クレーター状のニキビ跡は比較的重度のニキビ跡であり、セルフスキンケアを続けても自然に回復することが難しいです。
とくにニキビの炎症が強かった場合は、何年経過してもクレーターが残り続けてしまうでしょう。ダーマペン治療はクレーター状のニキビを治すために効果的です。
肌の自然治癒力を促して肌が再生する治療方法であることから、ダメージを受けた肌を美しい肌に変えられます。
今回の記事ではクレーター状のニキビ跡を治療可能なダーマペンについてまとめました。クレーターに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
クレーター・ニキビ跡ができる原因
クレーター・ニキビ跡ができる原因は次のとおりです。ニキビを早期治療できればクレーターやニキビ跡を予防できます。
ニキビの炎症・重症化
ニキビ跡は、ニキビの炎症がニキビの周辺のみに限らず肌の奥深くまで影響することで起こります。
炎症はニキビが治ったあともダメージとして肌に残り、炎症の強さや炎症が起こった肌の深さによって異なる種類のニキビ跡に変わります。ニキビが重症化すればするほど、ニキビ跡が残りやすくなるでしょう。
また、ニキビを自分で潰すと、雑菌や細菌が傷口から入りやすく、ニキビを悪化させたり炎症を強くしたりする恐れがあります。
潰さなければ綺麗に治ったニキビも、潰すことでニキビ跡として残る可能性が高くなります。ニキビは潰さずに清潔に保ち、炎症が起きてしまっている場合は皮膚科を受診するべきでしょう。
肌の角質層が破壊される
肌は外側から表皮と真皮の層で構成され、表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層に分けられます。最も外側の層の角質層には肌を守る役割があり、細菌や刺激物の皮膚への侵入を防ぎます。
角質層は肌の新陳代謝であるターンオーバーのサイクルに合わせて自然に肌から剥がれ落ち、その後は剥がれ落ちた角質層の下に位置していた層が角質層として働きます。
角質層は日々生まれ変わっているものですが、ニキビの炎症やニキビを潰すことで破壊された場合は回復しません。
破壊された角質層の没落
ニキビの炎症やダメージによって破壊された角質層は没落し、該当の部分がクレーターのような窪みになります。
ニキビの炎症でダメージを受けた層が深いほど、そのクレーターの窪みも深くなるでしょう。一度没落した皮膚は硬くなり、元通りの状態に回復させることが非常に困難です。
そのためクレーター状のニキビ跡はセルフケアでの改善が難しく、何年経過しても肌にクレーターが残ってしまう事例が多いでしょう。
クレーターの種類
肌に凹凸がある状態のクレーターはいくつかの種類に分かれます。
症状によって適切な治療が異なるため、自身のクレーターはどのタイプであるか確認してみましょう。一種類のクレーターではなく、複数の種類のクレーターができてしまっている方もいます。
ボックス型クレーター
ボックス型のクレーターは円形または楕円形で、肌表面から垂直に凹んでいて縁取りがはっきりしています。比較的頻度の多いニキビ跡であり、数が多いまたはサイズが大きいとより目立ってしまうでしょう。
とくに深さのあるボックス型クレーターは長期間肌に跡が残ることが多いです。ボックス型クレーターを改善させる手段には、ダーマペンやコラーゲンピールなどの治療方法が存在します。
アイスピック型クレーター
アイスピック型クレーターのクレーター自体は2mm以下程度で小さいものの、アイスピックを指した傷跡のように傷が深いニキビ跡です。
肌の奥深くにある真皮までダメージを受けている場合が多く、治療が難しいニキビ跡の一つだと言えるでしょう。
ニキビの炎症によって毛穴が変形することで発生します。アイスピック型クレーターはダーマペンによって目立たなくできる可能性があります。
ローリング型クレーター
ローリング型クレーターはお皿のようになだらかに窪んだニキビ跡を指しており、直径5mm以上の大きめなサイズのクレーターができます。
サイズは大きいものの、斜面が滑らかであることからボックス型のクレーターよりも目立ちにくいと感じる方もいるでしょう。
皮膚と筋膜が癒着しているため、表情によってクレーターが引っ張られるような感覚があります。深在性のニキビが原因で、表皮は維持されている事例が多いです。
ローリング型クレーターの治療には、肌のコラーゲンを生成するコラーゲンピールが有効です。
クレーター改善に効果的なダーマペン治療とは？
クレーターはニキビの炎症が肌の奥底まで影響してしまったときに発生し、肌表面のセルフスキンケアを実施しても改善が難しいものです。
ダーマペン治療では、肌の再生を促して肌を生まれ変わらせることから、クレーターを目立たなくできるでしょう。
肌の自然治癒力を活かした治療
ダーマペン治療では髪の毛よりも細い針を使用して肌に針穴を開け、一時的に肌を傷つけることで肌の自然治癒力を促し、肌のターンオーバーを整えます。
肌のターンオーバーとは、肌の奥底で新しい皮膚が生まれる〜肌表面にある古くなった皮膚が剥がれ落ちるまでのサイクルを指しており、通常28日程度で一回のサイクルが回ります。
本来人間の肌は、肌のターンオーバーによって常に美しい状態を維持できるはずですが、加齢や生活習慣の影響を受けて肌のターンオーバーが乱れると、さまざまな肌トラブルを招くでしょう。
ダーマペン治療を受けたあとの皮膚は、針穴のダメージを修復するために働き、同時に肌のターンオーバーサイクルを正常な状態に戻します。
また、ダーマペン治療では治療時に開けた針穴に美容成分の入った薬剤を塗布することで、肌の奥底まで有効成分を浸透させられます。
そのため多くのクリニックは、ダーマペン治療と同時に施術できるさまざまなメニューを用意しています。
ニキビ・ニキビ跡の治療に効果的
ダーマペン治療によって肌が再生すれば、ダメージを受けた肌が排出されてクレーターやニキビ跡のない美しい肌が手に入ります。これまで難しいと言われていたクレーターの治療も、ダーマペンであれば実現可能です。
さらにダーマペンは今あるニキビを治す効果も期待できるでしょう。ダーマペン治療と同時に塗布する美容成分の中には、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌したり炎症を鎮めたりする効果を持っているものがあるのです。
また、ダーマペン治療によって皮脂の分泌が正常化すれば、過剰な皮脂分泌が原因のニキビができにくくなります。ダーマペン治療では、ニキビの予防、ニキビの治療、ニキビ跡の改善効果が得られるでしょう。
ダーマペン治療は肌改善に効果的
ダーマペン治療はクレーターやニキビ跡以外の肌の悩みにも効果的です。
定期的にダーマペン治療を続ければ、肌の回復力を高めるだけに限らず、エイジングケア効果も得られるでしょう。
ここではクレーターを改善する以外のダーマペンの美容効果についてまとめました。ダーマペン治療に興味を持っているのなら、ぜひ参考にしてください。
小じわ・肌のたるみ
ダーマペンを使用して肌に刺激が加わると、肌は肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンの生成を促します。
コラーゲンは肌の奥底にある真皮を構成する重要な要素で、皮膚の潤い、ハリ、弾力を整える力があり、エラスチンにも同様の働きがあります。
具体的には、コラーゲンは肌の強度を司り、エラスチンは肌の弾力を強くすると考えればよいでしょう。
コラーゲンとエラスチンは加齢とともに減少しますが、ダーマペン治療をすればコラーゲンとエラスチンが十分に存在する若々しい肌を維持できます。
肌の悩みが改善したあとも定期的にダーマペン治療を続けることで、歳を重ねても年齢を感じさせない肌が手に入るでしょう。
毛穴の開き・黒ずみ
毛穴の悩みには、毛穴が開いて目立つ状態である開き毛穴、開いた毛穴に汚れが詰まった黒ずみ毛穴、開いた毛穴がたるみによって引き延ばされたたるみ毛穴の3種類があります。
本来毛穴は皮膚に欠かせないものですが、毛穴が目立つ状態は美しいとは言えません。
ダーマペン治療では肌の内側にある線維芽細胞が活性化してコラーゲンとエラスチンの生成を促進させるため、肌がハリをとり戻し毛穴周りをふっくらさせ、毛穴を目立たなく変えていきます。
同時に肌が回復する過程で毛穴の中に詰まっていた汚れは自然に除去されていくでしょう。肌のターンオーバーが整えば、毛穴の開きの原因となる肌の水分量の減少や古い角質が肌に残って肌を硬くする問題も起こらなくなります。
シミ・くすみ
シミ・くすみの大きな原因のひとつは、メラニンの過剰生成です。メラニンが表皮の細胞に流れて黒くなったものがシミであり、本来は肌のターンオーバーとともに排出されます。
ただし、肌のターンオーバーが乱れると、シミが消えにくくなり、黄色、青、グレーへと変色します。ダーマペンで肌のターンオーバーが整えば、適切なタイミングでメラニンが排出され、シミやくすみを改善できます。
クレーター治療におすすめのダーマペン施術が人気の美容クリニック4選
ダーマペンはクレーター治療に有効です。ここではダーマペン治療を実施しているおすすめの美容クリニックを4つ紹介します。
ダーマペン治療は複数回の通院が必要であるため、通院しやすく予算内で治療が可能なクリニックを選んでください。
大半のクリニックでは無料のカウンセリングが受けられることから、複数のクリニックでカウンセリングを受けて自分に適したクリニックを見つけましょう。
品川美容外科
品川美容外科は全国に39院のクリニックを持ち、さまざまな科目の専門医と医学博士が在籍している老舗の美容クリニックです。
料金表では〇〇円〜のような表記を極力なくし、手術料金以外の請求がないわかりやすい料金設定をしています。料金が明らかになることで費用面の不安を感じずに施術が受けられるでしょう。
さらに大量仕入れにより材料費も抑え、低コストで高品質な技術を患者に提供しています。品川美容外科であれば、手頃な料金で満足のいく施術が受けられるでしょう。
品川美容外科のダーマペン治療では、同時に実施可能なオプションメニューがいくつも用意されています。
代表的なダーマペンのメニューは次のとおりです。
- ヴェルベットスキン：コラーゲンピールを組み合わせて肌のハリや弾力を向上させる
- ボツリヌス・トキシン：筋肉の収縮を弱めて表情しわを改善する
- ニューラミス：高濃度ヒアルロン酸を使用してしわを目立たなくする
- グロスファクターマスク：肌荒れを改善して美肌に導く
組み合わせ治療やオプションを利用すれば、相乗効果によってより早く高い効果が得られるでしょう。
品川美容外科では無料のカウンセリングが用意されているため、ドクターの意見を聞いたうえで安心して施術が受けられます。同時に受ける施術についてもカウンセリングに相談してください。
また、会員制度が用意されておりBMC会員になれば、品川美容外科での施術の一部の料金が20％〜35％割引になります。とくに誕生日のある月は割引率が上がるため、施術タイミングを調整してもよいでしょう。
品川美容外科のダーマペン治療の料金は次のとおりです。
- 頬のみ 12,960円（税込）
- 全顔 17,270円（税込）
- 首 17,270円（税込）
- 全顔＋首 32,400円（税込）
- ヴェルベットスキン全顔 24,000円（税込）
- ヴェルベットスキン首 24,000円（税込）
- コラーゲンピール全顔 10,800円（税込）
※初回の料金
東京美容外科
東京美容外科ではすべてのダーマペン治療メニューに麻酔の費用が含まれており、痛みが心配な方も安心して治療が受けられるシステムが整っています。
針の深さは痛みを確認しながら調整されるため、痛みやダウンタイムを最小限に抑えられるでしょう。カウンセリングは対面に限らずオンラインカウンセリングも可能で、自宅で医師の話を聞いたうえで施術が受けられます。
また、東京美容外科では術前のカウンセリングは施術と同じくらい重要だと考えていることから、患者が納得できるまで患者の質問に答えています。
術後のトラブルには一生対応が約束されているため、アフターサポートも万全だと言えるでしょう。
東京美容外科のダーマペン治療の料金は次のとおりです。
- ダーマペンのみ 25,000円(税込)
- ダーマペン＋フィロルガダーマ 38,500円（税込）
- ダーマペン＋ヴェルベットスキン 38,500円（税込）
- ダーマペン＋スキンボトックス 42,900円（税込）
- ダーマペン＋リジュラン 44,000円（税込）
※全顔1回麻酔込みの料金
TCB東京中央美容外科
国家資格を持つ医師か看護師がダーマペン治療を担当するTCB東京中央美容外科には、土日祝日も対応のカスタマーセンターが用意されています。
万が一治療後にトラブルが発生したときも、迅速な対応が受けられるでしょう。カスタマーセンターは施術前の相談にも対応しています。
TCB東京中央美容外科では、ダーマペン治療と同時にコラーゲンピールを塗布するヴェルベットスキンに力を入れています。
ヴェルベットスキンでは、ダーマペンによって開けられた微細な針穴にコラーゲンピールの美容有効成分を肌の奥底にある真皮まで浸透させ、コラーゲンの生成を促すことが可能です。
ヴェルベットスキンはとくにクレーターに効果的なメニューで、シミ、小じわ、たるみ、くすみも改善できます。
また、水流を利用したピーリングで方法であるハイドラフェイシャルでは、ウォータージェットを使用して物理的に皮膚や角質を軟化させ、毛穴の奥に詰まった汚れを取り除きながら美容成分を肌に塗布します。
ハイドラフェイシャル後にダーマペンを実施すると、ハイドラフェイシャルで塗布した美容成分が肌の奥底まで届きやすくなるでしょう。
- ダーマペンのみ全顔 19,800円（税込）
- ヴェルベットスキン全顔 24,800円〜（税込）
- ハイドラフェイシャル全顔 16,100円〜（税込）
- フィロルガ注射 30,400円（税込）
※全顔1回の料金
クリニックフォア
クリニックフォアではダーマペンで微細な穴を開けた状態の肌に、贅沢な美容有効成分を直接塗布して肌の内部に送り込み、より多くの美肌効果を促します。
使用する美容有効成分は自ら希望できるため、自身のお肌の悩みにピンポイントでアプローチできるでしょう。
代表的な美容有効成分の例は次のとおりです。
- ニキビ跡など肌再生効果を高めたい方：ダメージリペア美容液
- ニキビやシワで悩んでいる方：抗酸化カクテル
- 美肌効果を高めたい方：ホワイトニング美容液
また、ダーマペン治療の痛みに不安を感じている方には麻酔クリームを十分お肌に塗布したうえで治療が進められ、痛みの強さに合わせてベストな針の深さで治療を進めます。
クリニックフォアのメニューの中でもニキビ跡や毛穴の悩みに高い効果が期待できるヴァンパイアフェイシャルでは、患者の血小板を採取してダーマペンで開けた針穴に注入します。
血小板には肌の成長因子を放出する性能があることから、より皮膚の修復スピードが早められるでしょう。
クリニックフォアのダーマペン治療の料金は次のとおりです。
- ダーマペン全顔 33,000円（税込）
- ベルベットスキン全顔 44,000円（税込）
- ヴァンパイアフェイシャル全顔 132,000円〜（税込）
ダーマペン治療後の注意点
ダーマペン治療では一時的に肌に針穴を開けることから、次の点に注意する必要があります。
ダウンタイムを短くするためにも、必ず注意点を厳守してください。
治療当日
ダーマペン治療当日は肌が非常にナイーブな状態であるため、化粧や日焼け止めなどを肌に付けないようにしてください。シャワーは可能なものの、入浴や飲酒も避けて室内で安静に過ごしましょう。
治療翌日以降
ダーマペン治療翌日からは、メイクはもちろん普段通りの生活が送れます。ただし日焼けは色素沈着の原因になるため、徹底した対策で日焼けを防ぎましょう。
日焼け止めはもちろん、日差しの強い時期には長袖や日傘などを活用して肌を紫外線ダメージから守ってください。
クレーター改善のためのセルフケア
クレーターの改善には多くの時間とコストがかかります。そもそもクレーターを作らないためには、ニキビを悪化させないまたはニキビを作らないことが大切でしょう。
ここでは、ニキビを予防する方法についてまとめました。
丁寧なクレンジングと洗顔
クレンジングと洗顔で肌を清潔な状態にリセットすることは大切ですが、力を入れて洗えばよいものではありません。
オイルクレンジング、ミルククレンジング、シートタイプのクレンジングなど自身の肌に適したタイプのクレンジング方法を知り、肌に与えるダメージを最小限に抑えましょう。
また、洗顔では洗顔料をたっぷり泡立てて細かな泡で顔を包み込むように汚れを落とします。洗顔後はタオルで擦らずに優しく水分を取りのぞいてください。
肌の保湿・スキンケア
クレンジングと洗顔で肌をリセットしたあとは、すぐに肌の保湿を含めたスキンケアを実施します。保湿やスキンケアでも、肌に摩擦やダメージを与えないように十分な注意を払いましょう。
化粧水や乳液は一度手のひらに出したあと、肌に優しく塗布します。擦ったり叩き込んだりする行為は避けてください。
紫外線対策
夜間以外のスキンケアのあとは、必ず紫外線対策をしましょう。外出しない日、雨の日、曇りの日、冬でも紫外線は存在します。家の中にいても日焼けの可能性があることを知っておいてください。
ただし肌への負担を最小限に抑えるために、常に強い日焼け止めを使うのではなく、その日の予定に合わせて日焼け止めの種類を使い分けるとよいでしょう。
紫外線が非常に強い場所では、日焼け止めのみでは紫外線をガードしきれない場合があることから、日傘や長袖も活用するべきです。
ナチュラルメイク
皮膚が呼吸をできないほどファンデーションを厚く塗ってしまう行為は、肌に負担がかかります。
すでにニキビやニキビ跡がある場合は、コーンシーラーを使用して肌トラブルを隠したくなるものですが、問題を悪化させないためにもナチュラルメイクを心がけてください。
美しい素肌が手に入れば、常にナチュラルメイクで過ごせるようになります。
ダーマペン治療の効果に関するよくある質問
ダーマペン治療の効果に対してよく寄せられる質問をまとめました。
その他の質問がある方は、ダーマペン治療を受ける予定のクリニックに問い合わせてみましょう。
クレーター改善にすぐ効果が出る？
ダーマペン治療は複数回実施して少しずつ効果が現れます。とくに肌再生には時間がかかるため、一度の治療の効果を感じるまでの時間も1ヶ月程度必要でしょう。
また、効果を感じるまでのスピードと治療回数には個人差があり、クレーターの状態によって異なります。クレーター改善までの目安が知りたい方は、カウンセリング時に医師に確認しておきましょう。
クレーターが悪化する可能性はある？
紫外線対策や治療当日に肌に負担をかけないなどのダーマペン治療後の注意点を守っていれば、クレーターは悪化しません。
ただし、治療後のケアを怠るとクレーター以外に色素沈着など多くの肌トラブルにつながる可能性が考えられるでしょう。アフターケアについてはダーマペン治療を受けたクリニックに詳しく聞いておいてください。
ダーマペン治療に痛みはある？
ダーマペンでは非常に細かな針を使用して治療が進められます。そのため、チクチクした違和感や痛みを感じる方もいるでしょう。
痛みの感じ方には個人差があることから、痛みに弱い方は事前に麻酔クリームを希望してください。クリニックによっては麻酔クリームがオプション扱いになるため、カウンセリングに相談しておきましょう。
ダーマペン治療のダウンタイムはどれくらい？
ダーマペン治療のダウンタイムには赤みや出血の症状が出る場合があります。
代表的なダウンタイムの症状は次のとおりです。
- 赤み
- ひりつき
- 腫れ
- 出血
- かゆみ
- 内出血
- 皮むけ
- 発疹
ダウンタイムの強さや改善までの期間は肌質やダーマペンを刺した深さによって変わり、2日〜7日程度で回復します。ダウンタイムを短くしたいと考えているのなら、針の深さについて医師に相談するとよいでしょう。
治療後またクレーターが元に戻る可能性はある？
ダーマペン治療では何らかの施術を施してクレーターを目立たなくするのではなく、肌を再生させてクレーターを根本的に改善可能なため、一度消えたクレーターが再度作られることはありません。
ただし、エイジング効果を希望する場合は定期的な治療を続けて肌のターンオーバーを常に整えておく必要があるでしょう。
また、ニキビが再発して炎症を起こし再度ニキビ跡としてクレーターができてしまう可能性はあります。ダーマペンでクレーターを目立たなくしたあとは、ニキビを作らないスキンケアや生活を続けるべきです。
まとめ
ダーマペンはクレーター状のニキビ跡を目立たなくできる治療方法です。クレーターはニキビの炎症やニキビによって皮膚がダメージを受けたあとにでき、セルフケアでの改善が困難です。
ダーマペンを活用すれば、肌のターンオーバーが整い肌の再生が促されることから、何年もよくならなかったクレーターも美しい状態に戻せるでしょう。
ダーマペン治療には複数回の定期的な通院が必要なため、通院しやすく予算内の美容クリニックを選んでください。継続してダーマペン治療を実施すれば、凹凸のない綺麗な肌を取り戻せるでしょう。
