすめです。

また、アルコールが配合された化粧品は肌への刺激が強いため避けてください。敏感肌用であればアルコールは無配合であることが多いです。

アルコール以外にはレチノールも肌への刺激が強く、ダーマペン後は避けるべき成分です。ピーリング効果がある洗顔料や拭き取り化粧水、スクラブ入りの洗顔料も使用しないでください。

ダーマペン施術後の注意点

ダーマペン施術後に注意すべきことを詳しく解説します。

入浴や飲酒を控える

ダーマペン施術後に出る赤みや腫れ、かゆみなどは、体温が高くなり血行が促進されると出やすくなります。そのため、体温が上がる入浴はダウンタイム中は控えるようにし、シャワーのみで済ませてください。サウナも同様に体温が上がるため、避けてください。

飲酒も体温を上げる行為です。ダウンタイム中は過度の飲酒は控えてください

飲酒による酩酊で睡眠不足になったり食生活が乱れたりすると、肌の回復に悪影響があります。ダウンタイム中は肌の自然治癒力を高めるために規則正しい生活が必要であるため、飲酒すると生活リズムが乱れる方は注意してください。

激しい運動を控える

激しい運動も、体温を上げ血行を促進します。また、汗により肌が刺激を受ける可能性があります。筋力トレーニングやジョギング、球技などの運動は避けてください。

運動をしたい場合は、ヨガやストレッチなど緩やかにおこなえるものをおすすめします。

肌にやさしいスキンケア用品を使用する

ダウンタイム中は外的刺激を受けやすくなるため、肌のバリア機能を高めるために保湿が重要です。しかし、肌に刺激を与える成分が配合されたスキンケアアイテムを使用するとかえって逆効果になる場合があります。

そのため、肌への刺激が少ないスキンケアアイテムにより保湿をおこなってください。敏感肌用のほか、赤ちゃんでも使用できることを謳っているアイテムもおすすめです。

また、クリニックでドクターズコスメが取り扱われている場合は、カウンセリング時に相談してください。

ダーマペンのダウンタイムに関するよくある質問

ダーマペンのダウンタイムについてよくされる質問とその回答を紹介します。

ダーマペン治療を受けられない方はいますか?

ダーマペン治療を受けられない方は次のとおりです。

■ 妊娠中、授乳中

■ 金属アレルギー

■ 麻酔アレルギー

■ ケロイド体質

■ 広い範囲に肝斑がある

■ ヘルペスがある

■ 日焼けをして肌が炎症を起こしている

妊娠中や授乳中はホルモンバランスが通常とは異なるため、肌へ強い刺激を与えることは避けなければなりません。また、妊娠中は痛みや緊張がストレスとなり、母体や胎児に影響が出る可能性があります。しかし、授乳中の場合は施術を受け付けているクリニックもあります

また、ダーマペンの針は金属でできており、施術時には痛みを和らげるために麻酔クリームを塗布します。そのため、金属アレルギーや麻酔アレルギーである場合はダーマペンは受けられません。

ダーマペン後にシェービングしてもいいですか?

ダーマペン後1週間はシェービングは避けてください。ダーマペン後は肌が微細な炎症を起こしているため、肌に負担がかかるシェービングをおこなうと、肌トラブルが起きる可能性があります。また、ダーマペンの施術を受ける1週間前にも肌にダメージを与えないためにシェービングはおこなわないでください

シェービング以外にダーマペン後に避けるべき行為やスキンケアアイテムは次のとおりです。

  • アルコール、トレチノイン、ハイドロキノン、レチノールが入った化粧品
  • ピーリング効果がある洗顔料、拭き取り化粧水
  • スクラブ入りの洗顔料
  • フェイスブラシによる洗顔
  • 日焼け

ダーマペンの施術後に塗り薬を塗ってもいいですか?

施術当日は塗り薬は塗れません。翌日以降に塗り薬を塗ってよいかは、塗り薬の種類によります。たとえば、トレチノインやニキビ治療薬は施術後1週間は休薬する必要があります。

市販薬を使用していたり皮膚科から塗り薬を処方されている場合は、クリニックに相談してください。

ダーマペン治療は痛みがありますか?

ダーマペンは針を刺す治療ですが、痛みはあまり感じない場合が多いです。多くのクリニックでは麻酔クリームが使用されるため、チクチクと刺される感覚がある程度です。また、機器の進化により痛みが軽減されているため、麻酔なしで受ける方もいます。

痛みに敏感な方であっても、耐えられないような激痛を感じることはまずありません。クリニックによっては麻酔クリームに加えて麻酔テープや笑気麻酔を追加できる場合があるため、不安な方は麻酔が充実しているクリニックを選んでください。

針は深く刺すほど痛みを感じやすいです。麻酔をしても苦痛なほどの痛みを感じる場合は、施術中に医師に伝えてください。針の長さを調整してもらえます。針の長さは0.1mm単位で調整可能です。ただし、効果が薄れる可能性もあります。

また、脂肪があまりなく骨に近い場所を施術する場合も、痛みを感じやすいです。骨の近くは神経が通っているため、針が神経に当たることがあるためです。

使用する機器によっても痛みは変わってきます。最新のダーマペン4であれば、従来よりも痛みが抑えられ、施術時間も短くすみます。多くのクリニックでダーマペン4が導入されていますが、痛みに不安がある場合は機器の種類を確認してください。

麻酔が切れると、ヒリヒリした痛みを感じる場合があります。通常は数時間から3日程度で治まります。痛みが強い場合は保冷剤や濡らした清潔なタオルでクーリングをすると痛みが和らぎます。数日経っても痛みが引かない場合はクリニックに相談してください。

まとめ

ダーマペンは針の長さを調節することで、幅広い肌悩みに対応できる施術です。ダウンタイムは針の長さによって異なり、針が長いほどダウンタイムも長くなります。もっとも短い場合は2~3日ですみますが、長ければ1週間ほどかかります

メイクは翌日から可能ですが、赤みやヒリヒリした痛みなどの症状がある場合はメイクは可能な限り避けてください。ダウンタイムが伸びる可能性があるためです。

また、入浴や激しい運動、飲酒などの血行が促進される行為をおこなうとダウンタイムが長くなります。赤みや腫れが引くまではこれらの行為は避けてください。

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