妊娠初期症状とは?いつから?ない場合もある?などの疑問を解説!

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妊娠初期症状とは?いつから?ない場合もある?などの疑問を解説!

子供を望んでいると、「今月は妊娠したかな?」と気になるもの。妊娠検査薬などを使うのも有効ですが、妊娠検査薬を使えるようになるのは生理予定日後のことがほとんどなので、待ちきれない!という方も多いでしょう。そこで、妊娠初期症状があるか否かで妊娠したかを予想してみてはいかがでしょうか?

そこで本記事では、妊娠初期症状とはどんなものなのかを解説。いつから症状が現れるのか、妊娠初期症状がない場合もあるのか、などの疑問にもお応えします。妊娠しているかもしれない、という方は是非参考にしてみてください。

妊娠初期症状はいつからいつまで?

妊娠初期症状とは、妊娠1〜4ヶ月 の間に起こる症状のこと。妊娠して変化したホルモンバランスが原因であることがほとんどで、「つわり」もこの1種に挙げられます。主に量が変化したり、新しく分泌されるようになるホルモンは、以下の3つ。

●hCG(ヒト絨毛ゴナドトロピン)
●卵胞ホルモン(エストロゲン)
●黄体ホルモン(プロゲステロン)

それぞれ、赤ちゃんを胎内で育てるのに最適な環境にするために、体に大きな変化をもたらします。妊娠初期症状については、次の項で詳しく解説するので、そちらをチェックしてみてください。

早い人は妊娠3週目 あたりから症状が出始め、5週目 からつわりに移行することも。多くの人が妊娠に気付く4〜5週目 に起こる症状だと考えておくと良いでしょう。

妊娠初期症状チェックリスト


一般的に、妊娠初期症状といわれているのは、以下の10つ。ただし、これらは全て一般的な症状で、個人差があります。「この症状があったから妊娠している」「この症状がないから妊娠していない」というわけではないことを、念頭に置いておきましょう。

●微熱
 妊娠すると高温期が続くため、通常よりも体温が高くなります。毎日基礎体温を測っている人の場合、高温期が続くことで妊娠に気付くケースが多いようです。

●おりものの量や色の変化
 おりものが増えたり、黄色くなったりすることがあります。

●お腹や腰の痛み
 生理痛のようなお腹の痛み、腰の痛みがある人もいます。腰やお腹が重くなるような感覚、といえば分かりやすいでしょう。

●少量の出血
 着床した際に、出血がある場合があります。生理ほどの出血ではなく、極少量なので基本的には流産の危険性を心配する必要はありません。

ただし、微量の出血であっても流産していたり、流産しかかっている可能性もあります。妊娠初期の流産は赤ちゃんの染色体異常が原因なので防ぎようがないのですが、妊娠10週以降になればNIPT(新型出生前診断)を受けることができます。染色体異常を事前に把握することで心の準備ができることもあるので、検討してみても良いでしょう。

●下痢や便秘
 妊娠によってホルモンバランスが変化し、下痢や便秘になる人もいます。腸内環境の悪化によってガスがたまり、おならが良く出るようになる人も。

●眠気
 こちらもホルモンバランスの変化が原因。寝ても寝ても寝たりなかったり、意識が飛ぶような眠さを感じたりすることがあります。

●好みの食べ物の変化
 ホルモンバランスの変化によって特定の臭いがダメになるなど、好みの食べ物が大きく変わることがあります。今まで好きだったものが食べられなくなったり、嫌いなものが食べられるようになるなど、様々なパターンがあるので、覚悟しておくと良いでしょう。

●胸焼け・吐き気
 胃腸の働きが低下すると、食欲の減退や胸焼け、吐き気が出ることがあります。ホルモンバランスの変化によって、逆に食欲が増す人もいます。

●お腹・乳房の張り
 女性ホルモンの分泌が活発になるので、妊娠すると乳房が張ります。妊娠後期には妊娠前と比べて1〜3カップ上がるといわれているため、妊娠初期でもその変化が感じ取れることも。乳首が黒くなったり、乳房に血管が浮き出るなどの症状が出ることもあります。

●臭いで気持ち悪くなる
 一般的に「つわり」と呼ばれているもので、これによって妊娠に気が付くことも。早い人は妊娠4週目から症状が出始めます。

●情緒不安定
 ホルモンバランスが変わると、情緒が不安定になりがちです。イライラしがちになったり、わけもなく涙が出るなどの、いつもと違うことがあれば妊娠初期症状を疑ってみましょう。

妊娠初期症状かも…と思ったら

上の項でご紹介した妊娠初期症状がいくつか当てはまり、妊娠したかもしれない、と思ったら、まず何をすれば良いのでしょうか?いくつかの段階に分けてご紹介します。

妊娠検査薬を使う

妊娠の可能性があると感じたら、まずは妊娠検査薬を使ってみましょう。薬局やドラッグストアで手軽に購入できますし、正しい使い方をすれば自宅での検査でも99% の正確性を誇ります。

そんな妊娠検査薬の使い方は、以下の通り。製品によっては多少異なる部分もあるので、必ず取扱説明書を読んでから使用してください。

1.妊娠検査薬の採尿部に尿をかける
2.水平な場所に置いて待つ
3.判定終了ラインが出たら、判定窓を確認する

一般的に、判定窓にラインが浮き出たら陽性、何も出なければ陰性です。

ただし、検査薬を使用するのが早すぎたり、尿の濃度が薄い場合、妊娠していても陰性反応が出る可能性があります。逆に、化学流産などをしている場合は既に妊娠していないのに陽性反応が出てしまう可能性も。

基本的には妊娠検査薬の推奨している「生理予定日から1週間後」に使用し、結果が疑わしければさらに1週間後に再度試してみましょう。

産婦人科に行く

妊娠検査薬で陽性が出た場合や、妊娠検査薬を使っていなくても、妊娠している可能性が高いと思った場合は、産婦人科に行って正確な診断をしてもらいましょう。診断をしてもらうことで、本当に妊娠しているかの確認ができますし、出産予定日などを知ることができます。

妊娠初期症状や妊娠検査薬は、100%の正確性をもつものではありません。また、子宮外妊娠などの異常妊娠であっても妊娠初期症状は出ますし、妊娠検査薬で陽性反応は出ます。異常妊娠の場合は早めの診断・処置が重要になるので、必ず「妊娠しているかも…」と思った時点で産婦人科に行くようにしてください。

生活習慣を変える

妊娠初期症状があって、もし赤ちゃんがお腹の中にいるかもしれないというときには、たばこやアルコールを摂取しないようにしましょう。妊娠が確定したわけではありませんが、万が一妊娠していた場合、赤ちゃんに悪影響になってしまいます。

後悔のない出産をするためにも、お酒やたばこ、薬の服用はストップしておきましょう。

産婦人科に通う際の準備

まずは、診察時間や予約の有無についても事前に確認しておきましょう。平日に休診をしていたり、休日の午後に休診をしていたりするケースなど、医療機関によって診療時間は異なります。

完全予約制の産婦人科もあれば、当日受付順のところもありますので、どちらの方法であるかも確認しておきましょう。産婦人科の場所や交通手段も確認しておくと、道に迷って慌てずにすみます。

産婦人科へ行く際に持っていく物として、「健康保険証」「診察費用」は必須です。あると望ましい物として「印鑑」「基礎体温表」「ナプキン」が挙げられます。

また、健康状態をメモに取っておきましょう。具体的には、
●生理の状況や体調面について
●過去にかかったことのある病気や時期
●妊娠の徴候が見られる前の最終月経の開始日
●その他質問など
これらをまとめておくと、診察がスムーズに進みます。

初診は1万円程度あれば安心でしょう。また、妊娠は保険適用外です。保険証を持っていく理由としては、妊娠で健康異常が見つかった場合に、保険が適用されるケースがあるためです。

内診では、下着を取って靴を脱ぐため、着脱しやすい服や靴で受診するのがよいでしょう。タイツは時間がかかってしまいますし、上半身と下半身が繋がっている服は全て脱がなければなりません。ゆったりとしたスカートがおすすめです。

妊娠初期症状がない場合もある?


ここまで妊娠初期症状について色々ご説明してきましたが、これらは全て個人差のあるものです。唯一「微熱」だけは必ず全員に起こることなのですが、仕事や家事、育児で日々忙しく動いていると微熱に気が付かなかった、ということも多くあります。

また、妊娠すると皆なるイメージのある「つわり」も、全くない人もいるのが事実。「妊娠初期症状がある=赤ちゃんが無事に育っていて妊娠が継続できている」「妊娠初期症状がない=赤ちゃんが成長していない」というわけではないので注意してください。

まとめ

妊娠初期症状とは、妊娠1〜4ヶ月に起こる症状のこと。ただし、妊娠1ヶ月目は受精や着床がまだの期間が多いため、妊娠2ヶ月から起こると考えておくと良いでしょう。本記事でご紹介した妊娠初期症状チェックリストを活用して、自分が妊娠しているかを予想してみてはいかがでしょうか?

ただし妊娠初期症状は、全くない人もいれば、妊娠後期までつわりで苦しむ人もいるなど、人によって大きく差が出ます。今回ご紹介した内容はあくまで「参考」に留め、妊娠しているか正確な結果を知りたいと思う方は産婦人科に行ってください。

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