産み分けゼリーで女の子を授かりたいと思っている方の中には、「おすすめの産み分けゼリーを知りたい」「産み分けゼリーを使用すれば確実に女の子が授かれるの？」と、お悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
産み分けゼリーは、クリニックに行かずに産み分けができるゼリーです。自宅で気軽に使用できるため、産み分けゼリーを使ってみたいと思う方は多いでしょう。
本記事では、女の子を授かりたい方におすすめの産み分けゼリーを3つ紹介します。
赤ちゃんの性別が決まる仕組みや、産み分けゼリーの基本知識などもまとめているため、女の子を授かりたい方はぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんの性別は「性染色体」によって決まる
赤ちゃんの性別は「性染色体」によって決まります。「XX」が女の子、「XY」が男の子になります。
卵子にはX染色体しかありませんが、精子にはX精子とY精子があり、どちらが卵子と受精するかによって性別が決まるのです。
ここでは妊娠の仕組みやX精子とY精子の違いについて解説していきます。
妊娠の仕組み
女性の卵子と男性の精子が出会うことにより妊娠します。
具体的には次の4つのステップを経て妊娠が成立します。
1：排卵
卵子を含む卵胞が月経周期にあわせて成長し、直径20mmほどの大きさになると卵子として卵巣から放出されます。これが「排卵」です。
排卵が起こると、卵巣は黄体と呼ばれる組織となり、エストロゲンとプロゲステロンを分泌します。放出された卵子は卵管に取り込まれ、精子の到着を待ちます。
2：射精
性交により射精された精子は膣、子宮頚管、卵管へ進み、排卵された卵子を待ちます。
通常一度の射精には4000万個以上もの精子が放出されますが、卵管までたどり着けるのは微々たるものです。射精後の精子の寿命は3日間とされています。
3：受精
卵子と精子が出会い融合します。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、4～5日かけて卵管内を移動し、子宮に運ばれます。
4：着床
受精卵が到達すると、子宮内に用意された子宮内膜に潜り込みます。これが着床です。
受精卵ができてから約12日後に着床が完了し、妊娠が成立します。妊娠が成立すると、月経が遅れる、熱っぽいなどの症状が出る場合があります。
妊娠初期の症状には個人差があるため、思い当たる症状があれば、早めに産婦人科を受診しましょう。
女の子を授かるにはX精子と受精する必要がある
授かる赤ちゃんの性別は、卵子に出会う精子の性染色体によって決まります。「XX」の性染色体なら女の子、「XY」染色体なら男の子です。
女の子を授かるためには、X染色体を持つ精子と受精する必要があります。
X精子とY精子の違いを簡単にまとめると次のとおりです。
X精子：女の子に必要。寿命が約2～3日と長く、酸性の環境で生き残りやすい
Y精子：男の子に必要。寿命が約1日と短く、アルカリ性の環境で生き残りやすい
女の子に必要なX精子は酸性の環境で生き残りやすいため、膣内を酸性に近づけると、女の子を授かる可能性が高くなります。
排卵日が近づくと膣内がアルカリ性になるため、酸性にするために産み分けゼリーを使用するのも有効な方法です。
女の子が欲しい場合は排卵2日前に性交を行う
女の子を授かりたい場合は、排卵2日前に性交するのも重要なポイントです。
女の子に必要なX精子の寿命は約2～3日と、Y精子の寿命より長いため、排卵日までの時間が長い方がX精子にとって優位な環境を作れます。
排卵日2日前の予測は簡単ではありませんが、排卵検査薬の使用や排卵日周辺の子宮頚管粘液の伸び具合などで予測可能です。
排卵前は卵白状で4～5cmほど伸びる頚管粘液が出ます。予測が難しい場合は、産婦人科の受診も検討してみてください。超音波で卵胞の大きさを測ったり血液中のホルモン量を調べたりすると、自身での予測よりも正確な判定ができます。
排卵日を知ることが産み分けの鍵
排卵日を知ることが、産み分けの鍵となります。
性交のタイミングによっては、男の子に必要なY精子に優位な環境となってしまうことがあるためです。
女の子を授かりたい方は、まずは排卵日を知ることから始めてみましょう。
排卵日の特定方法
排卵日の特定方法は主に2つあります。
■ 排卵検査薬を使用する
■ クリニックで卵胞の発育を確認してもらう
排卵検査薬はドラッグストアやネットショップなどで購入できるため、自宅で手軽に確認したい方や、クリニックの受診が億劫な方などにおすすめです。
確実に排卵日を把握したい場合は、クリニックで卵胞の発育を確認してもらいましょう。
排卵検査薬を使用する
排卵検査薬とは、排卵日を予測するスティック状の検査薬です。ドラッグストアやインターネットショップで購入できます。
使用方法はとても簡単で、採尿部に尿をかけて数分待つと結果が分かります。 排卵検査薬は尿中に含まれるLH（黄体形成ホルモン）に反応して陽性を示す仕組みです。
排卵直前になるとLHの分泌量が急増する「LHサージ」が発生します。
LHサージの発生から約40時間以内に排卵が起こるため、排卵検査薬によってLHサージを把握すると産み分けに最適なタイミングがわかります。
ただし排卵検査薬は、LHサージが起こる日をある程度予測し、そこから連続して使用する必要がある点には注意が必要です。
次の生理開始予定日の、17日前から排卵検査を開始するとよいでしょう。生理周期が不規則な場合は医師に相談してみてください。
クリニックで卵胞の発育を確認してもらう
クリニックでは経腟超音波エコーを使って、卵胞の発育を確認できます。
卵胞は月経周期1日目からサイズが大きくなり、1日1.5～2mmずつ成長します。排卵日前日の大きさは、20mm前後です。
エコーで卵胞の大きさを確認すれば、より精度の高い排卵予測が可能です。人によって卵胞の成長具合は異なるため、医師の経験、知識が頼りになります。
通院回数はクリニックによって異なるため、医師に相談してみましょう。
基礎体温を3か月つける
基礎体温を3か月毎日測定すると、排卵日をある程度予測できるようになります。
基礎体温とは、朝起きたときに計る体温のことです。ホルモンの作用や活動によって基礎体温は微妙に変化します。
基礎体温は排卵前の「低温期」と排卵後の「高温期」に分かれ、数字の変化から排卵があったことが確認可能です。
基礎体温のグラフは、排卵を境に低温期と高温期の二相に分かれている状態が、理想的な推移となります。
数値を追うよりも、グラフが二相に分かれているか、注目してみてください。基礎体温はあくまでも、排卵が起きた事実を確認するのに有効な方法です。
毎日記録をつけていても基礎体温のみで排卵日を完璧に予測するのは難しいため、排卵検査薬を並行して使用するとよいでしょう。
人工的に産み分けをする方法もある
人工的に産み分けをする方法は2つあります。
- パーコール法
- 着床前診断
ここでは上記2つの方法についてそれぞれ解説します。
パーコール法
パーコール法は、女の子を授かりたい場合に行われる方法です。
X精子とY精子の重さが異なることを活かした人工授精の方法となっており、採取した精子を特殊な液体に入れて遠心分離にかけることで、X精子とY精子を分けられます。
着床前診断
着床前診断とは、体外受精により得られた受精卵の一部を採取し、染色体の本数・構造に異常がないか、調べる検査です。
検査により異常のない可能性の高い胚のみを子宮に戻します。
着床前診断は、主に次の場合に適した方法です。
- 流産を繰り返している場合
- 夫婦のどちらかに遺伝疾患の因子があり、性別によって病気が遺伝する可能性がある場合
産み分けを目的とした検査は日本産婦人科学会で認められていません。
産み分けゼリーとは
産み分けゼリーは、膣内の酸性度を人為的にコントロールできる産み分けサポートアイテムです。女の子用のゼリーと男の子用のゼリーがあり、産みたい性別にあわせて使用します。
ここでは、産み分けゼリーの特徴や注意点について解説します。
産み分けゼリーはクリニックに行かずに産み分けができる
産み分けゼリーは、クリニックに行かずに産み分けができます。クリニックで排卵日を測定する場合、エコー検査や血液検査などによって測定します。
頻繁に通院が必要となれば、クリニックまでの交通費や診療代の負担もかさむでしょう。産み分けゼリーを使用すれば、クリニックに行く手間や費用を省きながら、自宅で産み分けができます。
産み分けゼリーを使う理由
産み分けゼリーは膣内の酸性度を人為的にコントロールし、女の子または男の子を授かるのに適した膣内環境に近づけられます。
女の子用の産み分けゼリーはpH3.5～4.5の弱酸性、男の子用の産み分けゼリーはpH7.1～7.9の弱アルカリ性です。
女の子を授かりたい場合は、弱酸性の女の子用の産み分けゼリーを使用します。
産み分けゼリーの成功率は100％ではない
産み分けゼリーの成功率は70～80％とされており、100％ではありません。産み分けゼリーを使ったからといって、必ずしも望む性別の赤ちゃんを授かれるとは限らないことを知っておきましょう。
産み分けの成功率を上げるためには、排卵日の把握が大切です。
産み分けゼリーが購入可能な場所
産み分けゼリーは次の場所で購入できます。
- 公式通販インターネットショップ（Amazonや楽天市場など）
- 一部の産婦人科医院
インターネットショップでも購入できますが、商品品質や保証面から、公式通販で購入するとよいでしょう。
新品交換保証や返金保証の付いている産み分けゼリーもあるため、公式サイトの情報を確認してみてください。
産み分けゼリーの注意点
産み分けゼリーを使用する上で押さえておきたい注意点を3つ紹介します。
正しい使用量を守る
産み分けゼリーの1回の使用量は1～2本が適正です。各商品のパッケージまたは公式サイトに記載されている使用量を守ってください。
使用量を増やしたからといって、成功率が上がるわけではないため注意しましょう。
使用した注射器など衛生面に気をつける
注射器を使用するタイプの産み分けゼリーは衛生面に注意が必要です。
注射器を使った後は必ず綺麗に洗浄し、使用する際も清潔な手で扱ってください。膣内に菌が入らないように気を付けましょう。
35歳以上の方は妊娠率低下の可能性がある
35歳以上の方が産み分けゼリーを使用すると、妊娠率が低下する可能性があります。35歳以上で女の子の産み分けを希望する場合は、医師に相談してみてください。
産み分けゼリーを選ぶポイント
産み分けゼリーを選ぶポイントは5つあります。
■ 天然の成分で作られているか
■ 衛生面に配慮されているか
■ pH値は希望の性別に最適か
■ 返金補償があるか
■ 中古品やオークションサイトの商品は買わない
これらのポイントを押さえたうえで、自身に合った産み分けゼリーを選びましょう。
天然の成分で作られているか
産み分けゼリーはデリケートな膣内に使用するため、天然成分で作られているか、必ず確認しましょう。100％天然成分でできている商品であれば、副作用のリスクはないと考えられています。
天然成分で作られているかは、商品の公式サイトやパッケージの成分表示を確認してみましょう。
衛生面に配慮されているか
産み分けゼリーは、衛生面に配慮されているのかも、重要なポイントです。産み分けゼリーには注射器で注入するタイプと、筒の中にゼリーが入っているタイプの2種類あります。
注射器で注入するタイプの場合、使用後に必ず洗浄し都度清潔な状態で使わなくてはいけません。
筒の中にゼリーが入っているタイプは使い切りのため、衛生面でいえばこちらの方が安心できます。購入前にどちらのタイプかチェックしたうえで、購入してみてください。
pH値は希望の性別に最適か
産み分けゼリーは、希望する性別によって適したpH値が異なります。
女の子用の産み分けゼリーはpH3.5～4.5の弱酸性、男の子用の産み分けゼリーはpH7.1～7.9の弱アルカリ性です。希望の性別に最適か、必ず確認しましょう。
返金など補償があるか
産み分けゼリーは数多くありますが、返金保証や返品交換保証などを設けている商品も少なくありません。
余った商品の買取や使用期限を過ぎてしまった場合の新品交換保証など、商品によって補償内容が異なります。商品の公式サイトの情報を確認してみてください。
中古品やオークションサイトの商品は買わない
産み分けゼリーはインターネットオークションやフリマアプリなどに出品されていることもありますが、公式サイト以外では購入しないようにしましょう。
模造品の可能性があるほか、安全性にも欠けます。中古品、オークションサイトからの購入は保証も付かないため、万が一トラブルが起きた場合に対応できません。
おすすめの産み分けゼリー3選
おすすめの産み分けゼリーを3つ紹介します。
各商品の特徴や基本情報をまとめているため、女の子を授かりたい方はぜひ参考にしてみてください。
ピンクゼリー・グリーンゼリー
ジュンビー株式会社から販売されている「ピンクゼリー・グリーンゼリー」と、SS研究会から販売されている「Pink Jelly・Green Jelly」の2種類があります。
特許庁に認可された登録商標で、ジュンビー株式会社が販売している方が、産み分けゼリーの正規品です。ジュンビー株式会社は妊活サポート専門会社で、産み分けに注力しています。
ピンクゼリーはpH4.0の弱酸性で、浸透圧は女性の膣内環境に合わせた260～370mosmです。自然な使用感が得られるよう、膣分泌液の粘度に合わせた低粘度のゼリーを実現しています。
さらに日本人女性に最適な1.7mlの内容量もポイントの一つです。女性を最優先に考え、こだわりぬいた品質が魅力の産み分けゼリーとなります。
ピンクゼリー・グリーンゼリーは、90日間の新品交換保証付きです。
購入したゼリーが未使用のまま使用期限が過ぎてしまった場合、残りのゼリーを1本単位で新品と交換してもらえます。
| 販売会社 | ジュンビー株式会社 |
| 値段 | 1箱 16,280円 |
| pH | ピンクゼリー 4.0グリーンゼリー 7.2 |
| 成分 | 精製水、ヒアルロン酸ナトリウム、ジプロピレングリコール、ヒドロキシエチル、セルロース、乳酸、クエン酸、ナトリウム、エデトサンニナトリウム、安息香酸ナトリウム |
| 返金・買取キャンペーン | 90日間の新品交換保証 |
ベイビーサポート for girl
ベイビーサポート for girlは、品質にこだわった純度の高い精製水を使用している産み分けゼリーです。ECOCERTからの認証を受けた100％植物由来の保湿成分、プロパンジオールを配合しています。
ゼリー、外箱すべてが日本製で、医療機器基準の環境であるISO9001認定工場で製造されている点が特徴です。pH値は、女の子を授かるのに最適な5.5～6の弱酸性です。
第三者機関による皮フ刺激性試験をクリアしているため、信頼できます。
ベイビーサポート for girlは、余った産み分けゼリーを1本1,000円（税込）で買い取る「おめでた返金キャンペーン」を実施しています。
余ってしまうのではないかと心配している方も、気軽に購入しやすいでしょう。
| 販売会社 | 株式会社アイテック |
| 値段 | 1箱 15,180円 |
| pH | 5.5～6 |
| 成分 | 水、プロパンジオール、乳酸、ヒアルロン酸ナトリウム、レモン果汁、クエン酸、ヒドロキシエチルセルロース、カルボマー、チャ葉エキス、ポリアクリル酸Na、塩化Na、BG、安息香酸Na、フェノキシエタノール |
| 返金・買取キャンペーン | おめでた返金キャンペーン |
コダカラゼリー
コダカラゼリーはガールズピンクとボーイズグリーンの2種類あります。女の子を授かりたい方向けのガールズピンクは、pH4.0の弱酸性です。
女性にとって最適な量である1.7mlに調整されており、ゼリーの量が多すぎて精子が流れ出てしまう心配が少ない点が特徴です。
また着色料や香料をはじめとした、体に負担になる成分は含まれていません。さらに容器は1回使いきりタイプで衛生的です。抵抗のない流線型で、女性にも扱いやすい小さめサイズです。
こだわりを実現しつつも、お財布にやさしい料金も人気の理由です。
送料無料のため、北海道や九州、沖縄などの送料負担が発生しやすい地域の方でも、気軽に購入しやすいでしょう。
| 販売会社 | フェミニンメディカル株式会社 |
| 値段 | 1箱 9,680円 |
| pH | 4.0 |
| 成分 | 水、BG、プロパンジオール、ペンチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、1,2-ヘキサンジオール、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁、アロエベラ葉エキス、ヨモギ葉エキス |
| 返金・買取キャンペーン | なし |
まとめ
産み分けゼリーは膣内の酸性度を人為的にコントロールし、希望する性別の赤ちゃんを授かるのに適した膣内環境に近づけられるサポートアイテムです。
排卵日を把握したうえで産み分けゼリーを使用すると、産み分けの成功率を高められます。
女の子を授かりたい場合は、弱酸性の産み分けゼリーを選びましょう。今回紹介した3つの商品も候補に入れて、自身に合った商品を購入してみてください。
＜参考＞
ピンクゼリー
ベイビーサポート for girl
コダカラゼリー
