産み分けゼリーで男の子を産む方法は？性別が決まる仕組みや選ぶ際のポイントを解説

男の子を産む確率を上げる方法の一つに産み分けゼリーがあります。オンラインで購入でき、簡単に利用できるため注目を集めていますが、実際にどのように使うのか、種類や選び方が気になる方も多くいるでしょう。

この記事では、産み分けゼリーを使って男の子を妊娠したい方のために、性別が決まる仕組みや、産み分けゼリーの種類、選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。

男の子が欲しい妊活中の方やこれから妊活を始める方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

産み分けゼリーとは

産み分けゼリーは、特定の性別の子どもが欲しいカップルから注目を集めています。

具体的にどのような仕組みで産み分けをサポートできるのか解説します。

膣内に注入して産み分けをサポートするゼリー

産み分けゼリーは、膣内に注入して使用します。どの産み分けゼリーも自身で注入できるよう設計されており、クリニックで施術してもらう必要はありません。タンポンのように膣内に挿入して使用できる製品もあるため、誰でも簡単に利用できます。

産み分けゼリーは医薬品ではありません。そのため、クリニックで診察を受けて処方してもらう必要もありません。
また、産み分けゼリーを販売している会社の公式サイトや楽天市場などからオンラインで購入も可能です。

もちろん、産み分けをサポートしているクリニックでも購入もできます。

簡単に利用できる製品ですが、身体に悪い影響がないか心配になる方も多くいるでしょう。
また、産み分けをサポートする製品のため、赤ちゃんの染色体に異常を与える可能性があるのではと不安になる方もいるのかもしれません。

しかし、産み分けゼリーの成分はビネガーやベーキングパウダーなど口に入れても問題ない天然成分から作られています。産み分けゼリーによって女性の身体に副作用が発生することはありません。

生まれてきた赤ちゃんに関しても、ダウン症などの染色体異常があったという報告はなく、安心して使用できます。

酸アルカリ法を利用し各性別に適した膣内環境をサポート

産み分けゼリーはどのような仕組みで、赤ちゃんを希望の性別を分けることができるのでしょうか。

赤ちゃんの性別を決定するのは、性染色体です。男性から射精される精子には、X染色体を持つX精子とY染色体を持つY精子があります。X精子が受精した場合は女の子になり、Y精子が受精した場合は男の子になります。

X精子、Y精子には、それぞれに適したphがあり、膣内を希望の性別に適したphにすると、産み分けが可能になります。具体的には、男の子を希望する場合は膣内をアルカリ性に、女の子を希望する場合は酸性にします。

産み分けゼリーは、膣内のphを酸性にしたりアルカリ性にしたりして、各性別に適した環境になるようサポートする製品です。

膣内を酸性にしたりアルカリ性にしたりして大丈夫なのかな、と心配になるのかもしれませんが、全く問題ありません。女性の膣内は酸性に保たれていますが、排卵日前後は精子が入ってきやすいようにアルカリ性に変わります。

このように、自然な状態でも女性の膣内のphは変化するため、産み分けゼリーを使用して酸性をアルカリ性、アルカリ性を酸性に変化させても身体に問題はありません。

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産み分けゼリーを使用すれば必ず男の子を妊娠できる？

産み分けゼリーで男の子を妊娠できる可能性はどのくらい上がるのでしょうか。

必ずしも希望の性別を妊娠できるとは限らない

現在のところ、産み分けの成功率に関して、科学的に実証されたデータがありません。そのため、成功の確率がどのくらいかは、まだわかっていません。

しかし、絶対に希望の性別の赤ちゃんを妊娠できる産み分け方法はないことが現状です。

とくに、産み分けゼリーは膣内の環境を希望の性別に適したphに調整し、産み分けをサポートする製品です。Phが整えられたからといって、必ずしも希望する性別の精子のみが受精するとは限りません。

また、産み分けゼリーを注入するタイミングや射精のタイミングで、うまくいかないケースもあるでしょう。

あくまで、希望の性別の赤ちゃんを授かる確率をあげるサポートととらえましょう。

タイミング法の併用で確率が上がる可能性

産み分けの確率を上げる方法にはゼリーのほかに、タイミング法があります。女性の膣内は、異物の侵入を抑えるため、通常は酸性に保たれていますが、排卵日前後には精子を受け入れるためアルカリ性に変化します。

この特性を利用して、膣が最もアルカリ性になる排卵日当日に性交し、男の子の妊娠を試みる方法がタイミング法です。

タイミング法のみで産み分けを試みる方も多いですが、産み分けゼリーと併用すると、膣内がより確実にアルカリ性になるため、産み分けの成功率が上がるといえます。

ただし、タイミング法を利用するためには、排卵日を正確に予測する必要があります。排卵日を予測するためには次の方法があるので、あわせて活用すると産み分けできる確率が上がるでしょう。

■市販されている排卵日予測検査薬を使用する
尿をかけて検査する方法。陽性になった1日～2日後が排卵日

■おりものの状態を確認する
卵の白身のような粘り気のあるおりものが大量に出てきたら排卵が近いサイン。もっとも多くなった2日後に排卵する

■基礎体温を測定する
基礎体温は排卵後に高温期に入り、月経がくると低温期になる。自身のサイクルを記録して排卵日を予測する

■専門の医療機関で卵胞サイズを確認する
超音波検査を利用して卵胞のサイズを確認し、医師が排卵日を予測する

妊娠のチャンスは何度もあるわけではありません。それぞれのチャンスにおいて成功率を上げるためにも、タイミング法と産み分けゼリーの併用がおすすめです。

赤ちゃんの性別が決まる仕組み

赤ちゃんの性別は性染色体で決まります。受精した精子がX染色体を持っていれば女の子に、Y染色体を持っていれば男の子になります。

では、どのような要素でX精子、Y精子、どちらが受精するかが決まるのでしょうか。

性別は膣内の状態で決まる

精子にはX精子とY精子がありますが、それぞれ逆の性質を持っており、X精子が活発に動けるphのときはY精子が弱まり、Y精子が活発になるphではX精子が弱まります。

そのため、膣内のphによって、どちらの精子が活発に動けるかが決まります。

活発に動ける精子が、膣内深くまで入り込み受精できると考えられるため、どちらの精子に適したphかによって、生まれてくる赤ちゃんの性別が決まるといえるでしょう。

産み分けには、タイミング法や産み分けゼリーを使用して、希望の性別に適したph状態のときに性交することが大切です。

アルカリ性が高ければ男の子を妊娠する可能性が高い

男の子を妊娠したい場合は、膣内のphがアルカリ性のときに受精できるようにすると、成功する確率が高まります。

Y精子が活発に動ける環境がアルカリ性であり、反対にX精子が弱まるphだからです。
男の子用の産み分けゼリーは膣内をアルカリ性にできるため、男の子を妊娠しやすくなります。

排卵日前後の膣内は受精にむけてアルカリ性に変化するとわかっています。

そのため、膣内がアルカリ性になっている可能性が高い排卵日当日は、もっとも男の子を妊娠する可能性が高い日といえるでしょう。

酸性が高ければ女の子を妊娠する可能性が高い

X精子が活発になる酸性の環境では、女の子を妊娠する可能性が高まります。

通常、膣内は異物の侵入を防ぐため酸性に保たれていますが、排卵日前後はアルカリ性になります。女の子を希望する場合は、排卵日の2日前に最後の性交をし、その後は避妊するようにしましょう。

また、女の子用の産み分けゼリーを使用して、膣内を酸性に調整すると、女の子を妊娠できる確率があがるといえます。

膣内が自然と酸性に保たれているタイミングと産み分けゼリーを利用して、より確実に酸性の環境を作りましょう。

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産み分けゼリーの使用方法

産み分けゼリーは膣内に注入して使用しますが、期待した効果を得るためには正しく使用する必要があります。

ここでは、一般的な産み分けゼリーの使用方法を紹介します。

1：ゼリーの準備

産み分けゼリーにはタンポンタイプと瓶タイプがあります。タンポンタイプはあらかじめタンポンのような容器にゼリーが入っているため、ゼリーの準備は不要です。

瓶タイプのみ、ゼリーの準備が必要です。瓶の中のゼリーは室温で固まるため温めて溶かします。

約45～50度の暖かいお湯に瓶を5分程度つけると、ゼリーが液体状になります。温め過ぎると、膣に注入する際、やけどする可能性があるので気をつけましょう。

十分に溶けたら専用の注射器でゼリーを約3～4㏄吸い上げます。瓶に残ったゼリーは、次回も使用できます。水が入らないように気をつけて蓋をして保管してください。

2：ゼリーを膣内に注入

注射器もしくはタンポン状の容器を使用し、膣の奥に注入します。身体に力が入ると奥まで注入しにくくなるため、できるだけリラックスできる姿勢で実施してください。

立ったまま片足をイスに乗せた姿勢や横になった状態で注入すると、うまく入れやすいでしょう。

3：ゼリーがなじむまで数分待つ

ゼリーが膣内に広がり、なじむのを待ちます。ゼリー注入後は、横になりゼリーが流れ出るのを防ぎましょう。
製品にもよりますが、5分程度で膣内の環境が整う場合が大半です。

4：性交渉する

射精後、女性は横になった状態でしばらく待ちましょう。
また、腰を少し高い位置でキープすると、精液が外に流れ出るのを抑え、精子が膣の中深く入りやすくなるため、受精率が高まるといわれています。

産み分けゼリーを選ぶ際のポイント

産み分けゼリーにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。

選ぶ際のポイントを理解して、自身にとって最適な産み分けゼリーを選びましょう。

自身に合ったタイプの産み分けゼリーを使用する

産み分けゼリーには、瓶タイプとタンポンタイプがあります。

瓶タイプの場合、湯煎でゼリーを溶かしてから注射器で吸い上げ、膣内に注入して使用します。

産み分けをサポートしているクリニックで販売されていることが多いため、医師から使用方法や注入量などの指導を受けながら使用できます。

タンポンタイプはすでにゼリーがタンポンのような形の容器に入っており、湯銭の必要がなく、すぐに注入できるので便利です。
また、1回使い切りのため衛生的に利用できるのもメリットです。

湯煎や衛生管理の手間を省きたい方には最適なタイプです。

ゼリーの品質を確認

産み分けゼリーを選ぶうえで最も大事なポイントはph値です。たとえば、男の子を授かりたい場合、ph値をアルカリ性にする必要がありますが、アルカリ性が強ければ強い方がよいわけではありません。

アルカリ性が強すぎると皮膚を傷つけてしまう可能性があるためです。産み分けに効果を発揮しつつ、身体に優しいph値を保つ必要があります。

それぞれの性別の産み分けに適したph値は次のとおりです。

・男の子：pH7.1～7.9の弱アルカリ性

・女の子：pH3.5～4.5の弱酸性

しかし、すべての製品がこの範囲内になるよう設計されているわけではなく、各製品によってターゲットとするph値は少し異なります。

たとえば、ジュンビーが販売しているグリーンゼリーは、ph値が6.9～7.5ですが、コダカラゼリーのボーイズグリーンはph値が7.0～8.0に設定されています。

＜参照元＞
【公式】グリーンゼリー｜日本人女性に最適なジュンビーの正規品
 【公式】コダカラゼリー｜ガールズピンク・ボーイズグリーン（日本製）

肌が弱く酸性やアルカリ性に影響を受けそうな方は、ph値が弱めに設定されている製品を選ぶとよいでしょう。

一方、とくに問題がなさそうな方は、ph値が強めの製品を使用すると産み分けの成功率があがるのかもしれません。

経済状況に合った価格の商品を選ぶ

産み分けは一度の試みのみで妊娠に成功するとは限りません。何度か挑戦すると考えると、続けられる費用の製品を選ぶのも重要です。

日本で購入できる主な男の子用産み分けゼリーの価格は次のとおりです。

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販売元	ジュンビー株式会社	フェミニンメディカル株式会社	株式会社アイテック	SS研究会
商品名	グリーンゼリー	コダカラゼリー（ボーイズグリーン）	ベイビーサポート	Green Jelly
パッケージ価格	10本：16,280円	6本：9,680円	7本：7,590円	1瓶（約5回分）： 11,000円
1回あたりの価格	1,628円	1,613円	1,084円	約2,200円