温活で妊娠しやすい体を作るための習慣や5つのテクニックを紹介

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温活で妊娠しやすい体を作るための習慣や5つのテクニックを紹介

妊娠するための体作りや、妊娠中のお腹の中にいる赤ちゃんを健康に保つために、体を温める温活が大切です。
女性は体が冷えてしまうと、子宮などに影響をおよぼし、妊娠しづらくなってしまう場合もあるでしょう。
そのため、温活を積極的に取り組むのがおすすめです。
本記事では、妊娠しやすくなるといわれる温活とはなにか、温活に悪影響のある習慣、カンタンにできる温活テクニックを紹介します。

妊娠しやすくなるといわれる温活とは?

妊娠中に限らず、女性は筋肉量などが少ないため体が冷えやすくなっています。
体の冷えは、血流が悪いことが原因で起こってしまい、卵子、卵巣、子宮などの機能に影響をおよぼし、妊娠してしまう可能性があります。
そこで、妊娠しやすい体や妊娠中のお腹にいる赤ちゃんのために、体を温めることを意識する行為が「温活」と呼ばれているのです。

冷えは妊活、妊娠中、産後に影響がある

体の冷えは妊活、妊娠中、産後の女性にさまざまな悪影響を引き起こします。
例えば、冷えが進行してしまうと血液が固まりやすくなってしまい、不要になった子宮内膜が子宮の中から排出できなくなってしまいます。
そうして、子宮内膜などの病気になってしまい、不妊にもつながってしまうのです。

また、冷えによって卵巣の機能が低下してしまい、ホルモンのバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れると、生理不順などのトラブルになることもあり、妊娠しにくい体になってしまうでしょう。
さらに、妊娠中の母体が冷えていると、お腹の中の赤ちゃんは暖かい場所へと移動するために動くので、逆子になってしまうリスクも高まります。

このように、冷えは妊活、妊娠中、産後の母体には大きな影響があるため、日頃から体を冷やさないようにするのが大切です。

温活に悪影響がある体を冷やす習慣


温活は、妊娠しやすい体作りや、妊娠中の母体を安定させるために大切な行動です。
しかし、そもそも日常から体を冷やす習慣があると、温活の効果もあまり出てこないでしょう。
以下では、温活に悪影響がある体を冷やす習慣について紹介します。
自分の生活習慣を見直し、体を冷やす習慣がないかどうかチェックしてください。

運動不足による冷え

体の冷えは運動不足が原因になることがあります。
現代では、デスクワークで仕事をする場面が増え、座ったままの作業が多いため、運動不足になりがちです。
そのため、下半身の血流が悪くなり、冷えにつながってしまいます。
また妊娠中の女性は、「つわりがひどい」、「体を動かすのが大変」などの理由から、運動不足になる方も多くいるでしょう。
体の冷えを低減させるためには、運動不足を解消して血流を良くするのが大切です。
ストレッチやウォーキングだけでも効果があるので、適度な運動を心がけましょう。

食生活が乱れている

食生活の乱れも体が冷えてしまい、温活に悪影響をおよぼします。
普段からファストフードやお菓子ばかりを食べていると、栄養バランスが崩れてしまい、体の中のエネルギーが足りなくなり、体が冷えてしまいます。
また、冷たい飲み物も体の冷えの原因となるので、夏場でも冷たいものばかり飲まないように注意が必要です。

湯船につからない

普段忙しいからといって、湯船につからないでシャワーだけで済ましているのも冷えの原因となってしまいます。シャワーだけだと体の表面は温まりますが、体の芯まで温めることができません。
そのため、体を芯まで温めるには湯船につかるのが非常に大切です。
湯船にしっかりとつかることで、体の芯まで温まり、冷えの軽減につながります。
普段から湯船に浸かる習慣がなければ、湯船につかるのも温活の第一歩です。

ストレスを溜めている

普段からストレスの発散が苦手で、ストレスを溜め込んでいると冷えの原因になります。
ストレスが溜まってしまうと、自律神経が乱れてしまったり、貧血や低血圧を引き起こしてしまうのです。
そのため、ストレスを溜めやすい方は趣味や運動でストレスを発散するのが大切です。

喫煙の習慣がある

普段から喫煙の習慣があると体を冷やす原因となります。
タバコに含まれるニコチンは交感神経系に作用し、血流を悪くさせてしまい、結果的に冷えにつながります。
また、たばこは妊娠中の赤ちゃんに影響を与えるため、妊活を考えている方や妊娠中の方は、喫煙の習慣を控えるようにしましょう。

カンタンにできる温活テクニック


日頃から体を冷やす習慣を把握したら、妊娠しやすい体作りのための温活テクニックを覚えましょう。個人差はありますが、冷えに悩んでいる妊娠中の方はぜひ試してみてください。
以下で、カンタンにできる温活テクニックを紹介します。

食べ物は温めてから食べる

サラダなどの生野菜やフルーツは体を冷やす原因となるため、食べ物は温めてから食べるように心がけましょう。
夏場の暑い時期でも冷たいままの食品を食べずに、煮る、焼く、蒸すなどの加熱調理を行なってから食べるのがおすすめです。

体を温めやすい食べ物を食べる

食べ物のなかには、体を温めやすい食べ物や体を冷やす食べ物があります。
そのため、温活を進めていくためには、体を温めやすい食べ物を積極的に摂取するようにしましょう。

体を温めやすい代表的な食べ物は以下のとおりです。

●豚肉
●たまねぎ
●ニンジン
●にんにく
●かぼちゃ
●れんこん
●玄米
●納豆
●チーズ

また、体を冷やしやすい食べ物は以下のとおりです。

●きゅうり
●なす
●レタス
●セロリ
●もやし
●トマト
●チョコレート
●わかめ

体を冷やしやすい食べ物は夏野菜が多いのが特徴的です。
そのため、夏野菜は蒸したりして加熱してから温野菜として食べるとよいでしょう。

料理にスパイスを加える

日頃、口にする食べ物に一手間スパイスを加えるだけでも温活に役立ちます。
これには、スパイスに含まれる辛味成分が血行を促進する役割があり、体を温めてくれるのです。
例えば、唐辛子に含まれる辛味成分のカプサイシンは、血行を促進し、体温を上昇させ、発汗作用もあります。
体を温めるスパイスは唐辛子以外にも数多くあるので、食べ物にあわせたスパイスを加えることで、楽しみながら温活を進めていくことができるでしょう。

素足をやめる

普段、家では素足で過ごしている方も、素足をやめて靴下を履くことでも体を温めることができます。
また、靴下を履くことで、暖かくて寝られやすくなったり、むくみの解消にもつながるので、体の健康を維持するためにも役立つでしょう。
しかし、足に汗をかきやすく、靴下を履くと逆に冷えてしまう方は素材がシルクのものを選んだり、五本指ソックスを選ぶのがおすすめです。

腹巻きをする

腹巻きは、お腹の表面だけでなく、腸も温めてくれるの温活には非常におすすめです。腸が温まると腸内環境が改善され、便秘などのトラブルも解消してくれるでしょう。
夏場、お腹まわりに汗をかくのが嫌という方は、綿、メリヤス、パイル生地など、時期に合わせた生地選びをおすすめします。

まとめ

妊娠しやすい体を作ったり、妊娠中に母子ともに健康に過ごすためには冷えの対策を行なった温活が大切になります。
体が冷えてしまった場合、子宮に影響をおよぼし、生理不順などのトラブルにもつながってしまうでしょう。
また、女性は体が冷えてしまいやすいため、体を冷やしやすい習慣を理解し、温活に取り組むようにしてください。
食事や生活習慣を変えても、冷えの症状が改善しない場合は医療機関やカウンセラーに相談するのもよいでしょう。

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