葉酸サプリは体によいと一口に言っても、どのような効果があるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
葉酸サプリは、赤血球の生産を助けたりDNAを含む核酸やたんぱく質の合成を促進させたりするなど、生体にかかわる効果があります。
本記事では葉酸サプリの効果を中心に、必要な摂取量や過剰摂取の影響などについて解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
後半では、効果が高いと評判の葉酸サプリを12選紹介しているため、最後まで読んでこれからの生活に葉酸サプリを取り入れましょう。
葉酸サプリのおすすめ
葉酸とは?
葉酸とは、プテロイルモノグルタミン酸を指し、ビタミンB群の水溶性ビタミンです。また、プテロイルモノグルタミン酸の派生物の総称でもあります。
ビタミンB12とともに赤血球を作るため、造血のビタミンと呼ばれることもあり、多くの細胞増殖に関係している成分です。
葉酸サプリの効果を知るためには、葉酸について知識を深めた方が理解しやすくなるため、はじめに葉酸について詳しく解説します。
葉酸はビタミンB群の1つ
葉酸はビタミンB群の1つであり、DNAやRNAの合成に関与していたり、赤血球の生成を助けたりするため、細胞の増殖に必要な成分といわれています。
葉酸が欠乏すると巨赤芽球性貧血のリスクが増えることや、動脈硬化の引き金となる血清ホモシステイン値を高くするため、健康維持のために積極的に葉酸を摂取しましょう。
ビタミンB群にはビタミンB1やナイアシンなどが含まれ、どの成分も大切な栄養素のため、葉酸とともに摂ることが望ましいとされています。
葉酸を多く含む食材
葉酸は、普段の食事からも摂取できる成分です。葉酸を多く含む食材は次のものが挙げられます。
- 鶏レバー
- モロヘイヤ
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 春菊
- アスパラガス
参照元:栄養素カレッジ│大塚製薬
葉酸は、体内で消化されて吸収されますが、食事による葉酸が生きたまま利用される確率は葉酸サプリの25~81%といわれています。
ただし、食事による葉酸が生きたまま利用される確率はさらに上回るとしている研究結果や、葉酸サプリと比べることは正確ではないとする意見もあることから、食事による葉酸の効果を明確にはできないとされています。
妊娠中や妊活中の葉酸が推奨されている理由
葉酸は、貧血予防や胎児の神経管閉鎖障害のリスクを軽減できることから、妊婦や妊活中の方に推奨されています。
とくに胎児の神経管閉鎖障害のリスクが軽減される点については、知っておくべき知識といえるため、確認しましょう。
貧血は鉄分の不足によるものと考えられていますが、葉酸とビタミンB12とともに赤血球を増加させるため、葉酸を摂取すると貧血予防につながります。
以上のように、妊婦や妊活中の方に推奨される理由があるため、それぞれ詳細を確認しましょう。
胎児の神経管閉鎖障害リスクが軽減できる
数多くの介入試験にて、受胎前後に葉酸サプリメントを投与した結果、胎児の神経管閉鎖障害のリスクが軽減したことが明らかにされています。
胎児の神経管閉鎖障害は、受胎してから28日前後で神経管が閉鎖する形成異常で、無脳症や二分脊椎、髄膜瘤などの異常を引き起こすものです。
受胎してから28日前後で妊娠が発覚する方は少ないため、妊娠の計画を立てている方や妊活中の方は、葉酸サプリを摂り入れましょう。
しかし、葉酸サプリのみで絶対に神経管閉鎖障害をなくせるわけではなく、普段から栄養摂取に努め、葉酸を含む食材も摂り入れる必要があるため、注意してください。
妊婦の貧血を予防
葉酸は、造血のビタミンと呼ばれるほど赤血球の生産にかかわる成分です。
貧血になりやすい方に効果的といえ、とくに妊婦の方とって貧血は非常に危険であることから、葉酸サプリの摂取をおすすめします。
妊娠中に貧血を起こして倒れてしまうと、胎児にも危険が及ぶため、もともと貧血気味の方は注意が必要です。
普段の食事でも鉄分や葉酸を意識した食材を摂取し、葉酸サプリでサポートしましょう。
妊婦さん以外が葉酸を摂取する効果とは?
葉酸は、妊婦の方以外でも摂取すれば白髪の予防になったり、うつ病の改善や予防になったりと、さまざまな効果を発揮します。
一見関係性があるとは思えないものもありますが、さまざまな観点から葉酸との関係性が見えてくるため、確認してみましょう。
新陳代謝を促進
葉酸は、多くの細胞増殖を促進させる効果があることから、新陳代謝の促進につながるため、美容にもよいとされています。
新陳代謝が上がることで肌のターンオーバーが活発になり、美肌になることも期待できるため、健康以外の目的にもおすすめです。
さらに、新陳代謝が上がると疲労が回復しやすくなることにもつながるため、妊婦の方以外でも葉酸を摂取するメリットが多くあります。
白髪を予防できる
白髪になる原因は、メラニン色素が髪の毛に行き渡らなくなることで起こる現象のため、血液を増加させることで、血行を促進させてしっかりと髪の毛に成分を届けられるようになります。
しかし、葉酸ではメラニン色素を作るためのメラノサイトや、その原料となるチロシンを補給できるわけではありません。
さらに、髪の毛の主成分はたんぱく質であることから、白髪を予防するにはバランスよく栄養補給しつつ、葉酸を摂取して髪の毛まで栄養を届けるようにしましょう。
循環器系の病気を予防できる
葉酸の循環器系の病気に対する予防の可否は、研究結果によりさまざまであるため、確実に予防できるとは限りません。
しかし、脳卒中や循環器疾患全体の発症率を有意に下げたとする報告の事実があるため、予防できると解釈できます。
ただし、葉酸サプリの投与量が研究ごとに異なっている点や、推奨される摂取量を超えている点から、判断が難しいため、厚生労働省では明確な回答を記していません。
研究結果として循環器系の発症率が下がったことは証明されていますが、個人差が著しいことから、すべての方に適用できるものではないとしています。
認知症を予防できる
葉酸は、血清ホモシステイン値を低下させる効果があるため、動脈硬化や認知症の予防になるといわれています。
認知症は解明しきれていない部分もあり、葉酸の効果もまた、不明です。しかし、効果があると示唆できる事例があるため、紹介します。
埼玉県の坂戸市でおこなわれた坂戸市葉酸プロジェクトでは、葉酸を強化した米やパンを高齢者に毎日補給したことで、心筋梗塞や認知症などの葉酸の予防効果が期待される疾患において、医療費の減少が示されました。
しかし、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)総論 ビタミン(水溶性ビタミン)では、明確な閾値は観察されていないとしているため、葉酸の効果は未知数です。
うつ病の改善や予防になる
うつ病は、代謝が悪い方や精神的な苦痛から罹患するとされており、ビタミンやアミノ酸、ミネラルなどの多くの栄養素によって改善及び、予防可能です。
中でも、葉酸値はうつ病患者にとって測定を必須としているクリニックもあるほど注目されており、葉酸値が低い方に葉酸を補給して改善を図るため、葉酸はうつ病の改善や予防につながるといえます。
うつ病に罹患する原因は、葉酸値の低下のみではないため、葉酸サプリを摂取すれば予防できるわけではありませんが、一つの原因である葉酸値の低下を防げることは間違いないため、おすすめです。
1日に必要な葉酸の摂取量の目安
葉酸は、食事により摂取できる天然の葉酸と、葉酸サプリや葉酸強化食品などで摂取できる人為的な葉酸に分けられます。
天然の葉酸は、過剰摂取による健康障害は報告されていないため、食事による葉酸の摂取は問題ありませんが、人為的な葉酸は過剰摂取すると健康障害を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、1日に必要な葉酸の摂取量と、過剰摂取のリスクについて解説します。
推奨される葉酸の摂取量
推奨される葉酸の摂取量に性別は関係しないため、成人男女と妊婦による摂取量の基準を解説します。
成人の方に推奨される葉酸の摂取量は、1日240㎍(マイクログラム)です。
上記の数値は、赤血球中の葉酸濃度を一定の数値に保つことで、葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血を予防するための数値となります。
年齢にかかわらず、18~65歳の方が上記の数値にて葉酸を摂取すると、健康維持につながるため、葉酸サプリを摂取する際の目安にしてください。
続いて、妊婦の方に推奨される葉酸の摂取量は、1日480㎍です。
しかし、上記の数値は妊娠中中期から後期の方に適用する数値であるため、妊娠初期の方は含まれません。
妊娠初期の方や胎児の神経管閉鎖障害を目的とした葉酸の摂取量は、1日400㎍であると研究結果があるため、400㎍を目安に摂取しましょう。
過剰摂取によるデメリット
推奨される葉酸サプリの量を大きく上回ると過剰摂取となり、健康障害を引き起こしやすくなるため、注意してください。
過剰摂取によって引き起こされる健康障害は、神経症状の発現や悪化が挙げられています。
葉酸サプリの過剰摂取による健康障害が判明したのは、巨赤芽球性貧血の原因がビタミンB12の欠乏によるものか葉酸の欠乏によるものか鑑別できないことから、葉酸を投与した際に発現したためです。
健康障害が最も多く引き起こされた葉酸の摂取量は1日5mg(5,000㎍)とされていますが、厚生労働省では、葉酸サプリの摂取量上限を30~64歳の男女は1日1,000㎍、その他の年齢区分は1日900㎍としています。
葉酸を効率的に摂取するコツ
葉酸は、水溶性ビタミンであることや光、熱に弱いことから食事で摂取する際は、サラダのような新鮮な状態で食べることがおすすめです。
茹でることをおすすめはできませんが、丸ごと食べられる汁物やスープなど水分に溶けても摂り入れられる調理方法なら問題ありません。
食事から摂取できる葉酸に加えて、葉酸サプリでの摂取が望ましいとされています。
理由は、天然の葉酸と人為的な葉酸を比較した際に、天然の葉酸よりも人為的な葉酸の方が、約50%多く生きたまま体内に利用されていると研究結果があるためです。
葉酸サプリの効果的な選び方
葉酸サプリを選ぶ際は、葉酸の配合量や葉酸以外の配合成分に注目して選ぶことがおすすめです。
上記に加えて、飲みやすく継続できるものや価格、安全性などを考慮して選ぶことで自身にぴったりの葉酸サプリが見つかります。
中には産婦人科医が監修、推奨している葉酸サプリもあるため、迷ってしまったときの基準として参考にしてみましょう。
葉酸の種類
葉酸には、食品に含まれている天然の葉酸と人によって作られた人為的な葉酸があります。
天然の葉酸はポリグルタミン酸型と呼ばれ、人為的な葉酸はモノグルタミン酸型と呼ばれており、葉酸サプリの多くはモノグルタミン酸型の葉酸です。
ポリグルタミン酸型は、体内で消化され吸収される際に、モノグルタミン酸となることから、モノグルタミン酸型を直接摂取した方が吸収されやすいといわれています。
葉酸サプリによって、記載されている場合もあれば、どちらの型なのか記載していない場合もあるため、種類で選ぶことは困難です。
葉酸サプリは、基本的にモノグルタミン酸型が採用されているため、前述した過剰摂取にならないように注意しましょう。
葉酸の配合量
葉酸サプリを飲む際に最も重要な点が葉酸の配合量です。
前述したとおり、葉酸は効果的とされる推奨量や、健康障害を引き起こす可能性がある過剰摂取量が定められています。
葉酸サプリによって異なりますが、妊娠初期の方用や妊娠中記や後期の方用など配合されている葉酸の量を確認してから選んでください。
前述しているとおり葉酸の推奨される1日の摂取量は、成人の方で240㎍、妊娠初期の方で400㎍、妊娠中期から後期の方で480㎍とされています。
同時に、過剰摂取とならないための上限として厚生労働省が定めている1日の摂取量は、30~64歳の方で1,000㎍、その他の年齢区分は900㎍です。
葉酸以外の配合成分
葉酸サプリを効果的にするには、葉酸以外の配合成分に注目しましょう。
ビタミン類や鉄分など、葉酸以外にも健康維持や胎児の発育にかかわる栄養素は豊富にあるため、葉酸とともに配合されている成分も大切です。
普段の食事を振り返り、十分に補いきれていない栄養素を把握してみましょう。とくに野菜不足の方は、注意して確認してください。
ほかのサプリメントでももちろん補えますが、一度に飲む量が増えるのは手間がかかったり、費用がかさんだりします。
以上のことから、葉酸サプリを選ぶ際は葉酸以外の配合成分も気にしてみることがおすすめです。
飲みやすさ
葉酸サプリは、メーカーごとにさまざまな工夫が施されています。とくに形状や匂いは、飲みやすさに直結するため、選ぶ際に確認しましょう。
とくに妊娠中は匂いに敏感になるため、飲んだものを吐いてしまう可能性も否めません。
妊娠の計画を立てている方は、現状つわりがどうなるのかわからないため、なるべく匂いを防ぐように設計されている葉酸サプリがおすすめです。
形状については、多くの葉酸サプリが丸い錠剤タイプとなりますが、中にはカプセル状のような細長い形状のものもあるため、自身が飲みやすい形状を選びましょう。
1粒当たりの大きさを明記しているものや匂いに対する防止策を明記しているものもあるため、葉酸サプリを選ぶ際は飲みやすい形状や匂いについて確認してから選ぶことがおすすめです。
価格
葉酸サプリは、一時的に摂取するよりも継続して摂取すると効果があるもののため、継続できる価格のものを選びましょう。
妊娠中に摂取する場合は、10か月ほど継続して摂取するため、想像以上に費用がかかります。
1日当たりの費用を算出して選ぶことがおすすめです。
安全性
葉酸サプリを摂取する際は、安全性についても確認が必要です。
原産国や製造国などで安全性を確かめる方法もありますが、葉酸サプリの安全性を確認する際は、残留放射能を検査済みであることや、GMP認定マークがあることに注目しましょう。
葉酸サプリを含む健康食品の中でGMP認定されているものは、一定の品質が保たれているもののため、安心して利用できる商品です。
健康食品は、製造過程で多くの成分を混入するため、安全性や1粒に対して的確に配合されているのかを確認しなければなりません。
しっかりと検査されているものでなければ、効果的に葉酸を摂取できない可能性もあるため、GMP認定マークがあるものや残留放射能検査済みのものを選びましょう。
産婦人科医の監修・推奨の有無
葉酸サプリの中には、産婦人科医が監修しているものや推奨しているものがあるため、購入前に確認しましょう。
監修や推奨されていないものが悪いわけではありませんが、医師による監修や推奨されているものの方が安心して利用できます。
葉酸サプリは、多くのメーカーがあるため、迷ったときは産婦人科医が携わっているものを選ぶこともおすすめです。
効果が高いと評判の葉酸サプリ12選
これまでの葉酸の知識や摂取量、選び方を踏まえて葉酸サプリを選びましょう。
ここでは、効果が高いと評判の葉酸サプリを12選紹介します。
それぞれ葉酸の配合量や葉酸以外の栄養素、安全性について詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
紹介する葉酸サプリは、とくに記載がない限り30日用を記載しています。
ミタス 葉酸サプリ
ミタスは、不妊症専門の産婦人科医が監修しているため、妊活中の方におすすめの葉酸サプリです。
妊活中に大切な体を温めることに注目し、高麗人参や生姜などの和漢素材を配合していることや葉酸の配合量が1日分400㎍であることからも、妊活中や妊娠初期の方に向けた商品であることがわかります。
同商品として妊娠中の方に向けたママルや、産後及び授乳期の方に向けたママコを展開しているため、継続して利用可能です。
史上初の時期別葉酸サプリとして多くのメディアに取り上げられた実績もあるほか、GMP認定マークや放射能検査済みであることから安心、安全の葉酸サプリといえます。
価格は、通常8,618円(税込)と高額ですが、定期便なら初回4,298円(税込)で2回目以降は5,378円(税込)でお得に購入可能です。
ベルタ葉酸サプリ
ベルタ葉酸サプリは、産婦人科医が推奨するこれまでに480万個以上を売り上げた安心して利用できる葉酸サプリです。
妊活中の夫婦や妊婦の方に向けたお得なセットを用意しており、1袋当たり通常5,980円(税込)ですが、公式サイトにて1袋3,480円(税込)となるお得な定期便コースや、初回限定1,980円(税込)となるコースを用意しています。
国内GMP認定製造工場で製造及び検査している点や、放射能濃度検査、残留農薬試験を実施している葉酸サプリのため、安全性の高い葉酸サプリです。
1粒当たり120㎍の葉酸が配合されており、葉酸以外の成分はビタミンDや鉄分、亜鉛やカルシウムなど多くの成分が配合されています。
女性にとって嬉しい美容成分も配合されていたり、賦形剤ではなくカルシウムでコーティングしていたりと、葉酸の効果以外の部分にも配慮されているため、おすすめです。
着色料や保存料などをはじめとした無添加な点も評価が高い理由を担っています。
ママニック 葉酸サプリ
ママニックは、1日400㎍が摂取できることから妊活中におすすめの葉酸サプリです。
葉酸以外の成分が40種類以上配合されている点が特徴として挙げられます。
多くの栄養素に加えて、8種類の美容成分が含まれていることから、妊活中でも美しさを維持できるように配慮されている効果的な葉酸サプリです。
GMP認定工場で製造していることや安心安全マークの取得、すべての最終加工国を開示していることから安全かつ安心して利用できます。
価格は通常5,400円(税込)ですが、公式サイトでは初回1,620円(税込)で購入でき、2回目以降は3,780円(税込)で購入できる定期便コースがおすすめです。
マカナ
マカナは、多くの栄養素を補給できる国産マカを配合している4つの役割を持つサプリメントです。
マカ配合による妊活サプリ、1日に摂取できる葉酸が400㎍である葉酸サプリ、ビタミン類が豊富なことからマルチビタミンサプリ、鉄や亜鉛、マグネシウムを配合していることからマルチミネラルサプリと、4つの役割を持つオールインワンサプリといえます。
ananや赤ちゃんが欲しいなどさまざまなメディアや雑誌で紹介されており、産婦人科医が推奨する葉酸サプリでもあるため、おすすめです。
価格は通常6,580円(税込)ですが、定期便コースなら初回3,980円(税込)で2回目以降は5,980円(税込)とお得になります。
葉酸サプリ プレミン
プレミンは妊活中用や妊娠中用、授乳中用など用途別に種類がある葉酸サプリです。
産婦人科医以外にも血液内科や小児科などの各専門医が推奨していることや、サプリメントでは通常おこなわないアレルギー検査をはじめとした残留放射能、臨床試験を実施していることから安心して利用できます。
目的別に葉酸の量が異なりますが、それぞれ推奨されている量に合わせて配合されているほか、ビタミン類や亜鉛、マグネシウムや鉄分などが豊富に含まれているため、栄養補給に効果的です。
定期便コースだと3,980円(税込)で購入できるため、リーズナブルかつ安全性の高い葉酸サプリといえます。
ミテテ 葉酸サプリ
ミテテは、女性100人の声から生まれた葉酸サプリで、発売後も配合成分量を調整したこともある利用者に配慮した商品です。
調整内容は、鉄分を10gから15gに増量した点とカルシウムを200mg配合した点となり、厚生労働省の新たな発表にあわせて調整しています。
配合されている葉酸は1日分400㎍となり、葉酸以外の成分として8種のビタミンと4種のミネラルを配合していることから、妊娠初期から妊娠後期に効果的な葉酸サプリです。
つわりのときでも飲みやすいように1粒を8mmに留めている点や原材料単位でコーティングしていることから、飲みやすさにフォーカスしているといえます。
価格は、これまで紹介した中で最安の30日分が3袋で4,860円(税込)と非常にお得に購入可能です。
定期便コースはさらにお得に購入できるため、価格や飲みやすさを重視する方におすすめの葉酸サプリといえます。
葉酸サプリ メルミー
メルミーは、産婦人科医と管理栄養士が監修して作られた葉酸以外の栄養素に配慮した葉酸サプリです。
1日分400㎍の葉酸に加え、ビタミン類やマグネシウム、鉄分など胎児や赤ちゃんに必要な栄養素を14種類配合しています。
妊娠初期から授乳期までの長期間摂取し続けられるように、価格は通常6,580円(税込)ですが、定期便コースなら初回2,980円(税込)で、2回目以降は3,980円(税込)とお得に購入可能です。
ほかの葉酸サプリと異なり、メルミーは厚生労働省の定める基準をクリアした栄養機能食品のため、安心して利用できます。
メルミーユーザーを対象とした、管理栄養士による食事と栄養指導サービスも無料で実施しているため、不安の多い妊娠中の方におすすめです。
ノコア 葉酸サプリ
ノコアは、必須脂肪酸であるDHAやEPAが配合されているソフトカプセルタイプの葉酸サプリです。
DHAやEPAはオメガ3と呼ばれ、オメガ3オイルを配合する場合は、粉状やタブレット状にはできないため、ソフトカプセルにして製造されています。
1日480㎍を摂取できる設計ですが、妊娠初期も対象としているため、1日6粒を5粒に変えれば妊娠初期の推奨量である400㎍を摂取できることから、多くの方に効果的です。
産婦人科医が監修していることやGMP認定製造工場で製造していることから、安心して利用できる葉酸サプリといえます。
価格は、14日分が2袋で通常6,980円(税込)ですが、定期便コースなら初回3,980円(税込)で2回目以降は4,980円(税込)と、お得に購入可能です。
D3プラス 葉酸グミ
D3プラス葉酸グミは、葉酸の摂取よりもビタミンDを摂取したい方におすすめのグミです。
1日2粒を目安に推奨されており、摂取できる葉酸は100㎍となります。しかし、ビタミンDが豊富に含まれています。
厚生労働省の2020年に公表された日本人の食事摂取基準では1日のビタミンD摂取の目安量は、8.5㎍とされていますが、D3プラス葉酸グミでは10㎍が摂取可能です。
ビタミンDは、免疫や脳、骨や筋肉など多くの部分に効果があり、ビタミンDが欠乏すると感染症のリスクが高まります。
とくに妊婦の方は、早産や喘息、妊娠合併症などのリスクが高まるため、ビタミンDを積極的に摂取しましょう。
価格は、1日2粒を目安に20日分が3袋セットで通常3,175円(税込)となることから、1袋当たり約980円です。
定期便コースは、2か月ごとに3袋届き、2,851円(税込)となるため、1袋当たり約880円とお得に購入できます。
ママル 葉酸サプリ
前述したミタスの別種類となるママルは、妊娠中の方に向けた葉酸サプリです。
葉酸の配合量は同じですが、鉄分やカルシウムなどの栄養素がミタスよりも豊富に含まれているため、つわりでなかなか栄養素が補給できない妊婦の方に向いています。
監修している医師が別の産婦人科医である点も特徴的で、目的別にあわせて監修している医師が異なることから、専門医による効果的な葉酸サプリです。
価格は、ミタスと同様に初回4,298円(税込)で2回目以降は5,378円(税込)となります。
ママルを含むミタスシリーズは、目的別にそれぞれ専門医が監修しているからこそ、安心して利用できる葉酸サプリです。
ママルラ 葉酸&鉄プラス
ママルラは、化粧品や健康食品では大手企業といえるファンケル株式会社が発売している葉酸サプリです。
ファンケルの商品であることから、安全性はもちろん安心して摂取できるといえます。
ママルラは、葉酸を1日480㎍摂取できるように設計されていますが、妊娠前や妊娠初期の方にも推奨していることから、該当する方は飲む量を自身で調節してください。
葉酸以外の成分は、鉄分をはじめとしたビタミン類やカルシウム、亜鉛などが含まれており、ほかの葉酸サプリと同様ですが、ヒト由来の乳酸菌と植物由来の乳酸菌も配合しており、健康をサポートします。
価格が非常に安く、1袋1,500円(税込)です。さらに、定期便コースでは1袋1,350円(税込)となるため、価格を第一に検討している方におすすめです。
アロベビー 葉酸サプリ
アロベビーは、妊活中から授乳中の方まで幅広く利用できる葉酸サプリです。
1日分で葉酸を400㎍摂取できるように設計されているほか、妊婦の方に推奨されるビタミンB6が10mgと、豊富に含まれています。
GMP認定製造工場で製造されていることや、保存料や着色料、香料や苦味料などを含む9つの無添加であることから安心して摂取できます。
さらに、放射線や水銀、農薬フリーにこだわった製造環境で製造されている点からも、安全性の高い葉酸サプリです。
アロベビーは、2019年のモンドコレクションでは金賞を受賞したことや、Amazon2016年上半期のコスメ、化粧品、ボディケア部門にて大賞に選ばれたことなど、多くの実績を収めています。
価格は、通常5,378円(税込)ですが、定期便コースなら初回1,058円(税込)とお得になり、2~12回目は30%割引、13回目以降継続すると40%割引で購入可能です。
多くの方に認められたアロベビーで葉酸を摂取して、効果を実感してみてください。
葉酸サプリに関するよくある質問
最後に葉酸サプリに関するよくある質問に回答します。
葉酸サプリの効果的な飲み方や飲みすぎた際の対処法、飲み忘れた際の対処法などについて解説を含めて回答しているため、ぜひ参考にしてみてください。
葉酸が不足するとどうなる?
葉酸が不足すると、巨赤芽球性貧血を引き起こす可能性や動脈硬化の引き金にもなる血清ホモシステイン値が高くなります。
血清ホモシステイン値は、心筋梗塞や認知症の発症にも関連すると考えられているため、食事や葉酸サプリで摂り入れましょう。
妊娠中はいつからいつまで飲む?
妊娠中は初期から出産まで飲むことが推奨されています。妊娠初期は1日400㎍を目安とし、中期から後期は1日480㎍を目安に葉酸を摂取しましょう。
胎児の神経管閉鎖障害の予防として飲む場合は、受胎してから28日間が大切な時期となるため、妊娠計画中から葉酸を摂取するようにしてください。
葉酸サプリを買うなら薬局と通販のどっちがいい?
葉酸サプリは、通販で購入する方がおすすめです。通販には定期便コースがあるため、お得に継続購入ができます。
お試し用に各社単品販売もありますが、葉酸サプリを試しても効果を実感する場合は少ないため、継続して葉酸サプリを飲む方がおすすめです。
朝と夜のどちらに飲んだ方が効果的?
朝と夜のどちらが効果的となるのかは、とくに定められていません。しかし、葉酸サプリは複数回に分けて飲む必要があります。
葉酸は水溶性ビタミンであることや熱に弱いことから、一度に目安量を摂取してもすべて体内に効率よく吸収されません。
複数回に分けて推奨されている量を飲むことに加えて、食後に飲むことが胃への負担を減らせるため、おすすめです。
飲み忘れたらどうすべき?
飲み忘れても、とくに気にする必要はありません。反対に飲み忘れたからと目安を超えて飲むことは絶対にしないでください。
葉酸は1日の摂取量に上限があることは解説しましたが、ほかの成分も過剰摂取による健康障害を引き起こす可能性があります。
とくに妊娠中の方は胎児への影響が懸念されるため、目安とされる量は必ず守って飲んでください。
飲み忘れた日があっても、体調や胎児への悪影響はないため、慌てずに翌日から再び飲むようにしましょう。
間違えて飲みすぎたときの対処法は?
葉酸サプリを飲みすぎた際は、1日の過剰摂取となる上限量に達していないかどうか調べましょう。
厚生労働省が定めた過剰摂取となる上限量は、30~64歳の方で1日1,000㎍、その他の年齢区分は1日900㎍としています。
超えている場合は、医師による判断が最適となるため相談しましょう。超えていない場合は、基本的に問題ありません。
しかし、不安な方は医師に相談してください。
まとめ
今回は、葉酸サプリの効果や選び方などについて解説しました。
葉酸は、妊婦の方や妊活中の方に推奨される栄養素ですが、高齢者や男性にも必要な栄養素です。
葉酸サプリを効果的にするためにはほかの栄養素も必要であることや、胎児を健康的に育てるには多くの栄養素を摂り入れなければなりません。
つわりが大変な時期もあるため、妊婦の方は十分な栄養を補給できていない可能性があるため、葉酸サプリで栄養補給してみましょう。
健康をサポートする葉酸サプリを生活に取り入れて、快適な生活を送るとともに妊婦の方や妊活中の方は、元気な赤ちゃんを産んで幸せな家庭を築いてください。