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ハイフ(HIFU)とは?人気おすすめ美容クリニック5選と効果や注意点についても紹介

たるみやしわは、加齢とともに多くの方が抱える肌悩みです。市販の化粧品や美顔器を使用したセルフケアではなかなか効果が出ずにクリニックでの施術を検討している場合もあるでしょう。

そのようなエイジング対策に悩んでいる場合におすすめの施術がハイフです。メスを使用せずにリフトアップができる施術として人気を集めています。

本記事では、ハイフの仕組みや特徴、メリット、デメリットについて詳しく解説します。おすすめの美容クリニックも紹介するため、ハイフの施術を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

ハイフ(HIFU)とは?

ハイフとはどのような施術であるか、仕組みや効果について詳しく解説します。

ハイフ(HIFU)の特徴とメカニズム

ハイフ(HIFU)とはHigh Intensity Focused Ultrasoundの略です。高密度焦点式超音波を意味します。

ハイフは、主に肌のリフトアップのためにおこなわれる施術です。高密度の超音波を肌の特定の層にのみピンポイントで照射します。肌表面には超音波の熱エネルギーは与えられないため、肌表面にやけどを負わせることなく肌の引き締めが可能です。

また、熱エネルギーで受けたダメージにより損傷した組織を修復するために、肌ではコラーゲンが大量に生産されます。ハイフの照射後は1か月~半年ほどかけてコラーゲンの生産量が増えるため、リフトアップ効果が長期間持続します。

ハイフ(HIFU)の効果

ハイフにはたるみ改善、しわ改善、小顔の3つの効果があります。それぞれ詳しく解説します。

たるみ改善

肌のたるみの原因の一つが、SMAS筋膜の緩みです。SMAS筋膜は皮下組織と表情筋の間にあり、肌の土台としての働きがあります。なお、皮下組織とは表皮、真皮のさらに奥深くにある組織です。

SMAS筋膜はコラーゲンでできた組織であるため、加齢とともにコラーゲンが減少すると緩みが生じます。肌の土台であるため、SMAS筋膜の緩むと肌はハリを保てません。

しかし、緩んだSMAS筋膜にハイフで熱エネルギーを加えると、熱により組織が収縮して肌が引き締まります。そのため、ハイフはたるみ改善に効果的です。メスを使わずにリフトアップができる施術であるため人気を集めています。

しわ改善

しわは、肌の真皮層が加齢にともなうコラーゲンの減少により弾力を失うことでできます。

真皮層はSMAS筋膜より肌の浅いところにある組織ですが、ハイフは真皮層にも超音波を届けることが可能です。ハイフを真皮層に照射すると、熱ダメージを受けた真皮層では損傷を修復するためにコラーゲンの産生量が増加します。

そのため、ハイフの照射を真皮層におこなうと、しわ改善の効果が期待できます。

小顔効果

ハイフの熱エネルギーを脂肪層に与えることで脂肪溶解が可能です。溶解された脂肪は血液に吸収され、尿や汗とともに体外に排出されます。

脂肪溶解の効果は照射した箇所のみにあらわれるため、顎や頬など脂肪が気になる部位の部分痩せができます。

また、脂肪細胞そのものを減少させるため、リバウンドしにくい点もハイフによる脂肪溶解の特徴です。ハイフにはいくつか種類があり、脂肪溶解効果があるハイフはウルトラセルQ+リニア(エラーズハイフ)です。

ただし、他のハイフであっても上述のたるみの改善により、フェイスラインが引き締まって小顔に見える効果はあります。

ハイフ(HIFU)と他の施術との違い

ハイフ以外にもたるみ解消や小顔効果、しわ改善が期待できる施術はあります。たるみ解消の効果が高い施術が糸リフトです。顔に医療用の溶ける糸を埋め込み、物理的に引き上げてたるみを改善します。メスは使用しません。

ハイフのたるみ解消の効果が出始めるのは施術後1か月以降であるのに対し、糸リフトは施術後すぐに効果を実感できます。また、ハイフには肌の引き締め効果があるのに対し、糸リフトにはありません。

小顔効果が期待できる施術がボトックスと脂肪溶解注射です。ボトックスはエラが張っている場合に効果的です。これに対し脂肪溶解注射は顔の脂肪が気になる箇所の部分痩せができます。いずれも注射による施術です。

ハイフはリフトアップ効果により小顔効果が望めるのに対し、ボトックスは筋肉の動きを抑制する作用があり、筋肉が原因でエラが張っている場合に効果的です。脂肪溶解注射は気になる箇所をピンポイントで顔痩せさせたい場合に適しています。

しわ改善の効果がある施術がコラーゲンピールです。ピーリングの一つで、薬剤を塗布してコラーゲンの生成を促します。肌のハリや弾力のアップによりしわの改善が可能です。

コラーゲンピールは角質層から真皮層にかけて作用するのに対し、ハイフは真皮層に作用する点が異なります。

いずれの施術もハイフと組み合わせることが可能です。ただし、同日に施術できるかどうかはクリニックによって異なります。同日の施術を希望する場合はクリニックに問い合わせてください。

ハイフ(HIFU)の種類

ハイフにはいくつかの種類があります。そのうちとくに人気が高い3機種について、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

ソノクイーン

ソノクイーンは新型の機器です。極小のカートリッジが付属しているため、目元や眉間、口元など細かい箇所に施術できることが特徴です。

他に2つのカートリッジがあり、それぞれ照射の深度が異なります。そのため、小じわや毛穴の開き、たるみなど肌悩みに合わせて適切なカートリッジを選択可能です。

また、従来機器に比べて痛みが抑えられています。ダウンタイムも短く済みます。効果の持続期間は3か月~半年であることが一般的です。

ウルトラセルQ+

ウルトラセルQ+も新型の機器で、照射時間が短いことが特徴です。従来機器は30分~1時間かるのに対し、15分~20分で施術が完了します。また、痛みも軽減されています。

ドットモードとリニアファームモードの2つのモードがあり、リニアファームモードは脂肪溶解が可能です。そのため、小顔効果や二重アゴの解消を目的としてハイフの施術を受けたい方におすすめです。

ドットモードはさらに3種類のカートリッジがあり、それぞれ照射の深度が異なります。しわ、たるみ、ほうれい線、リフトアップなど改善したい悩みに合わせて適切なカートリッジを選択します。

ダブロ

ダブロは痛みが上記の機器に比べてさらに少ないことが特徴です。熱エネルギーは一か所に集中すると痛みを生じます。しかし、ダブロは超音波を均一で広範囲に照射できるため、熱エネルギーが分散されて痛みが軽減されます。

一方、効果の持続期間は他のハイフよりも短めで、半年が目安です。他のハイフは長ければ効果は1年継続します。そのため、痛みに弱い方におすすめの機器です。

ハイフ(HIFU)のメリット

ハイフのメリットについて詳しく解説します。

痛みやダウンタイムが少ない

ハイフはメスを使用せずにできるリフトアップです。そのため、切開フェイスリフトに比べて痛みが少なく、ダウンタイムも短くすみます。ダウンタイムの症状は赤みや腫れです。当日中に治まる場合が多く、長くても数日である場合が一般的です。

施術時間が短い

ハイフはリフトアップを目的とした施術の中では施術時間は短めです。超音波の照射のみの施術であるためです。30分前後で終了し、とくに施術時間が短いウルトラセルQ+であれば15分で施術が終了します。

肌へのダメージが少ない

ハイフは肌の特定の層のみに超音波を照射するため、肌表面には傷や火傷はできません。そのため、肌へのダメージが少ないこともハイフのメリットです。肌へのダメージが少ないため、施術後すぐにメイクができます。

傷跡が残らない

ハイフはメスを使用しないため、肌表面に傷跡はできません。また、肌特定の層のみに超音波を照射するため、火傷も起こりません。傷跡が残りにくいため、周囲に施術をしたことが分かりにくいことがハイフの特徴です。

ハイフ(HIFU)のデメリット・注意点

ハイフにはデメリットもあります。また施術を受ける前に確認しておくべき注意点もあります。それぞれ詳しく解説します。

赤みや腫れなどの副作用がある

ハイフは肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムや副作用はあまりありません。しかし、筋肉や脂肪の付き方、骨格によっては赤みや腫れが出る場合があります。

赤みや腫れが出ても数時間~数日で治まります。症状が長引く場合はクリニックに相談してください。

ハイフ(HIFU)治療を受けられない方もいる

ハイフは誰でも必ず受けられる施術ではありません。次に該当する場合は施術を受けられません。

  • 妊娠中、授乳中
  • 2週間以内に他の施術を受けた、または受ける予定がある
  • 肌トラブルがある
  • 金属やインプラントが顔に入っている
  • ペースメーカーを入れている

効果を実感するまでに時間がかかることがある

ハイフの肌の引き締めの効果は施術後すぐに感じやすいです。しかし、リフトアップ効果については施術後1か月~2か月頃から感じられることが一般的です。

ハイフをリフトアップ目的でおこなう場合、効果を実感するまでに時間がかかります。結婚式や成人式などのイベントのためにハイフをおこなう場合は、1か月前までに施術をおこなうことをおすすめします。

ハイフ(HIFU)がおすすめの方

ハイフは次に該当する方におすすめです。

  • たるみ、小じわ、ほうれい線が気になる
  • 二重アゴを解消したい
  • ダウンタイムを短くしたい
  • 痛みが少ない施術をしたい
  • 周囲に施術を受けたことを知られたくない
  • メスを使用する施術に抵抗がある

ハイフ(HIFU)の人気おすすめ美容クリニック5選

ハイフの施術を受ける場合におすすめの美容クリニックを5院紹介します。それぞれ使用している機器や用意されているメニューが異なるため、比較して自身に合ったクリニックを選んでください。

TCB東京中央美容外科

TCB 東京中央美容外科は全国に88院を展開するクリニックです。ハイフはソノクイーンを使用しています。ソノクイーンは細かい箇所の施術が可能な機器であるため、目元や眉間、口元のしわが気になる方におすすめです。

施術箇所は全顔、目周り、首に分かれています。いずれも4回セット料金が設定されており、1回ずつ受けるよりも総額がお得です。

LINEでクーポンが配布されているため、クーポンを使用するとお得な割引料金で施術が受けられます。

40代以上の方向けに、将来のたるみの予防効果もあるセレネハイフが用意されています。美肌効果も高いため、総合的なエイジングケアができるメニューです。

エミナルクリニック

エミナルクリニックは全国に62院を展開しています。無料カウンセリングは当日予約が可能です。

導入しているハイフの機器はUTIMS A3です。UTIMS A3は新型の機器で、均一で安定した超音波を出力できます。そのため、従来機器よりも高い効果が望めます。

また、痛みが抑えらているため、痛みに弱い方でも安心です。火傷のリスクも軽減されています。施術箇所は全顔+アゴ下、全顔+アゴ下+首の2種類です。施術時間の目安はそれぞれ30分と60分です。

品川美容外科

品川美容外科は全国に39院を展開し、いずれも駅近でアクセス至便です。2023年で開院35周年を迎えます。アフターケアや保障制度が設けられており術後のトラブルへの対応が充実しているため、安心して施術を受けられます。

ハイフの機器はソノクイーンと第3世代タイタンの2種類です。第3世代タイタンは従来機器よりも照射スピードが速く、施術時間が短いことがメリットです。ホホのみであれば約10分で施術が完了します。

また、痛みが抑えられていることや、ダウンタイムが短縮されていることも特徴です。

施術箇所は次のとおりです。

  • ホホ
  • こめかみ上(ソノクイーンのみ)
  • あご下
  • 目元全体(目の上下、眉上、目尻)
  • 全顔(ソノクイーン:ホホ、こめかみ上、あご下/第3世代タイタン:額、ホホ、鼻下、あご、目尻、あご下、)
  • 全顔+首

ソノクイーンの場合はこれらのメニューにオプションとして次の箇所が追加できます。

  • 目の上下
  • 眉上、目尻

施術箇所が細かく設定されているため、気になる箇所のみリーズナブルに施術を受けられます。顔全体にハイフの施術を受ける必要がない方におすすめです。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは海外を含め137院を展開する美容外科、美容皮膚科です。1年間の来院者数は2022年度は347万人以上、2005年1月~2023年1月までの累計来院者数は約1,923万件と美容医療の施術実績が多いクリニックです。

ハイフの実績も多く、47万件以上あります。実績の多さは医師の技術力の高さを裏付けるため、信頼して施術を受けられると言えます。

使用しているハイフの機器はウルトラセルQ+です。ウルトラセルQ+は脂肪溶解ができるリニアモードを搭載しているため、小顔効果を目的にハイフを検討している方に最適です。

リニアハイフ以外の施術箇所は次のとおりです。

  • ホホ+あご下
  • 全顔
  • 全顔+首
  • デコルテ

デコルテの施術をおこなう点が特徴的です。加齢にともないデコルテはボリュームを失いますが、ハイフの照射によりハリを取り戻せます。デコルテを若々しくさせたい方におすすめです。なお、全顔はあご下と目元をふくみます。

脂肪溶解のリニアハイフはフェイスラインからあご下にかけて照射をおこないます。25歳以上の場合は上記の全顔のハイフを同日に受けることが可能です。

施術メニューとして毎月通院できるプレミアムセットが設けられている点も湘南美容クリニックの特色です。

プレミアムセットは90日間で3回通えるセットメニューで、初回は深度2.0mm、3.0mm、4.5mmのトリプル照射、2回目と3回目は深度2.0mmの照射をおこない、肌の引き締め効果を持続させます。継続的にたるみケアをおこないたい方に最適です。

共立美容外科

日本で初めてハイフをおこなったクリニックが共立美容外科です。ハイフの実績が約10年あります。1989年開業で全国に26院を展開しています。医師は、一般医療経験者が採用条件となり、技術力とトラブル時の対応力が高いことが特徴です。

使用している機器はSuper”HIFU” Pro(スーパー『ハイフ』プロ)で、共立美容外科の独自マシンです。高周波も同時に出せる機器で、高いリフトアップ効果が望めます。

Super”HIFU” Proは目の上下や目尻、口元などの肌が薄い箇所の施術が可能です。そのため、目元や口元のたるみやしわが気になる方におすすめです。

また、施術前には鎮痛剤が処方され、希望すれば麻酔クリームも別料金で追加できます。痛みに弱い方でも安心して施術が受けられると言えます。

ハイフ(HIFU)の施術の流れ

ハイフの施術の流れを紹介します。施術を受ける前に確認してください。

1:予約

まずはカウンセリングの予約をしてください。予約不要であるクリニックも中にはありますが、多くのクリニックは完全予約制です。

カウンセリング後にハイフの施術を受けることが決まったら、当日施術を受けられるクリニックもあります。当日施術を希望する場合は予約時にクリニックに確認してください。

2:医師によるカウンセリング

医師または専門スタッフによりカウンセリングがおこなわれます。カウンセリングが専門スタッフによりおこなわれた場合は、別途医師による診察があることが一般的です。肌の状態を医師の目で確認する必要があるためです。

最適な施術を受けるために、改善したい肌悩みについて詳しく希望を伝えてください。また、疑問点や不安点がある場合は遠慮せずに質問をして、納得したうえで施術を受けてください。

3:洗顔

施術前にはメイクを落とす必要があります。クレンジングや洗顔料、タオルはクリニックで用意されているため、持参しなくてもかまいません。

4:施術

ハイフの照射をおこないます。施術時間は全顔の場合で15分~40分です。施術後はすぐにメイクができます。ただし、肌を強く摩擦しないよう気を付けてください。

ハイフ(HIFU)に関するよくある質問

ハイフに関してよくされる質問とその回答を紹介します。施術を受ける前に疑問点を解決し、納得したうえで施術を受けてください。

医療用ハイフ(HIFU)とエステサロンのハイフ(HIFU)に違いはある?

ハイフには美容クリニックで施術する医療用ハイフと、エステサロンで施術するエステハイフがあります。主な違いは使用する機器、効果、施術者、料金です。

まず、機器については医療用ハイフの場合は出力に制限がありません。一方、エステハイフは出力に制限があり弱い出力でのみ施術できます。エステでの施術は医療行為に該当しないようにする必要があるためです。

機器の出力は高いほど肌の奥深くまで超音波は届きます。出力が弱いと超音波が届くのは肌の浅い部分のみです。そのため、医療用ハイフの方がエステハイフよりも高い効果が望めます。

医療用ハイフは医療行為であるため、施術者は医師または看護師です。これに対し、エステハイフは医療資格を持たないエステティシャンがおこないます。

したがって、万一トラブルが起きた場合に医療用ハイフであれば医師や看護師により適切な医療措置が施せるのに対し、エステハイフの場合はその場では対処できない可能性が高いです。

施術1回あたりの料金については、エステサロンの方がリーズナブルな傾向があります。相場は顔全体で医療用ハイフは4万~8万円であるのに対し、エステハイフは5,000~1万円です。

しかし、エステハイフは効果の持続期間が医療用ハイフより短いため、トータルの支払額はエステハイフの方が多くなるケースもあります。

ハイフ(HIFU)の効果の持続期間はどのくらい?

ハイフには二つの効果があり、それぞれ効果の持続期間と効果が出始める時期が異なります。

ハイフの一つ目の効果は肌の引き締めです。肌の引き締め効果については、施術後すぐに感じられます。効果の持続期間は1か月~3か月です。

もう一つの効果はリフトアップ効果です。施術後1か月~2か月頃から効果が実感できます。効果の持続期間は半年~1年です。なお、エステハイフの場合は効果の持続期間は1か月~2か月です。

まとめ

ハイフは切らないリフトアップとして人気が高い施術です。ソノクイーンやダブロなどの新型の機器であれば痛みが抑えられているため、痛みが苦手な方でも安心して施術を受けられます。また、副作用が少なくダウンタイムも短いこともメリットです。

リフトアップ以外にしわ改善や小顔効果もあります。とくにウルトラセルQ+リニアは脂肪溶解による顔痩せが可能で、小顔効果が高いです。

機器により効果や特徴が異なるため、クリニックの公式サイトを確認して自身の目的に合った機器を導入しているクリニックを選んでください。

<参考>
TCB東京中央美容外科
エミナルクリニック

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