妊娠したのなら結婚指輪は早めに外そう

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妊娠したのなら結婚指輪は早めに外そう

結婚指輪を大切に思い、いつでも左手の薬指に身につけている女性はたくさんいることでしょう。しかし、妊娠をした場合は、いつでも身につけているというわけにはいかないので気をつけなければいけません。こちらでは、なぜ妊娠中に指に身につけたままでは駄目なのか説明するため、理由が気になっている方は読んでみてください。詳しい情報を記載するのできちんと読んでもらえれば、納得したうえで指から外してもらえるはずです。また、外した指輪の活用方法も紹介するため、どうしてもいつでも身につけていたい方は参考にしてもらえるでしょう。

むくんでしまって外せなくなることがある


妊娠はとても素晴らしいものですが、赤ちゃんを自身の中で育てなければいけないので、さまざまな変化が起こり以前の自分とは違う身体になってしまうケースがあります。その変化の中で指輪にもっとも関連するのは、指がむくんでしまうことでしょう。ホルモンバランスが崩れたり、身体の循環機能が弱まったりして、指が以前とはまったく異なった太さになってしまう場合があるのです。ほとんどの方の結婚指輪のサイズは、妊娠していないときを基準にして決定しているでしょう。従って、妊娠してむくんでしまうと、輪っかが指にめり込んで外せなくなってしまうケースがあります。そのため赤ちゃんをお腹に授かったのなら、早めに外したほうがよいといわれています。

また、妊娠の影響で体重が増えてしまい、指が太くなってしまうことも外せなくなる原因だといえるでしょう。なお、できる限り長く身につけたいと考える方の中には、どのくらいで外せばよいか知りたい場合もあるかもしれません。一人ひとりの状態によって異なるので、いつから外せばよいのかはハッキリとは断言できませんが、ドクターに聞けば参考になる意見を教えてくれます。いつも診察を受けている医療施設のドクターなら、患者である自身がどのような状態にあるのか正しく把握をしてくれているはずです。

もちろん、身体がむくんできたことも察知してくれているため、質問をすれば外すべきタイミングを教えてくれます。まだまだ大丈夫だと考えていても、医学的には外したほうがよい状況もあるのでドクターのアドバイスには従いましょう。ただし、先週、普通に苦労なく外せたとしても、今週になっていきなり外せなくなったというケースもあるので気をつける必要があります。妊娠の初期で定期検診を利用する頻度が少ない場合は、間隔があいて次に診てもらったときには、もう外せない状況になっているかもしれません。もしも、指のむくみを少しでも感じたのなら、ドクターの元を訪れなくても自身で判断して外すようにしましょう。

結婚指輪を外せなくなったときの危険性

無事に出産が終われば、むくみは解消されるので、そのときに外せばよいと考えるかもしれません。しかし、むくみが酷いと、どんどんと輪っかが指にめり込んでいってしまい、血流を悪くしてしまいます。その結果、最悪の場合は壊死してしまう可能性もあるので、出産を待つという選択肢はおすすめできません。最悪の状況を避けられたとしても、いつでも指が痛いという悲惨な状態になってしまうこともあります。妊娠して、ただでさえ身体の変化にストレスを感じているのに、そこに痛みが加われば耐えられない方もいるでしょう。

もしも、すでに外せない状態にあるのなら、さまざまな工夫をして指から抜くために頑張ったほうがよいです。どうしても抜けず身体に対して不都合がある場合、金属をカットして外すことになるため、大切な結婚指輪を失うことになってしまいます。オイルや石けんで滑りやすくしたり、たこ糸をぐるぐる巻きにして指を細くしたりする方法があるので試してみましょう。いろいろとやってみて、どうしても駄目な場合はドクターの元を訪れて相談することになります。出産を任せられる医療施設なら、外せないというトラブルに詳しい場合もあるので、相談すればすぐに解決するかもしれません。

指輪はネックレスにして身につけることが可能


指がむくんで外せなくなったら一大事なので、早めに対処しなければいけないのは理解できても、できることなら身につけていたいと考える妊婦の方もいるでしょう。たしかにパートナーとの絆の証なので、そのような気持ちを抱くのは当然のことです。そのときは、指にはめるという方法以外で、身につけることを強くおすすめします。とくにおすすめできるのは、ネックレスに結婚指輪を通して首からぶら下げるという方法です。首がビックリするくらいむくんだとしても、輪っかのサイズは大きいためネックレスが取り外せなくなることはありません。

そのため、妊娠中でも安心して身につけられるので、ぶら下げてネックレスの一部にしてしまうのを考えてみましょう。なお、せっかくネックレスにするのですから、持っていたとしても新しいものを購入するのがよいかもしれません。とくに細いチェーンのネックレスしか持っていないのなら、新しいものを購入することをおすすめします。なぜならば、付属品が一切なくチェーンだけで売られているものは、何かをぶら下げるためには作られていないからです。従って、そのようなネックレスにぶら下げてしまうと、いつの間にか切れてしまい、大切な結婚指輪をなくしてしまう可能性があります。最悪のアクシデントに合いたくないのならば、新しく太いチェーンのものを購入してそちらにぶら下げるようにしましょう。

もしも、種類がたくさんあって、どれにぶら下げるのがベストなのか分からない場合は、アクセサリー店を訪れてスタッフに説明をしてもらったほうが安心です。ネットショップでも購入できますが、実物が見られないため、届いてみてから『想像とは違うネックレスだった』ということも起こりえます。デザインが想像と違うのならまだよいのですが、耐久性が想像と異なった場合は、アクシデントが起こる可能性が高くなるので気をつけましょう。アクセサリー店でアドバイスをもらいながら購入すれば、切れてしまうようなネックレスを手に入れることはありません。用途を伝えれば頑丈な作りのものを提案してくれるので、いつでも安心して身につけていられるでしょう。

そして、ネックレスに指輪を通して身につけることの注意点も教えてもらえます。快適に身につけていたいならば、そちらのアドバイスもスタッフにしっかりと求めるとよいです。ちなみに、購入するための予算があるのなら、最初にアクセサリー店に伝えておくようにしましょう。予算を伝えないと、スタッフはできる限り高いものをすすめてくるため、買えないものをいろいろと紹介されてしまいます。それはかなりの時間の無駄になるので金額をハッキリと伝えて、その範囲内で一番よいものを提案してもらいましょう。

パートナーとの大切な誓いの結婚指輪だからこそ、カットして外すような最悪な結果を招いてはいけません。外せるうちに早めにきちんと外して、保管をするなりネックレスにして活用するなりをおこないましょう。出産が無事に終われば、再び指にきちんと身につけられるようになるので少しの辛抱だといえます。なお、ネックレスではなく指輪というアイテムにこだわるのなら、マタニティリングを購入する方法もあります。マタニティリングはフリーサイズなので、指がむくんだからといって外せなくなることは滅多にありません。いろいろなデザインのものが売られているため、妊娠のつらさを乗り越えられる糧となるものを手に入れてしまいましょう。

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