お腹が出ていなくても妊娠中の電車通勤は大変!注意点や対策方を解説

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お腹が出ていなくても妊娠中の電車通勤は大変!注意点や対策方を解説

今は女性も社会で活躍するのが当たり前の時代です。
しかし、女性には妊娠という幸せな出来事の反面、普段の行動がより一層大変になります。
妊娠しても働き続ける女性のなかには、すぐに産休に入る人もいますが、お腹が大きくなるまで働き続ける人もいます。
本記事では、妊娠中に公共交通機関を使って通勤する方の注意点や、少しでも電車通勤が快適になる方法を解説します。

妊婦さんは電車通勤しても大丈夫?

妊娠中の通勤は、無理さえしなければ問題ありません。
体調が良ければ生活リズムも狂わずに、規則正しい生活が送れます。
誰しも仕事だと少々無理してしまいがちです。
しかし、妊婦さんは普段以上に体力的な負担がかかるので、決して無理をしないようにしましょう。
以下では、妊娠中の電車通勤時の注意点と対処法を解説します。

満員電車は極力避ける

まず、1番の注意点として満員電車の通勤時には気を付けましょう。
通勤で都心へ向かう電車はどうしても混みがちです。
通勤ラッシュに巻き込まれると、扉が開いた瞬間や急ブレーキときなど、転倒して潰されてしまう可能性もあります。
普段、特急や快速などの電車に乗っている方は、時間がかかっても各駅停車に乗り、少しでも満員電車を避けることおすすめします。
朝早めに家を出るのは大変ですが、座れる可能性の高い電車に乗ることで移動中も睡眠時間として当てることが可能になります。

電車に飛び乗らないようにしましょう

電車の発車直前は焦りがちですが、注意しないと転倒や扉に挟まれる危険性もあります。
妊娠中は普段の動作も大変になるため、いつもより大幅に余裕を持って出社することをおすすめします。

エアコンの効きが強い場合

妊婦さんにとって体を冷やしすぎてしまうのは、よくりません。
しかし、脱水症状の予防にも注意しなければいけないので、エアコンの使用自体は悪いものではありません。
あまりにも体が冷えると、肩こり、腰痛、頭痛、便秘、下痢などの症状が出る可能性もあるので、夏でも薄着はせずに薄い上着などを持ち歩き、体温調整ができるようにしておきましょう。

車内の匂いでつわりが悪化する

妊婦さんにとって、つわりはとてもつらく大変なものです。
電車内はさまざまな匂いがする場所です。
たばこの匂いや香水の匂いなど、一般的に良い匂いとされている香りでもつわりが悪化してしまう可能性もあります。
妊婦さんは電車に乗る際の匂い対策として、マスクは必須といえます。
また、マスクは匂いだけではなく風邪、インフルエンザなどの最近予防にもなるので用意しておきましょう。

空腹で体調を崩す

人によって、つわりの種類は変わります。
食べづわりの方は、気持ち悪くなる前に何かを食べると症状が軽くなる場合があります。
そのような方は、飴玉や一口で食べられるサイズのおにぎりがあるとよいでしょう。

妊娠中も快適に電車通勤するためには


働く妊婦さんにとって通勤電車は、乗るだけで一苦労です。
つわりや、妊娠中期以降は特に体が重くなっていくので、家から出ることすら大変になります。
そんな妊婦さんに少しでも電車通勤が楽になるような方法を解説します。

周囲に妊婦であることを知ってもらう

妊娠初期の場合、体型の変化があまりないので周りにわかってもらいつらいです。
しかし、この時期はつわりで気分が悪くなりやすい時期なので、電車通勤ではかなり苦労するでしょう。

そのときに有効的なのは、マタニティマークです。
マタニティマークを手持ちのかばんなどに付けておくことで、周囲の方も一目瞭然で妊婦さんだと理解してくれます。

入手方法は、交通機関の窓口や自治体の窓口で無料で貰えます。
基本的に申し出れば貰えますが、悪用を防ぐために母子手帳が必要なところもあります。

また、妊婦さんということを周囲に知ってもらうためには、服装も大事です。
通常どおりの格好だと、なかなか妊婦さんだとわかって貰える可能性は低いので、お腹周りに余裕のある服装がおすすめです。
また、フラットシューズは転倒防止にもなるのでおすすめです。

女性専用車両やグリーン車を利用する

比較的、女性専用車両は空いている傾向にあるので、積極的に利用しましょう。
また、グリーン車や有料特急がある場合、費用はかかりますが妊娠期間中だけでも利用すると良いでしょう。
なにかと医療費にお金がかかる妊婦さんですが、リスクの高い満員電車に乗るよりも遥かに快適度は高くなります。
その場合、勤務先に相談することで補助などがでる可能性もあるので、相談してみると良いでしょう。

妊娠中の電車通勤時に持っておくべきもの

妊娠中は体にさまざまな症状がおきる可能性が高いので、持ち物も多くなります。
突然の破水に備えてのタオルや、母子手帳、診察券、緊急時のタクシー代など、以下で詳しくまとめています。

電車通勤時の持ち物リスト
●母子健康手帳、健康保険証、診察券
●マスク、ハンカチ(車内の匂いつわり対策)
●マタニティマーク
●ポリ袋(万が一、嘔吐など催した場合)
●飴玉、タブレット、おにぎり
●ウエットティッシュ
●タオル
●タクシー代(緊急時用として)
●カーディガン(夏場など電車内や室内が寒いときに羽織れるもの)
●カイロ(冬場などの冷え対策)
●着替え用の下着、ナプキン

妊娠中のストレスには注意が必要


妊婦さんにとってストレスは大敵ですが、不安、不調はつきものです。
普段でも電車通勤はストレスになるうえに、妊娠中は通勤に対して不安になるでしょう。
妊婦さんは体調の変化がしやすく、通勤のストレスはつわりの悪化にも影響します。
また、ストレスは流産、早産にもつながる可能性があるので、妊娠中はできる限り空いている時間帯の電車を利用しましょう。

通勤緩和でストレス軽減

通勤緩和とは、妊娠などの理由で医師から通勤緩和の指導を受けた場合、事業主はその女性
に対して、時間差出勤を命じなければいけない措置のことです。
これは法律によって定められている軽減措置のひとつで、労働者が申請しなければ受けられません。
妊娠生活の些細なストレスや不快が、体調不良につながります。
元気な赤ちゃんを産むためにも、このような工夫で解決できるものは解決していきましょう。

電車以外の通勤方法

電車がストレスとなる場合、自転車通勤でも問題ありません。
会社が自転車通勤を禁止している場合もありますが、もし相談して自転車でも良い場合は検討してみてはいかがでしょうか。
妊娠中の軽い運動は推奨されており、自転車に乗ること自体も特に問題はありません。
自転車の場合、長距離を歩くよりも体への負担は少なくなるのです。

しかし、自転車は必ずしも安全だとは言い切れません。
転倒や、衝突事故などの危険性があるため安全運転が必須です。
その他の注意点をまとめたので参考にしてください。

●体に振動を与えないように平坦な道を選ぶ
●ゆっくり安全運転をする
●走る道が空いている時間帯にする
●転倒防止のため普段よりサドルを下げて、緊急時のために足で支えられるようにする

車は運転しても大丈夫?

自転車よりも車のほうが安全に思えますが、妊娠中は急な眠気、体調の変化などしやすく、判断力も鈍くなります。
そのため、運転中には普段よりも注意や休憩が必要で、体調次第では乗らないことも大切です。
もし、自転車や車を運転する場合は、普段よりも判断力などが低下していることを理解したうえで、安全運転で乗りましょう。

まとめ

妊娠中にも働く女性にとって、通勤手段である満員電車を利用することは、とても大変で苦労が多いです。
少しでも快適に電車通勤するためには、駅などで配布しているマタニティーマークをつけることをおすすめします。
お腹がまだ大きくない時期でも、周囲の方に妊婦さんだと理解してもらえると、席を譲ってくれる可能性も高くなります。
妊婦さんにとって、満員電車での通勤は妊娠前以上に大変です。
医師からの指導があった場合は、通勤緩和の措置を取っても良いか職場へ相談してみるとよいでしょう。

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